kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

子どもの自信を骨太にする

2006-10-08 | 考える
『重い通りにいかないとき、人は悔しさやみじめさなど負の感情を抱くのが自然です。年長期からこの負の感情をきちんと味わうのはとても大事なこと。なぜなら、これから先も重い通りにならないことはたくさんあるからです。親がいつも優しく支えているだけでは、子どもが負の感情を味わう機会を奪うことになりかねません。大人の役割は、負の感情を生じさせないようにすることではなく、そうした感情が生じても耐えれるようにしてあげれること』(参照:月刊子どもを学ぶ Benesse)

タイムリーに記事がありました。昨日夜、たまたま読んでいた付録にかいてあった記事の一部を抜粋しました。『「結果がいいときはほめる。結果が悪いときはその努力をほめたたえる」のが今の子育ての主流』になっていて、それは間違いではないが自分の出した結果を理解している子どもは素直に喜べない、と書かれていました。

今の子どもは何か言えば誰かがやってくれる。苦しい思いをしなくても誰かが助けてくれて、その事をやってくれるので「必死」になってやる必要はない。負の気持ちが生じても「相手が悪い」という「逃避」をすることで自分の心と向き合わない。だから何も変わらない。

『失敗に対する恐怖心は、失敗を乗り越えることでしか克服できません。もちろん、生れつき慎重な子や臆病な子もいます。しかし、そういう気質の子であっても年長期から小さな失敗を経験することで、失敗に耐える力、失敗してもへこたれない力をはぐくむことは十分にできます。ポイントは失敗から学ぼうとする姿勢。私たちは見えないものに対して恐れを抱くものです。失敗の内容や原因を親子で一緒に分析していけば、失敗の招待が見えてくるので恐怖心はなくなります』

誰にだって失敗はある。失敗を恐れて何もしないほうが、変わる可能性は低い。失敗から何を学ぶか?繰り返さない事が大事なんですよ。過ちは償えます。以前の失敗から学び、どうしていくかを考えることが大事でしょう。練習中に失敗を恐れてはいけない。途中で倒れたっていいんですよ。その次にどうするかでしょう?

この記事は今kanekoが口にして言い続けている内容と重なりました。読んで何を思うでしょうか?うちの選手だけでなくこのblogを読まれている人がどう感じるのか?最近のkanekoの想いをあらわしている内容だと思ってます。

いい記事ですよね!?
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