kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

それぞれの苦しみを越えて

2006-10-27 | 考える
人は何らかの苦しみを背負って生きている。全てが自分の思い通りになるわけではない。「嫌だけどやらないといけない」という想いを抱えながら、立ち向かわなければならない。嫌だから逃げるというわけにはいかないものだってある。その苦しみを越えるために様々な気持ちを抱えて生きていかなければいけない。

一生懸命やるから感じる苦しみがある。「強くなりたい」という思いと「できればやりたくない」という思いの間で苦しむ。心の中の闘いがあって、見えないところで苦しんでいる。どうしたらいいかを探しながら…。
一生懸命になることは決して格好悪い事ではない。与えられた時間の中で何をすべきかを考え、一生懸命になるから苦しむんだ。そんな人間らしさを持った人物を私は格好悪いとは思わないし、人として自然な姿だと思う。それを乗り越えた時、得るものは大きいだろう。
一人では乗り越えられないかもしれない。周りをみてごらん、仲間がいる。チームとして闘うというのは誰か一人の苦しさを分け合い共有しながら向き合っていくことだ。手を差し延べる事が出来る人間になってほしい。全てが完璧じゃなくていい。「人間らしさ」を持った人になって欲しい。周りに気を配りながら生きていける人間になってほしい。

苦しく長い道かもしれない。誰もが悩みを抱えながら生きている。その道を仲間と共に歩けたらきっと乗り越えられる。一生懸命だから生まれる苦しみ。手を取り合い歩いていこう。強がらなくて良い。素直な気持ちを出せる仲間になって欲しい。ただ切にそう願う…。
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