火曜日の練習について。前の記事で書こうと思っていたのですがたどり着けず。まー仕方ないかなと。前日からの雨ですグランド状態は微妙。緩い部分がありますが走る練習はしたいなと思っていました。
練習自体は13時から。比較的時間に余裕があるのでしっかりと練習しておきたいなと考えていました。身体を上手く使うという部分を考えてバランス系とBCT。細かいところをどう意識してやるか。ここはすごく大切な事だと思います。この1ヶ月ひたすら考えていました。これまでやってきた事の方向性が間違っているとは思いません。しかし、何かしら不足する部分があるのではないか。そういう気持ちもつねにありました。
何かをプラスアルファで加えていく事で変わるものがある。そう感じています。明確な意図を持って練習を組み立てる。その部分は絶対に外したくない。やっていたら何故か速くなったというのは個人的に面白くないからです。これは自己満足の部分なのかもしれない。それでも練習の意味を選手に理解させたい。そうやってやっていく事で本当の意味の楽しさが味わえるのではないかという想いがあります。
アップの補強で股関節強化サーキット。前回の反省を生かして1サイクルのみ。股関節に意識を置いてからハードル股関節。これまでやっていたものに少し加えて実施。本人たちと感覚を擦り合わせながらやっています。試しにやってみて良かったものに関しては取り入れたい。そこだけにならないようにしなければいけませんが。狙いを持って練習を組み立てる。
流れの中でハードルドリルver2。前日に引き続きです。普段はそこまでやりません。時間がないときにはかなり省略します。今がチャンスなのではないか感じています。感覚的なものです。正解かどうかは分かりませんが動きが劇的に変わりつつあると感じています。ワンステップハードルで最大距離にした時に「狭いな」と感じました。伸ばすことに。これも見ていないと分からない部分。本人たちも「まだ余裕がある」というので伸ばすことに。導入段階から2足長伸びました。
道具を使ってスイッチングランをやって、前日にやった練習の復習。スパイクを履いてやる事に。繰り返しになりますか雨の影響でグランドが緩い。最大スピードという感じにはならないかもしれません。それでも速い動きを取り入れたい。動きの確認と速い動きを組み合わせてスイッチング。そして走る。前日と違って大きな課題が見られました。個別に指導。
スイッチングランとスプリントを組み合わせる練習。タタとタタタをやりましたが感覚的にはタタタとスプリントの組み合わせの方が良い。これはmichiの感覚なので共通するのか分かりませんが、私が動きを見てきて「こっちの方が良いな」と感じたものと一致していました。この部分はすごく大切だと思います。michiは「グランドが緩いので微妙だけど感覚が良い」と。これだけ緩いと最大スピードとはならないかもしれません。でも感覚が良い。ここが 大切。
スイッチングランの時にTは別に1つ作りました。ここも感覚的な部分。私が見ていて「微妙」と思ったのでマークの位置を変えました。元々ストライドで走るタイプではない。だからこそ武器になる部分は磨かないといけない。中途半端な動きをするよりは本人にあった動きをさせないといけない。大きすぎる動きはさせたくありません。少しだけ変更したのですが本人の感覚的にも良かったようです。狙い通り。
その感覚を中間に繋げたいというのがあったのでBDMかTDMのどちらかをやろうと話していました。T走をやろうと思うとグランド状態のことがあるので進みにくくなる。BDMの方が良いかなと判断して選択。明確な理由はありませんがこの時このタイミングではこちらが良いかなと感じたので。追い込むという感じよりは正確な動きをしてもらいたいなという感じでしょうか。
休まずに補強サーキット。走る量が少ない分、補強に割く時間が圧倒的に増えています。身体作り。Saと話をした時に「脚が太くなったと言われる」と言っていました。元々の脚の状態が分かりません(笑)。確実に筋力は上がっているのだと思います。それが使えるようになってきてスプリントが上がる。単に鍛えて終わりではない。どこをどのように使うのかは考えたいと思います。
DM投げをやろうと考えていました。かなり時間がかかっていたので選択させました。時間的にもかからないDM∞で。普通に投げるよりこちらの方を好みます。本当は色々なパターンで練習をさせたいのですが。まーこの辺りも自分達で選んだので責任を持ってやるはずです。強く投げる感覚を持ってもらいたいですね。
もう少しだけ走ろうと思ってバリエーションSSを。スキップとシザーズの略です(笑)ほぼ記号で書いています。身内で分かればそれで良いと思っているので。道具を使ってスキップとシザースを組み合わせてやります。本数的にはかなりの量になるのかもしれません。私自身の量感覚が分からなくなっているので本当に多いのかどうか怪しいですが。一般的な量なのかもしれないですね。同じことを繰り返すというのではなく少しずつ変化をつけながらやります。
最後に10バトン、25並走、合流走を。最大スピードを出す。前半の練習でかなりスピードが出ていました。この勢いのままでやる。が、走り云々ではなく大きな課題が浮かび上がりました。バトンの質が低すぎる。渡すことさえできない、距離感やタイミングが取れません。更にスタートのタイミングが合わないので詰まってしまう。うーん。昨年ほどではないのですがこの冬もバトンはやっています。
考えていない。そこに尽きると思います。走練習や技術的な練習に関してはかなり考えるようになっています。動きなどには注意を払えるようになっている。しかし、走りながら色々とやらなければいけないのはがリレーです。様々な判断を必要とします。だからこそ基本的なことが出来るようになっていなければいけない。間違いない事実です。
普段の練習以外にどれだけこの部分の事が考えられるのか。ここは必要なことだと思います。単純なやれば良いという話ではない。そしてその場だけで考えれば良いわけでもない。バトンに関してはかなり言い続けていました。インターハイメンバーとして残っているのはTだけ。それも1走で渡すだけ。そうなれば他のメンバーはどうやってバトンの受け渡しをすれば良いのかが分かりません。卒業生の走りや普段の行動を見ていないからわからない。
練習の中でスプリントに関しては少し手応えを感じています。ずいぶん走れるようになったと思っています。ここ最近の課題が一気に解消される感じがあります。しかし、それだけではダメ。走れるようになってもそこに至るまでに足りないことがある。ここは大きな課題です。
やりたい動きができるようになってきている。まだ足りないこともある。そこをどう取り入れるのが。色々考える中でやっていきたいと思います。良い方向に進んでんいるのは確か。でも足りないのも確か。色々と見極めて行きたいと思います。