かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悠久のエジプトその34 カイロ②モハメド・アリ・モスク

2024年04月11日 | Europe・Middle East・Africa
今日もいい天気。
気温も上がって来た。



最終日は、カイロ市内を周った。
見どころ満載で、最終日まで充実した旅になった。

まずは、貴金属店へ。
エジプトは金が有名で、贈り物としても、結婚の際の持参金としても、多く使用される。
加工賃は安いのだが、何せ、金価格高騰中につき、手が出なかった。



そして、最初に訪れたのが、モハメド・アリ・モスク。
イスタンブールのブルーモスクを模して造られたという巨大モスクだ。
城壁に囲まれている。
大砲工場や、軍事博物館が城壁内にある。



オスマントルコ支配時代に、エジプトの近代化を図ったのが、モヘメド・アリで、1857年にこのモスクを完成させた。
モハメド・アリは、オスマン帝国の治下、カイロ市民の意向によってエジプト総督の地位をしめ、事実上のエジプトの独立を達成した。
ドームとミナレットが多数あるのが、特徴。
通常のモスクは、ドーム1つと、ミナレット2本だ。



中庭にある時計塔の時計は、フランスから贈られたもので、そのお返しとして、ルクソール神殿のオベリスクが贈られ、今も、コンコルド広場に立っている。
トルコ支配時代で、古代エジプトへの思いは強くなかったろう。
時計も当時貴重だった。



荘厳なモスク内部。



天井を見上げる。



メッカの方向。
右に説教台が見える。



全てが大規模。



入り口の右にあるモハメド・アリ廟。



外に出ると、カイロ市街が一望にできる。
手前が、イスラム地区で、奥に、カイロ中心部が見える。
天気がよいと、ギザのピラミッドまで見えるそうだが、霞んでいて見えなかった。



こちらが、王の住まいだったそうだが、修理中だった。



バスで移動中に見たモダンなモスク。
結婚式で大人気だそうだ。



街のあちこちに、大きなモスクがある。
コメント
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