kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

終業式

2013-12-25 | 陸上競技
火曜日、この日で2学期終了です。先日から色々と指導をすることがあって朝からそちらの対応に追われることに。うーん。

朝練だけは見ることに。この時間くらいは練習を見ても問題はないはずです。前の日に走っているのでこの日は軽く動きの確認をしておこうと考えていました。通常であればトレーニングなのですが翌日から合宿があるのでもう一度動きの立て直しをしておかなければいけません。足運びで多々の動きの確認。合わせてハードルを使っての腰の移動。この二つの組み合わせを繰り返すことにしました。時間の関係で2セット出来ればいいかなと考えて実施。

1セット目は問題なく進めて行きました。2セット目に入ってスティックを行った時にかなりの違和感を感じました。これはここに書いてもなかなか分かってもらえないかもしれませんが大きな違和感です。足運びを意識するためのスティックです。これは一番大事なポイントになっていると考えています。が、ハードルをやって移動する感覚を作った後にまた通常通りのスティックを行うと「進みたいのに進めない」という動きになってしまいます。当然なのですが無理やりその幅に合わせてしまう。特に2年生は窮屈そうでした。

この違和感を確認するためにスティックの足長を伸ばしました。それでも詰まる感じがある。ん?おかしいぞと思ってさらに伸ばすと腰の移動がめちゃくちゃ生まれました。あーこういうことかって感じですね。小さなエース、ここ最近イマイチ調子が上がりませんでした。ピッチの低下はそれ程見られませんし、重心の移動ができないわけでもありません。それなのになかなか動きができない。試合期と同じようにスティックを使ってスプリントの動きを作ると完全に進み始める。ここの感覚は言葉では説明できませんが、単純に重心移動をすれば良い訳ではない。タイプにもよりますがこの子は実際のスプリントに近い動きの中で移動を作るドリルをやる方が合うのだなと感じました。

かなりの進む感じがあったので午後の練習で少し走ってみるか?と聞いてみると「久々に腰が進む感覚があったので走らなくて良いです」とのこと(笑)。単純ですがこういう感覚は鋭いのだろうと思います。感覚的に進んでいるというのが分かればもう良いのでしょう。何となく走れる感じがつかめたのであれば午後は走らなくてもいいなと。

が、一年生の動きをみると足長が伸びると全くダメです。接地ポイントがずれてしまって身体が進まなくなってしまいました。ここに大きな課題があります。ドリルが出来れば走れるのか?と言われると違うかなと思いますが、この基本的な感覚は絶対に必要です。一年生と二年生の違いはここにあります。こらは集中的に取り組ませて改善する必要があります。逆に移動が生まれた時の足運びがきちんとできて接地がきちんと出来れば確実に走れるようになると思います。

短時間ですが動きを見る中で感じることはかなりありました。二年生は次の段階に進まなければいけないと思いますね。見ることはやはり大切。やるだけの練習とは大きく違います。

長くなってきたので記事を変えます。更新滞ったらすみません(笑)。現在徳島です(笑)。
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