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匠庵 : A5ランク仙台牛からサプライズまで

匠庵 : 晩餐の始まり の続きですね。 で、自分だけ美味かった話で申し訳ないんだが(笑)

4.造り

   金目鯛と帆立の炙り カルパッチョ仕立て

カルパッチョと言えば本来は生の牛肉なんでしょうが、日本では魚介類の創作料理の1つとして普通にカルパッチョと言う名付けが浸透してますよね。 魚貝でも赤身じゃないとダメだとか言う話もありますが、まぁそんなに拘らなくても、美味しければ定義なんてのはどうでもいいんじゃないかな。 と、自分は思ってますがね。 曖昧さが良いんですよ。 料理は進化するものだから(笑)

さて、皿縁の彩も兼ねて金粉のバジルソースを添えてるのが嬉しいです。 て言うか、こういう食べ方は初めてでした。 ちょこっと付けていただくと美味いです。 もともとバジルソースは大好きで家でもちょくちょく食べてるので、その内細君が何か魚貝のカルパッチョを作ってくれたら、その時はバジルソースで変化球、これ決まりですな(笑)

5.蓋物

   筍饅頭 姫皮 独活白煮 車海老 白魚 そら豆

筍は一條の裏山で掘ったものらしい。 昼間、庭先でお会いした女将がそう申しておりました。

6.焼物

   仙台牛ステーキ

さすがにA5ランクだけあって美味い牛肉です。 柚子風味おろしもありましたが自分も細君も塩をちょこっとだけ付けていただきました。 こりゃたまらん美味しさです。 欲を言えばあと2切れ食べたかった。 そうね、少し間をおいて追加で運ばれて来たりしたらサイコーです(笑) 酒飲みは少しずつ時間かけて食べるものでして、冷めちゃうとせっかくの美味しさが半減しますから、と、勝手なことを書いてます。

それにしても美味かったな。 家じゃ絶対食べれないランクの肉ですものね。

7.鍋物

   地元白石三沢屋で飼育したブランド宮城野ポークの豆乳しゃぶしゃぶ(上画像)
   または
   真鯛のしゃぶしゃぶ(下画像)

細君は豚で自分は鯛です。 なんて書くと怒られそうですが(笑) それぞれがそれぞれを美味しく食べました。

 8.筍ご飯

 9.留め椀 : 渡り蟹の味噌仕立て

10.香物 : 三点盛り

11.水菓子

   クレームダンジュとマスクメロンのジェラード
   アングレーズソースミント


ここまでの所要時間、だいたい100分でした。 そらもう気分良くゆっくり、ゆったりと食事を楽しむことが出来ました。 実は料理を運んでくるスタッフの間合いがいいんですよね。 吾々は食事だけでなく酒も飲みますから、おそらくそのあたりも考慮された配膳ペースだったのではないでしょうか。 どこかで見てるんじゃないかと思うほどに、ちょうど食べ終えた頃にタイミング良く次の料理が出される訳です。 この間合い、大事ね(笑)

生ビールを飲んだあとは吉四六のボトルを2人で飲んでたんですが、いくらのんべぇ夫婦でもさすがに1本は空きません。 なので、残りは部屋で飲みたいものだと思ってたところ、ありがたいことにグラスも氷も水も、ぜんぶ部屋まで運んでくれるそうです。

さて、食欲も十分に満たされ、そろそろひとまず部屋へ退散しようかと思ってたちょうどその時です。 障子越しになにやら人の気配、すると、吾々の食事の世話をしてくれてた女性スタッフが部屋の灯りを消しまして、と同時に男性スタッフ数名と共にお祝いの言葉を頂戴したのには驚きでした。 白い角皿に灯った2本のろうそく、炎の揺らめきの下で浮かび上がるおめでとうの文字、まさにサプライズでした。




最終話へつづく



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いつも駄文にお付合いありがとーございます。
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