kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

手応え

2019-12-11 | 陸上競技
かなり疲弊しています。色々なものの反動が。耐えなければいけません。そしてそれに対応する。慌ただしい日々です。

前の記事に書きましたがバタバタあれこれやりました。月曜日の練習に関しては全て選手に任せることに。ここは仕方ない。選手が自分達でやれるようにならなければ本当の意味での競技者にはなれません。この日はテスト期間中に練習に参加していなかった者も来るはず。そこに対してきちんと伝えておきたいこともありましたが。

火曜日はそのことも踏まえて練習を。上述の者たちは何もなかったかのように普通に練習参加。うーん。ここに関しては考えるべきだと思っています。練習をするのが当たり前ではない。2週間以上何もしていない中で何をするのか。理解はしてもらいたい。私からは何も言わず。伝わる日は遠い未来になる気はしますね。

この日の練習はかなり考えました。前日にやらなかったことをやる。ここ最近ずっと書いている「縦の動き」「地面に大きな力を持って伝える」「力を持って逃さない」「力の方向を変える」という要素を徹底してこうと考えています。かなり時間が必要だと思います。やりたいことは同じですがそこの部分をどうやって身につけさせるか。朝練の段階で数人に話をしてやらせてみる。その中で見たこと感じたことを午後の練習に取り入れる。

アップはバランス系とサーキット。基礎筋力は上げないといけません。それをどう走りにつなげていくか。ここを考えないといけない。練習自体は走る量を減らしてでも「感覚作り」をしたいと思っていました。アップの後に台&BOXジャンプ、DM投げ。ここは少し頻度を増やしています。

流れの中で台ドロップを。これはいつも通りです。そこから少し変えました。台ドロップ自体は接地ポジションを作るという位置付けでやっていました。ここに更に「縦の動き」を入れたい。これをする事で前から気になっていた「台に乗る時」の接地が改善できる気がしていました。

頭の上下移動があっても良いので「上から下」という縦の動きを意識させることにしました。それにより空中にいる時間が長くなるのでフォローレッグを入れ替えること感覚も作りやすい。身体の真下で捉えることができます。前に進む感覚の選手ではここで滑る感じになる。分かりにくいですね。

反発をもらうという前段階。大きな力を伝えなければ返ってこない。進みたくなるのですが順序からいえば「縦の動き」によって力を伝えられるかどうかだと思います。こういう動きで「進む」ことを考えるから中間での重心移動が生まれにくくなるのではないか。今はそう考えています。「速く進む」という表面的な部分に捉われていたら本質を見失う気がします。

結局は「縦の動き」で大きな力を地面に伝えることができるかどうか。進みながらでは作りにくい感覚を道具を使いながら使っていく。そこにこれまでやっていた台ドロップが上手く当てはまる。ここでは「力を逃がさない」という部分の練習にもなります。固定する感覚。体幹を締めるだけではなく関節を固定する感覚を作る。それを速い動きではなく丁寧に正確にやる。まだまだな部分がありますが。地面から反発を受ける感覚を作りたい。

そこから台ドロップ2を。これは思いつきですが台を2つ使う練習。最初は降りた時にペアで肩を押さえる。それにより地面に伝えた力が跳ね返ってくる感覚を感じとる。かなりの衝撃を受けます。今度はその反発に合わせて身体を浮かせて次の台に乗る。それも上から下のイメージで。接地が少し長くなる部分があると思いますがそれでもしっかりと乗る。緩衝せずに反発に乗る。上手く出来ると身体がフワッと浮き上がる感覚が出てくる。地面を蹴って浮くのではない。

10分くらい取りました。そして更にこの状況でタンブリングをする。台から台へのタンブリング。両足で降りて反発に合わせて片足を上げる。それで身体が浮き上がる。力を一切使わずに浮き上がる。これまでこの手の練習をやっていましたが「ジャンプ系」として位置付けていました。いや、これは間違いなく「技術系」の練習です。

足運び云々ではなく「基本的な動き」になっていく。これができるようになれば無駄な力は一切使わずに進むことができる。走る動きの中に「反発」を感じる事で進むことができる。この段階では「縦の動き」が良いと思っています。進みたくなるのは間違いないのですがここで小さな動きになるとその後の動きに影響を及ぼす。

これは難しい表現かもしれません。中間で進もうと思えばここで「反発をもらう」という動きが必要になる。中間では大きな力の方向を変えるだけ。高く浮くことができるというのは「地面に大きな力を伝える」「力を逃がさない」という部分が丁寧にできているから。できないと浮くことができない。

そのための動きをしっかりとやる必要があるなと感じました。もちろん、ここに至るまでに色々な準備が必要になると思います。単にジャンプ系をすれば反発を得られるというのではないかなと。これまで考えていた部分から一歩抜けた気がします。

あー。長くなりました(笑)本当はここからが書きたかったのですが。手応えを感じたのはこの後の練習だったのですが...。また書きます。今日は力尽きる可能性が(涙)。

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