kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

本質的な部分

2015-09-15 | 陸上競技
朝、fecebookを何気なく見ていると尊敬する(?)先生がある記事について「いいね」を押していた。さらに何気なくその記事を見てみる。すると共感できる部分がかなりあって驚いた。記事自体は塾の塾長さんが書かれているもの。これは面白い。というか、実際に私が考えている部分と重なる内容があった。本質的な部分。表面的な話ではなく「生きていくうえで大切なこと」について考えさせられる。

AQURAS 「○○先生が嫌いなので、クビにしてもらえませんか」

タイトルがあまりにも衝撃的なものなのですが(笑)。中身の前半部分は以前からずっと書き続けていることだった。以下、青字の部分は引用。


一般的には、どこの塾の広告やH.Pを見ても「生きる力を」「学ぶ楽しさを」などなどテーマにしていることが多いのですが、私は敢えて批判・炎上覚悟で、現代の教育や世の中の矛盾している部分を取り上げてズバッと切り込んでいくスタイルを採っているためか、共感する方々もいらっしゃる半面、死ぬほど嫌ってくれる方も少なからずいらっしゃると思います。

あーこの感覚。全く同じ。私自身も「一定の人には好かれる」のですが「ほぼ関わりのない人」や「行動が気に入らない」と思われる人からは「徹底的に嫌われる」のです。このことはblogに何度も書いてきました。こうやってblogを公開することで「考え方」を示す。それにより「意見が合わない」人も生まれてくる。私は私が「正しい」と思う道を進む。が、その進み方が「気に入らない」と感じられる人もいる。100人全員に好かれようとは思わない。というか、生徒や選手、他者に好かれようと迎合して生きていく気はさらさらない。こんな態度だから更に嫌われる(笑)。

常に自分の感情に正直にあることは、ある意味で、理想かもしれません。

でも、そのかわり敵も多くつくります。
自分の意見をはっきり言う、白黒つけるというのは、そういうことです。


私には自覚があります。もう少しで39歳になるいい年をしたオッさんですが「青い」のです。これまでも選手と一緒に一喜一憂してきました。時には立ち直れないくらい失望し涙を流す。時には喜びを爆発させて笑顔で涙を流す。周りから見たら「馬鹿みたいだ」と言われるかもしれない。それでもそれが私のスタンス。距離の近いところで同じ夢を見て同じ道を進んでいく。「熱血漢」と言われることがあるがそんな気はない。私は自分の感情や信念に素直に生きている。批判される筋合いはないがやはり目につく(笑)。

変な慣習にこだわらないから「非常識」と言われるかもしれない。そこも否定しない。周りから見れば「変わった奴」だと思われるだろう。私からすれば「なんで一生懸命にならないんだろう」という感覚が残る。価値観の相違は簡単には埋められない。お互いの価値観を否定するだけで終わってしまうから。それでもかなりの数の卒業生には好かれていると思っている。決して甘やかす指導はしていない。本気でブチ切れることもある。ダメなものはダメだと本気で怒らないと「教育」なんてものはできないと思うから。

<私の信念は「勉強を通じて、人を育てる」ことです。
勉強だけでなく、目上の人を敬い、長幼の序を大切にし、規律を守りながらも、自分には厳しく他者に対する思いやりを忘れない生き方をできる若者を育てたいのです。/font>

学校での様々な活動を通じて人を育てる。陸上競技の指導を通じて人を育てる。そこが私の中に「信念」としてある。綺麗事ではなく本気でそう思っている。「信念」がなければどんなことをやっても何も伝わらない。こんな事を公言するから「敵を増やす」のかもしれないけど。

これまでblogを読んでくださっている方々には私の存在がどのように映るでしょうか?理想論を並べて偉そうにしている人間に見えるかもしれません。別に私は陸上競技だけが全てではない。しかし、私が伝えたい事を一番伝えられるツールは陸上競技だと認識している。これは部活なのかクラブチームなのか県レベルの指導なのか分からない。どこか一部分にこだわるつもりはない。

いつまでこのスタンスを貫けるだろうか。いつまで「青い」ままでいられるだろうか。正直分からない。凧のようにプツリと糸が切れて飛んで行ってしまうかもしれない。その時はその時考えよう。どうなるか分からない先の事を思い悩んでもどうにもできないし。

この記事に出会えた事に感謝したい。尊敬する先生は「そういうタイミングだったんだろう」と言ってくれた。確かに。本質的な話を出来る人というのはすごく少ない。そのタイミングを与えてくれた先生にも感謝したい。本当に多くの人に支えられて生きている。感謝しかない。

長々と書きました。
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