kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

基本&スタート

2011-03-20 | 陸上競技
金曜日、終業式でした。この1年間はミックスホームルームのおかげでかなり大変な事が多かったですね。精神的にもまいっていました。2学期は本当にしんどかったですね。
最後のLHRでは少し話をしました。入っていく子にはかなり入っている感じがありました。数人はなかなか…。全員がこちらの考え方と同じ方向を向くとは思いません。しかしそれでも全体に話をしていく必要があります。見捨てるという行為は教育活動の中にはありえないと思っています。正直、部活等でも「もういいのではないか…」と思うことがたくさんあります。他の指導者よりは時間と労力をかけて指導しているつもりです。普通なら100%あきらめているレベルの事がたくさんあります。だからといって見切りを付けることが必要なのかもしれませんが、今は「何とかしてやらなければ」という気持ちがあります。さすがに次なにかあったら本気で諦めるかもしれませんが…。

練習はいつも通り。サーキット終了後ハードルを使ったドリルをしました。新入生にもやらせました。股関節を使う練習ですから初めてやる生徒にとっては地味にきついと思います。合わせてリズミカルに身体を動かしますからこの辺りの適応力を見ることができます。なかなか上手くできないですね(笑)。更にラダーもやりました。慣れている動きと慣れていない動きとでは差が出ます。新入生は全体的に真面目に取り組んでいます。緊張しているからというのもあると思いますが、性格的に一生懸命やるタイプが多いですね。将来的にかなり強くなるという確信を得ました。スタートラインの実力云々ではなく取り組む姿勢がすべてを決めていくと思っています。ここ最近にないひた向きさを感じます。これが本物になっていけば面白いと思いますね。

上級生はスタート練習。これにかなりの時間をかけています。なかなか改善されませんが少しずつ良くなってはきています。ある程度は選手に任せてやっています。なかなか重心移動ができない選手がいます。手を変え品を変えでやっているのですがなかなか上手くいきません。もう少ししっかりと考えていく必要がありますね。

新入生は別メニュー基本的な動きを。中学時代の走りから高校生の走りに変えていくための練習です。新入生には「今までの技術的なことは全て忘れるように」と言いました。中学時代の指導を否定するつもるはありません。しかし、私が指導する内容と中学時代の指導が違えば新入生は混乱します。どちらの指導に従えば良いのか分からなくなってしまいます。素直な選手ほどその傾向は強くなるのではないかと考えています。だからあえて一番最初に明確に示しておく必要があると。本当に地味な練習です。動きを変えようと思えばこれまでのクセを修正しなければいけません。意識させなければ絶対に変わりませんからずっと集中させることが必要です。これはかなり難しいですがやる以外にありません。
前日の基礎筋力トレーニングですでに全身筋肉痛だと思います。普段やり慣れないことをやっているのですから当然です。それがきちんとキツいでしょうが慣れるまでの辛抱です。先に気持ちが折れないように関わっていかなければいけませんね。やり過ぎないようにしなければ(笑)。

上級生は走らせました。短い距離を走らせたかったのでバトン走。翌日から合宿に参加する者がいたのでその者は外しました。土日に連続で練習をしますから休ませないといけません。スピードレベルは上がってきているとは思うのですがそれが安定しません。安定しないためバトンも安定しない。以前に比べるとかなり良くはなっています。まだまだ求めるレベルには遠いですが…。

最後に120mを1本。ここ最近短い距離を走って終わりにする日が多かったのでスピードを上げた状態で少し長い距離を走ることにしました。なんとなくです(笑)。数人バテていましたがまずまずの走りができたと思います。後は補強。1人はプールに連れていきました。とにかくやるしかありません。

練習終了後、卒業生と食事に。ゆっくり話す時間を持てました。高校時代には話せなかった内容も話せます。あっという間に時間が過ぎていきました。詳しい話しは書きませんが非常に楽しかったですね。また行きたいですね。

かなり中身の濃い一日でした。

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