かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悠久のエジプトその27 アスワンハイダム

2024年04月03日 | Europe・Middle East・Africa
天気がまた下り坂。
この時期、こんなに不安定だったっけ?



旅もいよいよ後半。

島にあるホテルから、対岸を臨む。
朝日に映えて美しい。



宿泊したホテル。



ホテルからアスワンまで戻る短い船旅だが、遺跡が散在している。



アスワンに着くと、まだ朝なので、昨日たくさんいた帆掛け船はまだなく、クルーズ船が停泊。
ここから上流へはアスワンダムがあるので、クルーズ船は、行けない。



アスワンハイダムの手前にアスワンローダムがある。
1902年に建設された。
これでも十分大規模だが、その上流に、1970年、アスワンハイダムが建設された。
もう50年以上前で、その後アスワンハイダムより、大規模なダムが作られたのは、中国の三峡ダムというから、いかに巨大プロジェクトだったかが想像できるだろう。



アスワンハイダム。
右に遠く見えるのも、ダム建設時に、移築された神殿。
アスワンハイダムによってできたナセル湖は、琵琶湖の6倍の面積と言っていたが、帰って調べてみたら、8倍ぐらいはありそうだ。



下流方向には、大きな発電所がある。
アスワンハイダム建設は、電力不足と、ナイル川の大規模氾濫災害を一挙に解決する巨大プロジェクトだった。
観光地化されているが、警備が、一番厳重だった。



当時のソ連が、建設し、その記念碑が建っている。



ダムを過ぎると、永遠の砂漠。
ヌビア砂漠とも、スーダン砂漠とも呼ばれるが、広くは、サハラ砂漠の東端にあたる。
地下水を利用した小麦畑も、ちょこちょこ見られたが、ごく一部に過ぎない。



これは、バスの前方窓からの眺めだが、ほとんどがこんな感じ。
今回、アブシンベルで1泊するが、アスワンからの日帰りツアーも多く、その場合、1日で、この砂漠の往復は疲れるだろう。



途中1か所ある休憩所からの眺め。
砂漠に道が1本。



ここの砂は、幸せを呼ぶということで、PETボトルに少しいただいてきた。
薄茶色のさらさらした美しい砂だ。



蜃気楼(逃げ水)が見られた。



SA。



ピラミッドのように見えるが、自然にできた山。
コメント
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