kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

奇跡的な話

2023-03-17 | 陸上競技

あまり興味がないかもしれませんが。エビ水槽の話。

 

約1年間、エビ生活をしています。ずっと育てていますがなかなか上手くいきません。2か月くらい前に稚エビが生まれて。その水槽が崩壊しかけて。そのため大きなエビたちを別の水槽に移すという作業をしてました。大きな水槽に30匹くらい購入してそれと同時に小さな水槽からエビを移動。が、修学旅行中に大きな水槽も崩壊しかけました。何匹も☆になってしまって。本当に難しいなと感じていました。

 

稚エビが生まれた際、大きくなれずに☆になることがあります。今回も小さな水槽では孵化した稚エビがいなくなってしまうという状況がありました。「稚エビ」が全滅してしまったのもあり、大きな水槽にすべてのエビを移動させていました。

 

これまでは「数が多いほうがいい」というのがあって30匹を入れるということがありました。水槽の適切な数というのがあるのだと思います。水槽崩壊後、大きな水槽には新たに15匹程度購入して入れていました。数はこれ以上増やさず。結局、飼育するということを最優先してやるほうがいいなと。少なすぎるのも活性が下がるというのがあります。多いとエビたちは元気に動きますがそれによる弊害もあるのだと思います。

 

それ以後一匹も☆にならずに過ごしてきました。やはりこの部分は大事なのだと思います。あまり手をかけすぎてもダメだなという感じがあります。バランスをどのようにとるか。餌も少し与える程度に抑えておきました。難しい部分ですが。

 

で、数日前「小さな水槽」を見てみました。一応、万が一大きな水槽が崩壊してしまったときに「避難場所」として「小さな水槽」を残しておくほうがいいなと思っていたので。電気も付けませんし水の入れ替えもしていません。その水槽にこんな姿が・・・。

 

 

ん??これって「エビ」じゃない??

 

2か月間何もしていなかった水槽の中で「稚エビ」が1匹育っていました。驚きです。餌も与えていませんし、水替えもしていません。少し足し水はしていますが、それ以上のことは何もしていない。それなのに「生き延びていた」のです。感動しました。色々なことに嫌気がさしている中でこの出来事は衝撃でした。発見する前には「教員免許持っていなくても採用試験が受けられるようになる」ことに対しての批判の話をしていました。愚かすぎる「提案」ですが、本気でそのことを導入すれば「教員志望者」が増えると思っている人たちに対しての失望。が、小さな小さな「エビ」の姿を見つけたことで自分の中で「世の中捨てたものではない」と感じるようになりました。単純です。

 

 

掃除も何もしていませんが。強く生き続けている。素晴らしいことです。

 

大きな水槽はこんな感じです。

 

 

元々大きく育ったエビを購入している部分もありますが。元気に育っています。これもエネルギーをもらえるなという感じですね。大きなエビたちは細かい動きも見えます。手足が動いているところもしっかり観察できるので本当に面白いですね。水族館で働きたいなという気持ちさえ出てきます。

 

エビから力をもらっています。与えられた場所で細々と活動している。誰にも気づかれない中で日々を送っている。すごいことだと思いますね。

 

エビはかわいい。それだけは確かです。奇跡的な生存に心打たれました。素晴らしい。


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