土曜日、この日もタータンでの練習を計画。インターハイ直前の最後のポイント練習となります。前日にドリンクの粉を購入しておいたので練習前に飲み物を作る時間が多少かかりました。ここは仕方ないと思うのですが実際に作るのは数人です。この待ち時間にアイスパックの準備も指示をしておきました。ここ最近の記事の内容の中心は「暑さ対策」になっています。とにかくこの暑さの中でどうやって対応するかは間違いなくパフォーマンスに影響します。が、この段階で何をしていいのか分からずに準備している人の周りに立ちすくんでいる者が数名。効率が悪い。誰かが働いている姿を見て何かしなければ注意を受けると感じるのでしょう。しかし、立っているだけでは役に立っていません。今回は仕事がなくても次の時に自分から進んで動けばよい。やることがないのであれば練習で走るための準備をする方が良いと思います。まだまだ自主的に動く、能動的に判断するということができないのが現状です。
練習の最初にそのことを簡単に指摘。あまり厳しく言うとこれからの練習に影響します。最後の練習なので気分良く終わらなければいけません。さらにはこの日、現キャプテンがキャプテンとして全体を引っ張る最後の日にしていました。インターハイ後はキャプテン交替。これまで1年以上「向いていない」と自覚しながらも全体の雰囲気を作ってくれていました。この1年間で一番成長した選手だと思います。キャプテンになる前の100mのベストが12秒96、キャプテンになってからのベストが12秒17、追い風参考で12秒13までいっています。周囲に気を配るということが苦手だった選手が「立場」があることで大きく変わる。野球のピッチャーでいうと「直球勝負のみ」の選手です(笑)。嫌なことは嫌とはっきり言う。それでもこの1年間は我慢の連続だったと思います。チームが変わるときというのは「キャプテン」がしっかりしている。この日は特別な日ですがそれでも通常通りやっていかないといけません。
アップはフリーとしました。大会のアップと同様に進めていくように指示。インターハイ組はきちんと影を見つけてそこでアップをしています。それ以外の者は炎天下でアップ。場所が限られているのはありますが、「暑さ対策」についてしつこく言い続けているのですから配慮が必要ですね。この日のメインはインターハイ組ですから他の者にそこまで構っておくわけにはいきません。遠くでアップをしていましたがここも自分たちで判断できるようにならなければいけないと思います。女子は2人「アームガード」を準備していました。直射日光が当たらないだけでずいぶん違うはずです。うちの選手はスパイクを履くと同時にロングタイツを履きます。多分(確実に)日焼け防止だと思いますが、これも効果はあると思っています。半パンで過ごしている私の膝から下は常に直射日光に当たっていますからずっとヒリヒリしています。ここの工夫も必要だと思いますね。
スパイクを履いて走るときにはバックストレートで。ここは日除けになるところがありません。選手は日傘を持って行って対応していましたがとてもそれだけでは防げません。そうすると施設関係者が「簡易テント」を作って持ってきてくれました。「使ってください」とのこと。いや、本当に申し訳ないことです。状況を見て判断し外部の者であっても手を差し伸べる。こういう姿勢はうちの選手にも必要だと思っています。このテントがあるだけで練習効率がかなりが上がります。かなり助かりました。
アップ終了後、並走をしてバトンパスへ。この段階で全体的にかなり動いているなと感じていました。中国大会前よりはいい感じです。最大は3走がまともに走っていること(笑)。わざと「1週間前だからそろそろ足が痛くなるのではないか」と言い続けていましたが今回は大丈夫そうです。間違いなく2大会よりは走れています。並走でも置いていかれることなく走れる。両エースも問題なし。順調にきていると思います。バトンパスを行う時に新しい男子キャプテンが「一緒に走ったほうが良いですよね」と言ってきました。ここ最近は各自のバトンをやっていたので女子と一緒に走ることはしていませんでした。「インターハイ直前の練習」ということもあり、自分で判断して申し出てきました。この子は比較的周囲が見えます。男子はこの子を中心にチーム作りができるだろうなと感じています。1-2走、3-4走に分かれてサポートもつけながらやることにしました。
1-2走のバトンパス前の確認を見ていると「大丈夫かな」という感じが多少ありました。2走がかなり走れるようになっています。元々加速段階の動きは良いのですがこの日は磨きがかかっていました。流しで「ビュン」と飛び出すのでひょっとしたら届かなくなるのではないかと思って確認。「調子が上がってきてます」との返答。1走もよく動いているので問題はないと思いますが、きちんと確認作業はしておかなければいけません。実際のパスは少し出遅れていましたが問題なく渡りました。あとは会場に行ってきちんとやりたいと思います。3-4走の方も3走が走れるようになってきています。パスは少し詰まり気味。2走と話をしたのですが「練習ではこれくらいの方がいいですよね」ということでした。実際のレースになると爆発的に出るので届かなくなる危険性があります。いつも練習は詰まり気味にしています。3走が走れていて完全に詰まるのではなくいつも通りの感覚ということは4走も良い走りができているのだと思います。
2-3走は通常通りのパスで。中国大会のように少しスタート位置を変えることも考えています。この部分も確認して「前日、当日の様子を見ながら対応する」とのこと。冷静に判断できていると思いますね。走力差が1秒くらいあるので2走が長く走るほうがタイムの短縮は確実です。3走が一番短い距離になる。前の記事に12秒7で1・3走が走れれば県記録が出せる可能性があると書きましたが、2・4走が少し長く走ることでここの対応は十分できると考えています。
その後休憩をはさみながらスタート。30m×2本と60m×1本。こちらも感じは良いですね。大きなエースは男子と一緒に走らせました。合宿を終えて男子2人の動きが良くなっています。一人は県合宿の時に「良い動きだね」と褒めてもらっていたのですがもう一人もずいぶんスピードが出るようになってきまs汰。一人は11秒3、もう一人は11秒5~6くらいの走りでしょうか。どうしても置いていかれる部分はありますが前半粘ってある程度ついていけるようになっていました。とにかく硬くならず中盤以降の走りにつなげてもらいたいものです。小さなエースは反応はそこそこでしたがそこからの加速が非常に良かったですね。動きが速いのに加えてさらに重心が動きます。通常練習ではなかなか力が発揮できませんがここ一番の集中力はすごい。3走が一緒に走っていましたがこれまでで一番ついていけているかなという感じ。良い感じです。
最後に90m+60mを1セット走って終わり。スピード的にも良かったと思いますね。そのまますぐに学校に戻ることに。これはまた別に書きます。良い練習ができました。
練習の最初にそのことを簡単に指摘。あまり厳しく言うとこれからの練習に影響します。最後の練習なので気分良く終わらなければいけません。さらにはこの日、現キャプテンがキャプテンとして全体を引っ張る最後の日にしていました。インターハイ後はキャプテン交替。これまで1年以上「向いていない」と自覚しながらも全体の雰囲気を作ってくれていました。この1年間で一番成長した選手だと思います。キャプテンになる前の100mのベストが12秒96、キャプテンになってからのベストが12秒17、追い風参考で12秒13までいっています。周囲に気を配るということが苦手だった選手が「立場」があることで大きく変わる。野球のピッチャーでいうと「直球勝負のみ」の選手です(笑)。嫌なことは嫌とはっきり言う。それでもこの1年間は我慢の連続だったと思います。チームが変わるときというのは「キャプテン」がしっかりしている。この日は特別な日ですがそれでも通常通りやっていかないといけません。
アップはフリーとしました。大会のアップと同様に進めていくように指示。インターハイ組はきちんと影を見つけてそこでアップをしています。それ以外の者は炎天下でアップ。場所が限られているのはありますが、「暑さ対策」についてしつこく言い続けているのですから配慮が必要ですね。この日のメインはインターハイ組ですから他の者にそこまで構っておくわけにはいきません。遠くでアップをしていましたがここも自分たちで判断できるようにならなければいけないと思います。女子は2人「アームガード」を準備していました。直射日光が当たらないだけでずいぶん違うはずです。うちの選手はスパイクを履くと同時にロングタイツを履きます。多分(確実に)日焼け防止だと思いますが、これも効果はあると思っています。半パンで過ごしている私の膝から下は常に直射日光に当たっていますからずっとヒリヒリしています。ここの工夫も必要だと思いますね。
スパイクを履いて走るときにはバックストレートで。ここは日除けになるところがありません。選手は日傘を持って行って対応していましたがとてもそれだけでは防げません。そうすると施設関係者が「簡易テント」を作って持ってきてくれました。「使ってください」とのこと。いや、本当に申し訳ないことです。状況を見て判断し外部の者であっても手を差し伸べる。こういう姿勢はうちの選手にも必要だと思っています。このテントがあるだけで練習効率がかなりが上がります。かなり助かりました。
アップ終了後、並走をしてバトンパスへ。この段階で全体的にかなり動いているなと感じていました。中国大会前よりはいい感じです。最大は3走がまともに走っていること(笑)。わざと「1週間前だからそろそろ足が痛くなるのではないか」と言い続けていましたが今回は大丈夫そうです。間違いなく2大会よりは走れています。並走でも置いていかれることなく走れる。両エースも問題なし。順調にきていると思います。バトンパスを行う時に新しい男子キャプテンが「一緒に走ったほうが良いですよね」と言ってきました。ここ最近は各自のバトンをやっていたので女子と一緒に走ることはしていませんでした。「インターハイ直前の練習」ということもあり、自分で判断して申し出てきました。この子は比較的周囲が見えます。男子はこの子を中心にチーム作りができるだろうなと感じています。1-2走、3-4走に分かれてサポートもつけながらやることにしました。
1-2走のバトンパス前の確認を見ていると「大丈夫かな」という感じが多少ありました。2走がかなり走れるようになっています。元々加速段階の動きは良いのですがこの日は磨きがかかっていました。流しで「ビュン」と飛び出すのでひょっとしたら届かなくなるのではないかと思って確認。「調子が上がってきてます」との返答。1走もよく動いているので問題はないと思いますが、きちんと確認作業はしておかなければいけません。実際のパスは少し出遅れていましたが問題なく渡りました。あとは会場に行ってきちんとやりたいと思います。3-4走の方も3走が走れるようになってきています。パスは少し詰まり気味。2走と話をしたのですが「練習ではこれくらいの方がいいですよね」ということでした。実際のレースになると爆発的に出るので届かなくなる危険性があります。いつも練習は詰まり気味にしています。3走が走れていて完全に詰まるのではなくいつも通りの感覚ということは4走も良い走りができているのだと思います。
2-3走は通常通りのパスで。中国大会のように少しスタート位置を変えることも考えています。この部分も確認して「前日、当日の様子を見ながら対応する」とのこと。冷静に判断できていると思いますね。走力差が1秒くらいあるので2走が長く走るほうがタイムの短縮は確実です。3走が一番短い距離になる。前の記事に12秒7で1・3走が走れれば県記録が出せる可能性があると書きましたが、2・4走が少し長く走ることでここの対応は十分できると考えています。
その後休憩をはさみながらスタート。30m×2本と60m×1本。こちらも感じは良いですね。大きなエースは男子と一緒に走らせました。合宿を終えて男子2人の動きが良くなっています。一人は県合宿の時に「良い動きだね」と褒めてもらっていたのですがもう一人もずいぶんスピードが出るようになってきまs汰。一人は11秒3、もう一人は11秒5~6くらいの走りでしょうか。どうしても置いていかれる部分はありますが前半粘ってある程度ついていけるようになっていました。とにかく硬くならず中盤以降の走りにつなげてもらいたいものです。小さなエースは反応はそこそこでしたがそこからの加速が非常に良かったですね。動きが速いのに加えてさらに重心が動きます。通常練習ではなかなか力が発揮できませんがここ一番の集中力はすごい。3走が一緒に走っていましたがこれまでで一番ついていけているかなという感じ。良い感じです。
最後に90m+60mを1セット走って終わり。スピード的にも良かったと思いますね。そのまますぐに学校に戻ることに。これはまた別に書きます。良い練習ができました。