思うことを。前の続きというか補足というか。
「キジも鳴かずば撃たれまい」とこのblogの中で何回も書いています。自分の考え方や感じたことを公開するということは「批判の的になる」という理解が必要です。もともと、このblog自体は私の名前を公開しているわけではありません。どこかにリンクを張ってもらって大々的に宣伝しているというわけでもない。なぜか知られているという感じでしょうか。別に自分から「blogを書いています」という紹介をすることは皆無。
私の性格的に「敵を増やす」タイプだと思っています。忖度しないので。「おかしい」ことに対して「おかしい」という部分があります。もちろん、「仕方ないよね」ということがないとは言いませんが、長いものに巻かれることができない。こういう性格ですから100%、管理職になることはないと思います。そんな希望もありませんし、試験を受けることもありません。ましてや推薦する人もいないでしょう(笑)。
このblog自体はできる限り飾らずやっていきたいなと思って書いてきました。聖人君子ではない。そこは分かり切っていますが、「教員だから」というような色眼鏡で見られてそこを求められる。まーどうなんでしょうね。一個人として何かを発信することがどれだけ問題なのか。素直に感じたことを書き続ける。それが誰かにマイナスになるのかもしれません。それでも自分自身を保つためにやっている。
blogやfacebook、インスタなどは「情報発信」です。「こんないい生活をしていますよ」とUPしていく人の方が多いと思います。実際には異なる生活であっても「良い面」だけを示していくことができます。「悪い面」は発信しなくても問題はない。私のblogに関しては「悪い面」も含めて書いています。自分自身のだめだなと思うところも記載する。今の現状での課題も。それは「他者に受ける」かどうかではない。自分自身の「情報処理」のためにやっているという感じが強い。
指導をしていて「負けてしまえばいい」と書くこともありました。これは第三者からすれば「なんて失礼な指導者だ」という受け取り方になるでしょう。確かにそうだと思います。「勝ちたい」という表面的な部分に対して「勝てない」と突きつける。それは選手を傷つけるのではないかというとらえ方もあると思います。が、実際に「勝つため」に必要なことができていないのに「勝ちたい」と言葉にすることは本当に正しいのか。
一昨年の冬、「このままでは誰も個人で中国大会の予選を通過できない」という話をしました。実際、トラック種目で個人で予選を通過したのは1人だけ。女子のマイルは準決勝まで進みましたがインターハイには程遠く。1年生が決勝まで進みましたがこれは本人の資質によるもの。トラック種目でのインターハイ出場は0でした。「お前が否定的なことを言ったからそんな結果になったのだ」と批判する人もいるのでしょう。が、実際に「これは無理だな」と感じる部分がありました。そんなに簡単に上のラウンドに進めるものではない。客観的な意見は必要だと思っています。
「このままでは勝てない」という話をする。それでも行動の変化がない。「負けてはじめて気づく」こともあると思っています。大半は負けても気づきませんが。それなのに「みんな上の大会に進める」と褒めていくことがどれだけの価値があるのか。現実を突きつけることも必要なことだと思っています。それが選手にとってショックを受けるようなことであっても。そこを受け止めてから「何をするか」というのが重要だと思っています。
中国大会前。大半の選手が良い状態で練習を積めています。やりたい練習がほとんどできている。大きなけがをして離脱することもない。タータンでの練習を最小限にして負荷が強い時には土の上で走る。同時に負荷に負けないように体づくりを徹底する。それが「正しい」のかどうか分かりません。それでも昨年よりは「戦える」可能性があると思っています。何人がインターハイに進めるかは不確定ですが「戦える」という感覚がある中で中国大会を迎えることができるのだけは確かです。
別に私が何かをしたという気はありません。誰が関わっても同じようになっていたかもしれません。「勝てば官軍」みたいなところがありますが、別に誰かが「強くなっているね」なんてことを私に言うこともありません。それでいいと思っています。「勝つため」にやっているだけ。そこを求めているのであればそれに応じる。その代り「無理」なものに関しては「無理」だと伝える。可能性があっても取り組みや心の部分で「難しい」状況になることはよくあることです。そこも含めての「指導」なのかもしれません。
それをblogに書く。正解かどうかは全く分かりません。それでも「進んでいる道程」を記しておくことで誰かの役に立つかもしれない。同じように悩み苦しんでいる指導者が「共感」する部分があるかもしれない。いつも右肩上がりに記録が上がっていくということはありません。停滞するときも当然ながらやってきます。その時に何ができるか。いつも記録が出続けることを期待されるかもしれません。そんなに簡単な話ではない。それでも「戦う」ことを求めるなら「やる」しかないと思っています。
いろいろなやり方があると思っています。それにより協力してくれる人も出てくるし、批判的にとらえられる人も出てくる。万人に受け入れられるような生き方はできないと思っています。blogを書くことで何かが変わるとも思いません。書いても書かなくても同じような流れかもしれません。それでももうしばらくは書き続けたいなと思います。陸上競技のことを書くかもしれません。他愛もないことを書くかもしれません。それでもずっと同じスタンスでやっていきたいと思っています。何が正しくて何が間違っているか。
批判が増える世の中だと思います。blogを書くことに対して快く思わない方もいると思っています。それでもできることは続けていきたい。やれることをやっていきたい。何かを生み出すために。
中身はほとんどありません。お許しを。
コメントありがとうございます。基本的に「書きたいこと」を「書きたいように」書いています。それがいいことなのかどうなのか。それは分かりません。でも、思ったことを文字として残しておくというのは自分の中で大きな意味があります。感情をアウトプットするというか。
何度か書いていますが「キジも鳴かずば撃たれまい」だと思っています。余計なことを言うから嫌われるのだろうなと(笑)。別に好かれるために何かをやっているわけでもないですし。
ぼちぼち続けていけたらと思っています。お付き合いください(笑)
生身の感情や体験談の記事だからこそ、ユーザーは読んでいて面白いんです。
このブログを読めば、先生の言われるマニアックな部分まで、陸上の情報が得られますしね^^わたしは素人なので、ラーメンや生き物がメインですが(笑)!
ユーザー層はかなり幅広いかと思います。
私のサイトでは残念ながら、小海老ちゃん関係は扱っていないんです(笑)🦐お心遣いありがとうございます^^
これからも、自由に好きなことを書いてくださいね✨
コメントありがとうございます。自分自身で自分のblogを検索することはないのでそんなことになっているとは知りませんでした。
有益な情報を発信できているかどうかは疑問ですが、収益性は全くないので別にみてもらってももらわなくても関係ないと思って書いています。マニアックな内容になるので見る人の楽しさがどこに出てくるのか分からないのですが。
基本、真面目な人間なので面白おかしく書けないから見てもらうためのサイトにはなっていないのかなと思っています。それでも好きに書いていますが。
ミーさん、サイト運営されているんですね。すごい。レッドビーシュリンプの販売溶かしていないですか?!(笑)
細々とやっていきます。できるだけ目立たず。
余計なお世話かと思いますが、先生のブログは、「山口 Sa高校」
「陸上」などのキーワードで検索すると1ページ目に表示されます。
つまり、Google検索上位を長年維持されていることになります。
実はコレ、かなりスゴイことなんです。
それだけ有益な情報発信ができている証拠です!
しかも利益を求める文章特有のお金の匂いがないので、幅広い年齢層の方に好んで読まれるのだと思います。
専門的で有益な情報を求めてユーザーは集まります。
ブログは財産ですので、これからも無理のない範囲で続けてほしいです^ ^
私はサイトを運営(完全にビジネス)していますが、集客がとても難しいのが悩み…。
先生のブログはきっとユーザーの役に立っていますよ!
それでは、これからも陰ながら応援しています!