kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

専門練習

2015-02-14 | 陸上競技
金曜日、この日は専門練習を予定していました。跳躍系とスプリント系に分かれての練習。追い込みというよりは「技術練習」の意味合いが強い日としました。朝は基本的な足運びと壁を行うことに。私は前日に引き続き補習を行うため練習は選手に任せることに。

午後は専門。この日は放課後も勉強を教えて星という申し出があったのでそちらに対応。1週間後に向けて準備をしているのでこちらもサポートできる部分はしなければいけないと思っています。生徒が一人で解いていくにはちょっと厳しいものがあります。こちらも1年に1度の事ですから内容を忘れかけていたりします。思い出しながら対応。今回は数年ぶりに日商簿記の勉強を教えています。油断すると間違えてしまいます。毎年見たことがないような問題が出てきますからしっかりとやっておかないといけません。

そのため練習には1時間してから参加。跳躍は専門練習、短距離はスタートドリルとしていました。見てみるとスタートドリル、いつの間にか「やるだけ」になってしまっていました。明らかにこちらが求めている動きとは異なるので「何をするためにやっているのか」と質問をすると答えられません。やっと答えてもちょっとピントがずれた答えになる。これではどれだけ練習をやっても効果は出ません。ここ最近のblogに書いていますが「やるだけ」の練習になっています。これが顕著に出ていたので練習を止めて少し話をしました。練習はやるだけで強くなるわけではありません。動きを変えるためにはそれなりの努力が必要なのです。やるだけの練習を越えていかなければ効果は上がりません。何も考えずに本数を重ねて自然と速くなることは少ない。0だとは言いません。確かに何も考えずにやっていて速くなった選手もいます。しかし、本当にそれで良かったのか?今でも後悔しています。次につながらない取り組みだったのです。

今はそれに近いものがあります。否定的な内容しかblogに書いていないと言われるかもしれませんが現状では「厳しい」という評価しかできません。考えがない。こちらが言っていることを理解するのではなく「聞いているだけ」なのです。その場に立って話を聞いているだけでやっている途中に何かをやろうという感じがないのです。そこが変わらないと難しいと思いますね。言葉に書くのは簡単なのですがそれが理解できるか、行動で示せるかという部分です。

スタート練習にほぼ付きっ切りでやりました。「とりあえずやっている」というのがあまりにも酷かったのでこちらがついて逐一意識をさせる。動きを見て改善点見つけその場に応じた練習を行う。これを1時間半くらいやったでしょうか。「任せる」という部分が出てくるのが理想なのですが現時点では到底その水準に到達しません。動きの課題を一つ一つ挙げていきそれを改善させる。頭で理解させたいのですがやる中で覚えさせるしかありません。指導者によっては「良かった」「悪かった」で終わってしまう人もいると思います。ある程度考えながら練習ができる選手や能力的にパッとできる選手であればこれで十分対応できると思います。しかし、それ以外の選手にどのように指導していくかというのが重要なのではないかと考えています。

スタブロでの構えや出の感覚。これをしつこくしつこくやっていきました。中間疾走の練習も大事だと思っていますが、まずは加速段階ができないと走れません。走り込みだけで中間疾走が改善されても上手く加速できないようであればその中間が生かせないのです。ここ数年100mや200mに特化しつつあります。そのなかで重視すべきポイントは自分の中である程度まとまってきたと思います。それでもまだまだやるべき事ややっておきたいことはあるのですが・・・。スタート局面は非常に難しいと思っています。適当にやって速い者もいますがそうじゃない者が大半です。短距離選手の大半は「スタートが苦手」とい言います。つまり、ここの局面を改善できればレースを大きく変えることができるのです。まだまだできないことが多いので一つずつ修正していきたいと思うのですが。

久々に細かいことを言い続けました。これくらい関わらないと修正できないというレベルというのは厳しいのですがそれでもやっていくしかないと思っています。かなりのエネルギーを使います。普通のチームならこれくらいの取り組みでもいいのかもしれません。しかし、過去のチームと比べるとやはり大きく見劣りします。「主体性が足りない」ことと「向上心がない」ことが一番の理由なのかなと感じています。私の性格的にかなり言い続けています。それでもなかなか変化がないというのは・・・。

大幅に関わる時間を増やさないといけないと思っています。エネルギーを注ぎたいと思います。

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