kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

期待?!→改め「原点」について考える

2009-04-05 | 陸上競技
先日kuboi先生方からPCにメールを頂きました。以前からお世話になっている方でkida先生と並んで私が最大目標とする指導者です。この冬期も何度かメールをしていたのですがメールアドレスが変わっていて戻ってきていました。Yahoo!メールとの相性が悪いのかと思っていたのですが、そういえばシーズン終盤にアドレスが変わったと口頭で聞いていた気がします。いつものパターンですね(笑)。

今のtabe高校は県内トップの指導者が2人そろっていて反則ですが(笑)、kida&kuboiの二大巨頭が同じube高陸上部の指導をしていた時期があるそうです(私が野球部部長だった時(笑))。ものすごい事ですね。今考えてもその場に居て第三顧問として勉強させてもらいたいくらいです。まー進学校なので私は絶対に行けませんが(笑)。

私が指導者になって2年目以降、お二人にはかなりご迷惑をおかけしています。分からない事や気になった事はすぐに質問していましたから、「面倒臭い奴だ」と思われていると思います。これまで指導について学ぶ機会がなかったのでお二人から学んだ部分はかなり大きいと思いますね。指導力もそれほどない私が初期段階から県選抜の合宿や国体関係で指導をさせてもらうというのはかなり大きな抵抗がありました。当時は自分がやってきた事が全てだと思う部分が強くありました。学生時代の私の練習スタイルを高校生レベルでやってもなかなか上手くいくはずもなく…。指導して2年目からそれなりに結果が出始めましたが今考えるともっと力を伸ばせたのではないかと思いますね。指導の原点はここの時期にお二人に様々な質問をしまくった事にあります(kida先生には今でもしつこく聞いてますが…)。

指導者として「勘違い」してはいけないと強く思ったのもこの時期からです。強い選手がいたらいつの間にかそれなりに評価を受けます。自然と「強いチーム」になっていきますから。当時うちは素人から始めた選手が県新人で2人決勝に残りました。それで結構指導が出来ると思い込んでいた部分がありました。大きな勘違いです。恥ずかしいですね。県新人の1週間前の県選手権では選手が部屋で麻雀していましたからね…。何のために競技に取り組むのかを理解させる事が出来ていませんでした。「人間的な成長」を掲げながら「本質」的な部分がきちんとできていなかったですね。茶髪や挨拶が出来なくても足が速ければ良いという指導者もいるかもしれません。が、教育の一環である部活動では決して許される事ではない。その事を最初の2年間で痛いほど感じました。私はかなり厳しくやっているつもりでしたが、その後数年もうまくチーム作りが出来ませんでした。20代だからだったといえば単なる言い訳になります。私が甘かった。それだけです。「速く走る」事以上に大切なモノがあります。ワイワイ楽しくやっていても絶対に見えないモノです。今になって考えると非常に恥ず
かしいですね。

正しい道を示してもらいながらここ数年間進んで来ました。やっとチームとしてある程度のレベルまで来たと思います。もちろんまだまだですが…。メールを頂いた事でもう一度原点について考える事が出来ました。全ては自分の力だけでやっているわけではない。選手をどう育てていき「社会人」としての「力」を身につけさせるか?ここができてくれば自然と競技力は上がっていきます。取り組む姿勢が全てだと思います。選手の将来を見据えた指導ができるようになって初めて「指導者」といえる気がします。

長くなりました。最初に書こうと思っていた部分については全く触れていません(笑)。ついつい自分の指導スタイルの原点について邂逅してしまいました…。書きたかった事また別に書きます(笑)。最初はタイトルを「期待?!」にしていましたが変えておきます(笑)。よくも恥ずかしくなくこういう内容が書けると思われるかもしれませんが、やはり原点ですから。2人の指導者に対しての「憧れ」から色々なモノが生まれていると思っています。

目指すべきはまだ先です!!という事でメールについてはまた書きます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市内合同練習 | トップ | 期待と継ぐモノ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。