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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Don't Look Back

2006年12月10日 | Music

昔(1970年代後半)、トム・ショルツという、MIT出の、天才ミュージッシャンがいた。そのトムを中心にしたグループが、その名もBostonで、いきなり完成度120%のアルバムを出した。
それが、”Boston”(日本アルバム名→”幻想飛行”)と、それに続く”Don't Look Back” (日本アルバム名→”新惑星着陸”)で、そのクリヤーなサウンド、乗りのいいリズム、計算されつくした分厚い音、未来的なジャケットデザインに皆しびれたものだ。
CD化はもちろんされていたのだが、今年、トム自身によってデジタル・リマスターされ、紙ジャケバージョンで出た。リマスターするのに1年半を要したという。
既に、アルバム、CD、(ついでにベストアルバム)を持っているファンにとっては、4回目の投資になるのだが、手を出さずにはいられない。この2枚は、リマスターする価値が間違いなくある。それも、トム自身によるということだからなおさらだ。
彼らが、日本に何回来たのかは、わからないのだが、確か初来日の時のBudokanにも行っていて、パイプオルガンが並んだ豪華なセットにも度肝を抜かれた。当時、KISSと並んで、印象に残っているステージだ。
当時の映像は残っているのだろうか。
トムは、完成度の高さをあまりにも求め過ぎたため、その後たぶんアルバムを一枚しか出していないのではないかと思う。回りの期待も大きすぎて、出来も?だった(少なくとも私には)。
でも、この2枚のアルバムで、歴史に間違いなく名を残した。
コメント
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