かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悠久のエジプトその37 カイロ⑤エジプト考古学博物館②

2024年04月15日 | Europe・Middle East・Africa
今日も素晴らしい天気。



書記座像。
パピルスに何かをしたためている。
第5王朝以降は、官僚システムが発達したという。
髪は、かつらで、中分け。
お札のデザインの題材にもなっている名品。



カーアペル立像。
エジプト最古の等身大の木造で、サッカーラのカーアペルという神官の像。
発見当時、作業員が、自分の村の村長に似ていると叫んだため村長像とも呼ばれる。
第5王朝、紀元前2450年のもの。



写実的な像も多い。



ここでは、一つの墓から発掘された像を、セットで展示している。



小人セネブと妻セネティテス、その子供2人の像。
第5王朝、紀元前2560年。



オシリスのポーズをとるメンチュヘテプ2世王の彩色像。
第11王朝、紀元前2015年。
上エジプト出身の王だが、下エジプトの象徴である赤冠を被ることで、上下エジプトの統一したことを表す。
発見当時は、全身に包帯が巻かれていたという。



足を踏み出しているポーズは、生前に作られたことを表しているという。



石棺の内側にも、細かい彩色が施されている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする