kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

記憶に残る

2018-03-04 | 陸上競技
クラスの生徒には何度か話をしていました。私自身が今の学を卒業しています。高校時代、あれこれやってきました。まーほぼ練習だったと思いますが。色々なことをしたと思いますが「卒業式」の日の記憶があまりない。たった1日の事だから仕方ないのかもしれません。当時はスマホなどもないですから写真自体もない。教室で担任の先生と写真を1枚撮ったのが残っていました。それ以外の記憶がない。

卒業式の日は特別だと思います。特別ではないが特別。難しい表現ですが。

私自身、みんなで1つのことをするというのが好きです。これも話をしましたがクラスマッチや学校行事では全員でトコトンやりたい。どこまでやるんだ?ってくらいやる方が楽しい。記憶に残ります。私自身が楽しみたいというのも大きいと思いますが。そういう感覚の中でやってきました。

卒業式の日。何かしたいな、と。前回卒業生を送り出した時にクラスで風船を飛ばそうという企画がありました。この時は風船に植物の種をつけて飛ばす。旅立ちと芽生えという意味を込めて。が、卒業式当日はあいにくの雨でした。そのため飛ばしたのは良いのですが校舎を越えた所で落ちているというのが多数(笑)酷かった。それはそれですごい記憶なんですが。

今回は私自身の強い想いもあってもう一度風船を飛ばす事を提案。生徒は満場一致。単純に風船を飛ばしたいというのではなく「卒業式の日にみんなで1つの事をしたい」という部分がかなりありました。アホみたいな事かもしれませんが記憶に残る。それを保護者に見てもらう。保護者の記憶にも残るかなと。まー自己満足なんじゃないかという部分も多々ありますが。

朝の時点で風船にヘリウムを入れて準備。卒業式とホームルームが終わった時点で飛ばそうと思っていたのですが。3時間くらい経過していたので若干風船に元気がなくなる(笑)これじゃ飛ばないじゃないか?!と危機感を感じる。実際いくつかの風船はフニャっとなっていました。飛ばなくなった風船のヘリウムを一つに合わせて行きながら対応。バタバタで外へ。

実際はグランドから飛ばそうという案でした。まー中庭から飛ばすと「また勝手な事をしている」という批判の的になる危険性がありましたから。が、生徒と話していると「風船飛ばすのをみんなに見てもらいたい」とのこと。ここまできたらもう関係ないかなと。怒られるのは私だし。風船に関しては自然に還るモノを選択していました。一応環境に気を配って。中庭からであれば保護者も渡り廊下から見れます。貴重な経験になるかなと。







中庭から飛ばしました。イメージとしては真っ直ぐ飛んでいって欲しかったのですが前日からの強風により校舎を過ぎた所から真横に飛んでいきました(笑)。それでも生徒も保護者も喜んでくれていました。多少なりと記憶に残れば。

綺麗事ではない。なんとなく終わらせるというのは私的には合わないと思っています。これも私の自己満足なのかもしれませんが。それでもこうやってみんなで何か一つのことをやって終わるというのには意味があると思います。別にこの子達に好かれようと思う気はありません。こうやってblogに書けばまた批判されるのかもしれません。

それでも何を伝えるかというのは大きい。勢いだけではなくこちらがどのような想いで何を伝えようとしているのかは本当に大きなことだと思います。

旅立ちです。これからが大切。目標に向かって進んでいってもらいたいですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 卒業式 | トップ | 0からのスタート »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。