kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

一日練習3

2014-08-14 | 陸上競技
続き。

月曜日の午後は1・2年生だけ練習。焦るつもりはありませんが、翌日から2日間休みにしていたのである程度の負荷をかけておかなければいけません。午前中に短い距離を走っていました。2時間程度の食事休憩を挟んで午後の練習開始。

最初に少し話をしました。朝の練習の反省です。ダイナマックスを使った練習で明らかにやりたい練習ではなくなっていました。そのため「この練習のポイントはなにか?」を聞きました。「体幹を鍛える」という返答。もちろんその部分もあります。しかし、それだけではないのです。動きながら鍛える。さらには前に進む意識を持つという部分が大切なのです。身体の真ん中から動かすという感覚を持たないといけない。そこができない練習をしている間は強くはなれません。

練習をやる。当然のことですが大切なのはその中味だと思います。やるだけで強くなるのであれば問題はありません。それなりに練習しても強くなる選手はいる。しかし、その伸び率は明らかに違います。目的意識を持って練習をすることでその効果は大きく異なるのです。今回はダイナマックスでしたが他の練習でも同じなのです。

午後のスタートもダイナマックスから始めてその後は動き。壁をやってからハードルの流れでやりたかったのですが、朝の練習で足運びがイマイチだった選手が複数いたのでもう一度基本を確認しようと思いました。分かっているつもりであってもやはり動きの甘さが目立ちます。細かいことをやっていたらそれだけで1時間半かかりました。いや、やり過ぎた(笑)。朝も走っていますからさすが気しんどいかなという気もありましたが、詰め込み形式でもしっかりとやらなければ今後につながらないと思います。

その後、ハードル。これも意識する所を確認しながら。時間がかかります。気がつくとこの時点で練習開始してから2時間半過ぎていました。それでもやり続けて最後にタイヤ引き。かなりの本数をやろうと思っていたのですが流石に無理だなと判断。身体のダメージが大きいでしょうから。60mのタイヤ引きを行ってそのまま60mのスプリント。これを3セット行いました。走っている本数は少ないかもしれませんが負荷的には高いと思いますね。

疲れてくるとやはり動きが崩れます。ここでどう自分の走りをコントロールするかが重要なのです。疲れたから仕方ないと思うような選手では絶対に強くなりません。筋力的に弱ってくるので正しい動きをコントロールするのは簡単なことではありません。それでも意識してコントロールすることで感覚を作ることができると思っています。疲れているからこそできる練習がある。そう思っています。

走り終わってから最後にバランスディスクを使った練習。土曜日に各自にバランスディスクを持って帰らせてメニューを考えて来るように指示を出していました。自分達の練習を自分達で組み立てるというのは大切なことだと思います。みんなの前で自分が考えて来たことを発表する。これも大切。

最後に話をして終了。身体作りに関してです。まだまだ筋力がない。トレーニングをするだけではなく食事の面も考えないといけない。タンパク質や炭水化物を取って筋肉を回復させたり、使ったエネルギーを補給することは大切です。そこをどれだけできるか?やれば良いわけではない。やったからにはケアも必要。与えられたことだけをやるのではなく、しっかりと自分が考えて行動しなければいけません。怪我をしないことも強くなるためには必要不可欠な要素なのです。

トータルで7時間近くやりました。かなりの負荷です。毎回このようなレベルの負荷をかけることはできません。出来る時にしっかりとやっておきたいと思います。私もヘトヘトでした(笑)
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