kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

近くで見る

2016-10-22 | 陸上競技
更新できませんでした。想像以上に余裕なく。あれこれやっていたら時間が過ぎてしまいます。なんとかしなければ。時間がないというのではなく自分自身で作り出さないといけません。処理能力が低いのかもしれませんね。反省しきりです。

水曜日、練習はトレーニングとしていました。大きな負荷ではなく股関節周りの意識をさせるための練習。女子はトレーニング自体が少し抜けています。試合などがありますがあくまで狙いは来年となります。日々見つかった課題を一つずつ克服していく。それしかないと思っています。

夕方から中学校訪問があったので練習自体は短時間で。トレーニングをしっかりとやろうと思えばかなりの時間を必要とします。やり過ぎると筋肉痛が残ってしまい練習になりません。普段なら問題ないのですがレースがありますからその辺りのバランスを考えながらですかね。ランジをやりました。これも前日に行った膝を引き出して我慢するという部分を意識してです。分かりにくいかもしれませんが。足だけを出すのではなく重心の移動まで含めての動き。やっているうちに少しずつ感覚がつかめたようです。

そこからはサイドランジ。内転筋に負荷を与えたいと思っていたので。股関節が硬い選手はこの辺りが苦手だったりします。横方向に動けば良いというわけではありません。膝の力を使って上がるのではなく足全体を軸にして起き上がるという感じです。筋力が弱い女子は膝が曲がります。これでは狙いとする部分が鍛えられません。そばにいて徹底的に指摘します。「やれば良い」という練習ではなくきちんとした負荷をかけていくことが大切。

夕方からうちの取り組みについて話をさせてもらいました。その際に話をしたのですが「毎日現場で見る」というのは私のスタンスの基本にあります。メニーだけを示して練習させれば良いとは思いません。目の前で起きていることに対してしっかりと話をしていく必要があると思っています。勧誘というか学校紹介というか各方面と話をさせてもらうことがあります。その時の自分んの中でのルールは「実際に動きを見たことがあるかどうか」です。大会の結果だけ見て「良い記録を出しているから」という理由で話をさせてもらうことはありません。無責任だと思うからです。

競技力があるから勧誘して集める。記録が良いということは走りも良いという感覚なのかもしれません。が、どのようなビジョンを持って選手を預かるのかというのは大きいと思っています。blogに書くのもどうかと思いますが「走りのどの部分に魅力を感じているのか」を聞いて見るとそれぞれのスタンスがわかると思います。言葉を濁す場合は見ていないということかもしれません。それは総じて練習中にどれだけ選手を見るかにも繋がっていくと思っています。相関関係は高いと思いますね。

私は毎日近くで練習を見ます。コミュニケーションも最大限に取るようにしています。選手に付いて練習をします。側からみると「自主性が育たない」と批判されるかもしれませんが「見ていないと分からないこと」がたくさんあると思っています。同じように大会などには出来るだけ行くようにしています。その中で「面白いな」と思えるかどうか。これは「記録」だけでは判断できません。なかなかこの感覚は分かってもらえないかもしれないですが。

話が変わってきていますね(笑)。毎日現場に立つ。練習に顔を出すだけではなく近くで見続ける。「分かっているから大丈夫」ではなくやはり毎日見ることが必要だと思います。練習をしていたら「同じ練習」をしていても「狙いとする部分」が異なってきます。そうであれば少しのことを徹底する必要があると思っています。あくまで私の感覚ですが。

うーん、何の話か分からなくなってきました(笑)お許しを(笑)
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積み上げる

2016-10-20 | 陸上競技
前の記事の続き。火曜日の午後は学校で。本当は競技場で走りたかったのですが休館日となっていたので諦める。やりたいことがたくさんあるので競技場よりは学校のほうがよかったかなという感じはありましたが。

最初は全ての選手が同じメニューで。足運びから始めました。直線的な足運びをしたいというのがあります。ここが徹底しないと後ろ側で足が回ってしまいます。最近はスティックを使いながらやっていましたがこの日は静止した状態で丁寧に足運び。そこからチューブを使って少しずつ歩行で進む。どうしても「前に出す」という感覚になるので斜め上への引き上げから「開いて前」という動きになってしまいます。この部分を修正したい。感覚的なものかもしれませんが「足の回転運動の時間」というのは限られていると思っています。「直線的に運ぶ」と書きながらも「回転運動」という表現はわかりにくいと思っています。最初から「回転運動」を意識するのではなく「直線的に運ぶ」中で結果的に「回転運動」になるのだと。うーん、難しいですね(笑)。

足が後ろで回っていたら前側で動かすことが難しくなります。後ろで回る動きをすると前に進まない。膝が前まで出てこない感覚があります。中間疾走では自分の身体の前で足を動かすのだという感覚が必要かなと。分かりにくいですね。丁寧に運ぶ練習をしてからチューブを使ってのもも上げ。直線的に運ぶ練習です。チューブで引っ張ると直線的な動きが意識しやすい気がしています。前に進むと開いていくので締めながらもも上げ。この動きを丁寧に。

そこから壁を使ったハードル抜き。膝が前に出たとき腰が移動する感覚。ここ最近の走りは「切り替え」がメインになっていて膝が前まで引き出される前に足の入れ替えに意識が行ってしまっていました。重心の移動が小さい。そうなると努力度の割には前には進みません。直線的に運ぶ動きができても膝が前まで来なければ中間の走りができないと思っています。膝が前に引き出されるから重心も移動する。細かい話になってしまいますがこの部分の練習が不足気味になっていた気がします。もちろんやってはいましたが意識の中で膝の引き出しが弱くなっていたかなと。

ハードル壁をやってからハードル抜きを。膝が前に出たときに少しだけ腰の位置が進む。ここの「感覚」です。自分の身体のポジションがどうなっているのかを覚えてもらわないといけません。微妙な表現ですが「待つ」という感じでしょうか。これも指導する人によって違うのですが「もも上げ」ではなく「もも下げ」をするという感覚でやっている方もいると聞いています。私自身は「もも上げ」かなと思っています。実際に走るときにそれほどももが上がるわけではないので「もも上げ」は無意味だと思われるかもしれません。それでも前に出していく感覚は重要かなと。前に出すほうに意識を置いています。

底からはいつも通りの流れでやっていきました。スパイクを履いてからスキップ。これも切り替えだけではなく「引き出した時に前に進む」という部分を意識させました。足がついている時間をできるだけ短くしますが進んでいる時間は「滞空時間」というか「ためる」というか。それをさらに意識するために「シザース」を。これも前任校ではアップの中に必ず入れていました。空中での移動時間を体感してもらうためです。そのポジションを覚えるためにチューブを使って姿勢作りもしました。シザースをすると膝締めが甘い選手は伸びきってしまいます。それでも「重心移動」を重視するのであれば細かい部分よりも狙いとする部分を明確にするほうがいいかなと。この日は連続シザースにしましたが間に走りを入れながらのシザースでもいいかなという感じはありました。検討です。

この段階で「一つ一つ積み上げる」という感じでした。「広く浅く」というよりは「広く深く」という練習です。時間を要しますがそれでもやる意味はあるかなと。

そこからはいつも通りのチューブ走をやりました。グランドが緩いので少し走りにくい感じがありました。急きょ、スタブロを準備して前足側をスタブロにかけて出るように。滑ると走りにくいので最初に力を入れる部分だけはスタブロ。数本やってからフリーで60mを2本程度。加速段階の動きと中間での意識の違いを持たせました。さらにそこからはトゥトレ。無理やりにでも重心移動を作り出しました。目的を持って練習を組み立てました。狙いを明確にしながら練習をすることは重要だと思っています。これが私の自己満足だとしても「走るだけ」の練習と比べると大きな差があると思っています。引っ張った後に並走を1本ずつ。感覚的に自分の走りにつなげておきたかったので。かなり走れていました。これで4継がタイムが出ないというのはどうなのか。考え物ですね。まだやることがたくさんあるということなのでしょう。

ここまでにかなりやっていたので最後は折り返し走。全員同じ本数としました。可能であれば5往復から6往復したかったのですがある程度スピードが維持できる状況を作っておきたいと思ったので4往復で我慢。走り的にはかなり良かったと思います。やりたかったことはほぼ全てできたかなという感じでした。どうしてもやりたいことが多いと走る時間が少なくなります。走っておくことも重要ですし基礎作りをしておくことも大事。どちらか一方に偏るのではなく計画的に両方をやっていくことが重要だと思っています。

間違いなく一般の人が見ても面白くない記事ですね。それはそれでいいと思っています。自己満足ですから。また書きます。
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確認作業

2016-10-20 | 陸上競技
中国新人か終わり今の段階での動きの課題が何となく見えてきました。そこの部分を含めてもう一度動きをしっかりと作っていきたいなと感じています。とにかく「やれば良い」という練習から抜け出して「何のためにやるのか」を明確にしたいと考えていました。当たり前といえば当たり前なのですが。

火曜日の朝から「感覚作り」をやることにしました。動きを見ていて「股関節周りが使えていないな」と感じる部分がありました。ハードルを使った動きの中で股関節をしっかりと使う事を意識しました。やはり時間が経過すると「スマートな練習」になりがちです。色々な部分を省いてしまうことになります。こういう基本的な部分は定期的にやっておかなければいけないなと感じました。今更ですが。股関節周辺の強化は必須だと思っています。ハードルを使って意識させると随分違ってくるかなという感じですね。

その後はチューブを使っての練習。これは「感覚作り」です。ここ最近気づけば「切り替えの速さ」のみで走っていた感覚があります。これだけでは中盤以降の走りに繋がりません。足の回転が後ろになり膝が前まで引き出されないからです。もちろんそれだけが原因ではないのですが。直線的な足運びがきちんとできるようになっていないといけない。更には切り替え意識が過剰になると中間での膝の引き出しができなくなります。ちょっとわけのわからない話になるのかもしれませんか(笑)。

膝が出て来た時の「感覚」を身体で覚えさせたいなと感じていました。膝が引き出されるまで「待つ」という感じでしょうか。切り替えを意識しすぎると膝が引き出される前に次の足を送るという感じになってしまいます。それにより本来であればもっと重心移動が生まれる所をピッチで持っていってしまう。股関節の開きもなくなり足先だけの動きになってしまいます。ここは考えないといけないと思いますね。

という事で膝が出た時の身体のポジションを覚えさせることにしました。軸を傾けて膝が前に出ている状態を作る。もちろんそのままでは倒れてしまうのでチューブで引っ張って我慢させるという感じです。イメージしにくいかもしれませんか。この手の練習は正直「思い付き」でしかありません。やりたいことがあってそれをどのようにするか。ここの部分を考えていたら「チューブで引っ張ってみよう」と思いつく。正解かどうかは分かりません。が、大半のことは正解かどうか誰もわからないのです。私がやりたいと思っている部分につながるのであればそれが練習になるのかなと。

朝の段階で下準備をしておいてそこから午後の練習へ。朝課外をやっている選手もいます。進路に向けて大切なことだと思っています。不足する部分が出てくるのであれば午後からの練習でしっかりと補えば良い。そう考えています。やりたいことがある。そのための確認作業という位置付けです。

内容的には面白くないですね。それでも今やってる事を記しておきたいなと思っています。また書きます。
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blog

2016-10-19 | 陸上競技
思うことを。

練習について書いておきたいのですが色々あったので忘れないように記録しておきます。

少し前にも書きましたがblogを書き始めてかなりの時間が経過しています。どのような流れで書き始めたのか記憶がなくなっています(笑)。最初はWebページを自分自身の力で作成しようというところからスタート。Webを勉強するのは当時かなり楽しく学校のWebページを作っていた時期があります。かなり好評だったんですが(笑)。今であればもっとシンプルなページを作っていたかも。最近はそちらの方面に全くもって疎くなっています。

で、blogを始めて4132日。かなりの数の記事を書いてきました。最初の頃と比べると今は書き方や表現自体が変わってきています。当時はまだ20代でしたから若かった(笑)。書き方自体も未熟でした。今はどうなのか?!という話もありますが。

blog、「見てるよ」と言われることが増えてきました。以前記事にも書いたのですがblogを県外の指導者がたまたま見つけて繋がりが生まれる事もあります。ありがたいですね。基本的に「自分のため」に書いていました。それがいつの間にか部活の事を書くようになり、私がどのように考えているのかを記録するようになりました。残念ながら私自身はそれほど面白くない人間です。このblogに面白さを求められると厳しいものがあります(笑)。が、普段から考えている事を書き続けているので私の人となりを何となく理解してもらえるのではないかと思います。

残念ながら私は裏表を作るのが苦手です。他者にお世辞を言って気に入られたりするという事に関しては無理だと思っています。最後は「誰のためなのか」というところで行動と発言が決まります。他者に好かれようと思って何かをやるというのは苦手ですし、意味がないと感じています。まー社会人としてどうなのか?という話かもしれませんが(笑)

親しい指導者に「blogいつ書いてるのか?」と聞かれました。長いから全部は読めないけど、あれだけ長い文章を書くのは大変ではないか?!と(笑)。確かに。私の周りの方々がどれだけこのblogの存在に気づいているのか分かりません。というか私から「blog書いているんですよ!見てくださいね!」とは言いませんし(笑)。無趣味の私が唯一続けているのはblogだけかもしれません。このblog自体に意味があるのかどうかですが誰かの役に立っているのであればそこに意味はあるのだと思っています。

今日もある所で「blog読んでます」と言っていただきました。お恥ずかしい限りです。が、このblogを読んでもらう事で誰かに何かを伝えられるのであればそれは私にとって大きな意味があると思います。私がどのような気持ちで選手や競技に向き合っているかは包み隠さずここに記していますから。良いことだけを書くつもりはありません。上手くいかないこともある。それも書いているつもりです。

元々、私自身は「感情を言葉にしたい」とずっと思っていました。それは今でも変わりません。思う事、感じた事を「言葉」にしたいと思っています。簡単なことではない。これも表現が難しいのですが。例えば誰かに対して「好き」という言葉を発したとする。これは「狂おしいほど好き」なのか「人として好き」なのか「好きか嫌いかで言えば好き」なのかはっきりと分かりません。言葉というのは本当に難しいのです。「頑張る」という言葉が嫌いなのはあまりにも抽象的すぎるからです。

それでもこのblogを読んでくださる方々がいる。そこから多くの繋がりが生まれます。これはblogを書いているからこそ生まれる事だと思っています。私のことをどれだけの方が知っているのかは分かりません。知名度を上げる気持ちはありません。全力でこのblogをアピールするつもりもありません。それでもどこかで誰かが見つけてくれて何かしらの「メッセージ」が伝わるならそれは大きな意味があると思っています。「縁」だと思います。この「縁」を大切にしていけたらと思っています。

blogを読んでもらって私やうちのチームに興味関心を持ってもらえるのであればありがたいなと思います。うちのチームの選手、保護者にも読んでもらいたいと思いますし、興味関心を持ってくださる方々にも読んでもらえたらと思います。今やっている事を記していきたい。それがいつの日か誰かの役に立つはずだから。

上手くまとまりません。読んでくださる方々に心から感謝したいと思います。どこかにリンクを貼ってまで読んでもらおうとは思っていません。細々と続けていくだけです。応援してもらえると信じて進んでいきたいなとおもいます。見守ってください。
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やりたいこと

2016-10-19 | 陸上競技
思うことを。

練習においてやりたいことはそれなりにあります。技術的な部分をある程度徹底しておきたい。これには時間がかかります。それでもやる意味があると思っています。短期的な結果を求めるのではなく大切な試合で力を出せるようにしていきたいと思う部分です。県新人では女子の100mで1・2位でした。同一校で2人しか出場できない大会での上位独占というのは簡単ではありません。前任校で県体の時に100mで1・2位だったことがあります。これは嬉しかったですね。

県新人の後は少し走りました。が、結局練習でそれほど追い込めていない部分もありました。学校行事の関係で練習が順調に進んだとは思えません。それでも走る部分で「少し距離を伸ばしたい」と思って走りました。中国新人の10日前から結局練習を見ることができていませんでした。3連休も「雨予報」といことで学校での練習が不可能となり「自主練習」という形で選手に任せることになりました。ここがこちらとしては「不足」していたと思います。本来であればここで強めの刺激を入れておかなければいけなかった。反省です。不在時の練習というのはなかなか難しいものがあります。特に雨予報であれば屋外で走ることは困難となります。廊下で走ることはできますが私が不在であればそれもできない。考査期間中ということもあり集合しての練習を実行できず。

うちのような練習スタイルでは「ポイント練習」などの質の高さが重要になります。それほど走りこむわけではないので「走る」練習をするときにどれだけスピード刺激を入れられるかだと思っています。また、その時に「動きを作る」という部分が重要になってきます。ここができずに動きが崩れてしまったらいい練習にはなりません。ここももっともっと徹底しておく必要があったかなと思います。無理やりでも全員が集まって練習をするほうがよかったのかもしれません。結局雨は降らなかったみたいですし・・・。最大限の配慮という部分では不足していたかなという感じですね。

中国新人、結果は微妙でしたが「やりたいこと」という部分では収穫がありました。もう一度原点に帰って「やりたい動き」を徹底しないといけないなという感じを受けました。走りの中で重きを置いている部分があります。が、実際はそれだけでは走れません。大きな重心移動を生み出すことが求められるのにそれができていませんでした。「速い動き」だけを求めているわけではありませんが重要になるポイントが不足していた気がします。ここは考え物です。加速段階の動きと中間での動き。中間の動きがきちんとできていないなという感じがありました。

正直、中国新人の結果は満足できるものではありません。が、これは「きっかけ」になると思っています。勝負事ですから毎回勝てるようにやっていかなければいけないとは思います。しかし、「負けたこと」「力が出し切れなかったこと」から学ぶことは大きいと思っています。本当の勝負に向けてどうするか。結局は個人種目で全国レベルで活躍できる選手がいなければ上の大会では勝負できません。それも痛感しました。万全の状態で臨めたとは思いませんがもっともっとできることがあると思っています。

おかげさまで「これから徹底しないといけない動き」の部分は見えてきました。というか、「前の指導の中で重視していた部分」をもう一度取り入れていかなければいけないなと思っています。空中での重心移動の感覚。切り替えが速いだけでは走れません。もともと速い動きが得意でない選手。それに過剰に速い動きを求めると「重心移動」が武器の選手であってもそれができなくなってしまいます。足運びや重心移動、切り替えの部分。本当にやることが多いなと思っています。

こういう性格ですからあれもこれもやりたいと思います。バランスよく「やりたいこと」を取り入れていくことで変わってくる部分はあると思っています。感じたことを書いているので抽象的な内容になってしまいますね。うーん、また書きます。面白くないですね(笑)。
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感覚

2016-10-19 | 陸上競技
頭の整理を。

これまで多くの選手の指導をさせてもらいました。巡り合わせというのもあると思います。「縁」のあって指導に当たる選手もいますし、「縁」なく指導することがない選手もいます。私の指導スタイルが気に入ってもらえるか、理解してもらえるかというのは大きな問題です。指導するつもりで現場にいます。今の私にとってはこの部分は絶対に譲れない部分です。この時期になると「学校のアピール」も必要になってきます。知名度の低い部活動ですから「力を入れて活動している」ことを知ってもらうことも必要です。そうなると「言葉選び」も重要になってきます。

全然関係ないですが岩手国体に行ったときに高知県の選手と再会しました。昨年、中四国合宿でヨンパの指導をさせてもらった選手です。2年生で準決勝に進んでいました。近県の選手とも会った時には話をします。貴重な経験をさせてもらっています。中国新人の時に「今年の中四国は先生が指導するのですか?」と選手に聞かれました。一応その予定です。「良かったです」と言ってもらえました。どういう意味なのかは確認しませんでしたが(笑)。指導させてもらうことはありがたいなと思いますし、様々な選手の指導をすることで見えてくることがあります。こういう経験が自分自身の指導力を高めていくことにつながると思っています。

合宿場面での指導は普段の指導とは異なります。生活指導などを含まない純粋な「技術指導」をします。練習会なども同様。ある一定水準の意識を持っているという前提での指導です。毎日の指導ではその部分とは異なる指導をします。ここも差があります。「とりあえず練習をする」というのはよくないと思っています。毎日の練習でもやはり「動きの改善」です。競技場で見たことのある他校の選手の動きが崩れていることもあります。これは何とかして改善しなければいけないと思いますが、余計なお世話でしかありません。それぞれの指導の中で動きが崩れているのでしょうからそこに「意味」があるのかもしれません。ひたすら走る中で動きが自然とできるのであればそれでいいと思います。私としては「やりたい動き」がある。その動きをどのように身に着けていくかを毎日毎日考えています。

合宿でも「必要な動き」に関して話をします。何のためにやっているのかを理解しなければいけない。腰が落ちて足が流れるような走りをする選手であれば「非効率的」という部分を理解してもらわないといけない。その走りが自分の最高の走りだと思っているのかもしれません。が、何とかしてこの部分を改善しなければいけないのです。もちろん、過剰なかかわりはしません。その選手が「なるほど」「意味があるな」と感じてもらえればそこから指導が始まると思っています。もちろん、「競技」だけを求められていない部分もあると思います。その場合はまた別の形でやってもらえればいいかなと。

何を書いているのか分からなくなってきますが。感覚を作ることの大切さを改めて感じています。この部分、すごく大切だなと。調子が悪いという評価をするだけではなく何故走れないのかをきちんと見極めていく必要がある。久々に走る姿を見てやはり感じることがあります。とにかくこの部分を改善していかなければいけません。感覚作りをするためにどのような練習をするか。側にいてしっかりと見続ける。これだと思っています。

思うこと、感じたことがあるのでこの辺りはまた書きたいと思います。
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疲労感が・・・

2016-10-18 | 陸上競技
blogを書きたいなという気持ちがあるのですがとにかく身体がしんどい(笑)。思っている以上に疲れているようです。結構打たれ弱い部分もあり体力の回復が遅い部分もありダメージが蓄積する一方です。指導スタイル自体が現場で選手の動きをみるという感じですからメニューだけ渡して自分は休むというのがなかなかできません。とはいえ、自分自身の体調がすぐれないと指導どころではありません。何とかしなければ。少しくらいは運動をしたほうがいいのかなと思いつつなかなか決断できず・・・。

このような状態ですから残念ながら21時くらいに力尽きています。息子たちよりも早く寝ているのではないかという感じですね。もう少し起きておきたいのですがそこまでのエネルギーがない。この夏からかなりあちこちに行っています。本当に休んだといえる日が何日あるのか・・・。気分的にもほぼ休まりません。この状態が続くと本当にダウンしてしまいそうなのですが。何とかしかなければいけません。

この数か月、異常なまでに眠りが浅い気がします。無呼吸症候群なのかも・・・。寝ていてもきちんと呼吸ができていなくてほとんど眠れていないのか。睡眠の質というのは重要だと思います。きちんと眠れないと疲労が抜けません。この状況で生きていくのはなかなか(笑)。肝臓の値が常に高いというのも大きく影響しているのかもしれません。γ―GTPの値が高いのです。基準値が50くらいなのですが現時点で220くらいの値です。要精密検査(笑)。これまでも何度も引っかかっているので病院に入ったのですが「飲む量を控えてください」とのこと。浴びるほど飲んでいるわけではありません。適量だと思っています。それでも値が高い。

脂肪肝ではないかという噂もあります。これは痩せ型でも関係なくなるようです。食事の内容が悪いのか?!ここも見直さなければいけないかもしれません。出雲大社に行ったのですがやはり今年は「前厄」だそうです。来年は「厄年」。普段からそんなに良いことがないのですが来年はいつも以上に大変なことになるのかもしれません。さすがに凹みますね。精神的にも肉体的にもリフレッシュできるようにならないとこの状況は打破できない気がします。

肝臓の値が高いと実際問題身体がしんどいのです。その中でもなんとか耐えておかなければいけない。数日間でも休めると違うのかもしれませんが性格的になかなか休めません。うーん、どうなんでしょうか。自分自身の身体にも多少なりと目を向けていく必要があるのかもしれません。最も苦手な部分です。

うーん、疲労感はんぱなし。どうなんだ・・・。
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中国新人

2016-10-17 | 陸上競技
更新完全にストップしていました。更新する時間そのものが確保できず。いろいろと考えることもあり滞っていました。なぜかその間にも多くの方々が訪問してくださっていました。blogが更新されたらFacebookに通知が行くようになっています。これまでは更新していない日はFacebook通知がないのでFacebookつながりの方は訪問なしだったと思います。ここ数日間は全く更新できていないので興味関心がある方が定期的に見てくださるようになったのかなという気はしています。ありがたいことです。

中国新人が島根で開催されました。うちからは100mに2人、4継、棒高跳に参加させてもらいました。結果としては「全く戦えなかった」というのが現状でした。100mもリレーも決勝に残ることができましたが、「レースに参加させてもらえていない」という部分です。現時点での力の差を突き付けられた感じがあります。リレーに関してはこのメンバーで春からやっていますが「チームワースト記録」だったと思います。様々な条件が重なっていたとは思います。それでも戦えなかったというのが現実問題。以前インターハイ出場した前年の中国新人はすべての種目で予選落ちでした。12秒5、26秒0、49秒6での予選落ち。今回のほうが記録的に悪くても決勝に進めたというだけですね。

今回の責任はやはり私自身にあると思います。もう少し考えないといけないと思います。本来であればこの時点では48秒台に入っておかなければおいけない。春先のことを考えるとやはり不足する部分があります。筋力的にも少しずつ向上してきています。それでも記録が出せなかったのはそれ以外の理由があるからだと思います。春先のリレーと今のリレーは「沿走順」を変えています。それだけで記録が落ちることはそれほどないのですがやはり「流れ」だと思います。そのことは話をしました。前半流れに乗れなかったらそれでレースが終わってしまう。勝負することはできません。もう少し真剣に考えていく必要があると思っています。

バトンに関しては悪くなったと思うのです。だからこそ「あのバトンでこのタイムなのか?」という大きなショックがある。単純に走れていなかったということです。県新人から3週間です。その間に一気に走れなくなるということはありません。それが今回のレースでは出てしまった。

前回の中国新人の時の記事を見直してみました。当時は「がむしゃらさが足りない」という状況だった。何となく上手くいくのではないかという感じの中でレースを迎えて大失態。今回は私自身が不在時期が長くきちんとした対応ができていなったというのもあります。また、「動き」に関しては感じる部分がありました。私が見ていない間に動きの部分が少し崩れてしまっている。これを改善することができなければ走れません。基本的な部分です。膝が出なかったりする。もともとそういう走りだからと言われたらそれまでですが改善するべきことがあると思っています。

逆にこの部分が見えてきたのは大きいかなと思います。アップの時やレース後に本人たちを話をして「足りない部分」や「感覚的に悪い部分」を感じることができた。これからはこの部分をもう一度見直していきたいと思っています。重心の移動などでやりたいことがあります。それをもう一度やりたい。今の学校ではほとんどやっていませんがやはり重要だと思いますね。これができなければやはり「中間の動き」が作れなくなります。できればもっともっと力が上がると思っています。

上手く書けません。とりあえず記しておきます。もう少し頭の整理をさせてください。
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バタバタ

2016-10-14 | 陸上競技
国体から戻ってきてあっという間に時間が過ぎて行きました。疲労感がハンパない。これも仕方ないなとは思いますが。

私の不在時はちょうどテスト週間に入っていたこともあり全て1時間程度の練習としました。出発した水曜日は台風の影響のため休校。補強くらいはできたのではないかと。そこからはトレーニングと走りの繰り返し。連休は天候が崩れるという話だったので各自で自主練としました。これから先大会が続いたりします。そこが頭にあれば近隣で走ったりはできるはずです。私がいれば廊下などを使って走ることはできます。不在時は難しい。

テスト前になるとどうしてと勉強時間の確保が必要になります。文武両道。部活だけやれば良いとは思いません。冬休みにある中四国合宿にチーム内から数人選ばれました。今回のテストで成績があまりにも悪ければ参加できないかもしれません。自分がやりたいことがあればそれに向けてやらなければいけないことがある。そこの感覚は常に持ち続けてもらいたいですね。

話を聞くと女子は火曜にこちらが出したメニュー終了後、刺激が足りないなと判断したらしく何本か追加で走ったようです。以前と比べると随分考えて動けるようになってきています。自分のコンディションも含めて判断できるようになると変わってくると思います。Nが不在のためリレー練習ができていません。これは仕方ないかなと思っています。それでも他のメンバーがきちんと走れるようになっていれば目標に届くのではないかなと。

今回の中国新人は最低でも決勝に残り6位以内に入賞することです。リレーも個人種目も。来年のことを考えるとここは外せないと思っています。参加して終わりではなくそこを目標にしなけれいけないと思っています。前の記事にも書きましたが今の段階では「上手くいけば入賞ができる」というレベルです。力的にはまだまだ足りません。それでもそこを目指したい。

そういえば他の先生から「よく挨拶をするようになった」と言われました。私はそのように感じてはいないのですがそうやって言って頂けるのであればそうなのだと思います。これだけでも少しずつ成長しているのがわかります。挨拶するのは当たり前だと言われるかもしれませんが。これまで出来なかった事が出来るようになったというだけで大きな価値があると思っています。周囲からどのように評価を受けようとこの変化は大きな事だと思っています。

バタバタしていてなかなか思うように出来ない事が多いですがこういう部分が見れるとやっていてよかったなと改めて思いますね。

雑記のようになってしまいましたが一応記しておきます。
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岩手国体5

2016-10-13 | 陸上競技
思う事を。

岩手国体は5日間。その2日前から現地入りするので7日間。1週間の出来事。が。その日を迎えるまでにかなりの苦労があります。我が師匠は各方面と様々な調整をして国体を迎えました。言葉では表現できないくらいのストレスを感じながらやってきたはずです。集団で動く時にはそれぞれがそれぞれの立場で発言をする。もちろんそれは「こちらの方が良い」という親切心だったりする。が、その意見をまとめるのは大変な作業だと思います。

私自身は「いじられキャラ」のようになっていています。まー普段の行動を見ていたら仕方ないかなという感じがしますが(笑)。協調性がないかもしれない。年齢を重ねるにつれてそれに対して指摘してくださる方も少なくなっていきます。やはり前任校ではBOSSと一緒に競技指導をしていたのである程度?の制約があった気がします。矢面に立つのはBOSSであり私はその後ろで好きにやらせてもらうという感じでしょうか。

今回も師匠が矢面に立ち様々な意見を受け止めてくださったと思います。我々コーチ陣は選手との関わりに専念できる。本当にありがたい事です。こういう部分は本当に大切な事だと思っています。こういう方がいてくださるから我々はやりたい事ができる。上に立つ人の存在は組織にとって本当に大きいと思います。

私自身は単純な人間です。「この人のために」と思たらどんなにしんどくてもやり切ることができます。尊敬できていつも支えてもらえる方々のためには無理をしてでもやります。もっといえばそれが「選手のためになる」のであればどんな事があってもやらなければいけません。この感覚だけは絶対に忘れたくないなと思っています。好き勝手に生きていると思われるでしょうがそれなりに考えて生きています。

それぞれの立場がある。私は自分一人で選手を育てていこうという気は全くありません。可能であれば信頼できる指導者に異なる視点で見てもらいたいと思っています。これも考え方です。自分が絶対に正しいと思っていたらそれさえできないのかもしれません。最終的に選手が強くなって納得できる走りが出来ればそれで良いと思っています。私が育てた!という気はサラサラありません。そこの感覚は自分で忘れたくないなと思っています。

今回、選手のために最善を尽くせたか。ここに関しては分かりません。もっと早い段階から細かい事が出来たのではないか。うちの選手はもちろん、教え子に対してももっと関わることができたのではないか。担当する選手に対してできる事があったのではないか。例年なら県合宿などが事前にあります。昨年の冬は中四国合宿があったためこちらのやりたい事を伝える事が出来ていません。底上げをするためにはこういう機会が必要不可欠だったなと思います。

我々下で働く者が「何をするべきか」と考えて行動できなければ選手にプラスにはならない。国体で何をするか。ここも考えていかなければいけないのかもしれません。国体コーチをさせて頂ける間は何をするかをしっかりと考えないといけません。基本は自分のチームを強くする事。それができなければ県全体の強化にはなりません。こころが狭いかもしれませんが最優先は自分のチームだと思います。自分のチームを育てる事ができないようなコーチでは「指導力」が足りないということになります。特に私の指導を受けたいと思って数多くある学校の中からうちを選んでくれたのであれば最優先はその選手達です。チームを強くする事が県全体の強化にもつながるかなと。

育ててもらっている立場です。いつの日か別の指導者を育てることになるのかもしれません。自分に出来る事をして行きたいなと思います。国体を通じてやはり「まずは自分がやるべき事をやる」という感覚を確かめる事ができました。私がやるべき事をしっかりやって行きたいと思います。多くの人に支えられて今がある。その感覚を持ち続けたいなと考えています。

上手く表現できません。思う事をツラツラと書いてしまいました。
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