kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

役割

2019-09-20 | 陸上競技
思うことを。

今回の県新人、女子に関してはある程度の成果は出たのではないかなと思います。分かる人には分かってもらえる結果なのかなと。「速い者が集まっているから速いと思われているのでは?」という指摘もありました。周りから見ると「結果は出て当たり前」と言われるのかも。この春は「強い選手が抜けたから存在感が全くない」という人もいました。そういう見方をされるのにと。

今回、親しくさせてもらっている指導者のチームがリレーで決勝を狙っていました。が、バトンミスで予選通過ならず。決勝に進んだタイムがそこまで高くはなかったので十分可能性があったのかなとは思います。かなり悔しがっていました。合宿で一緒に練習することもあるので私としても残念だなと。

余計なお世話かもしれませんが、「失格しないために」という話をしました。こういうのも経験だと思います。短距離指導だけではなく他の部分も様々な場所で勉強させてもらいました。私が理解している内容を選手がどれだけ理解しているのかは不透明な部分がありますが。それでもかなりの時間をかけてバトン練習をしています。まだまだ私自身も勉強しなければいけない部分はあると思います。それでも持っているモノを提供する事は必要だなと。

二日目の朝は一緒にバトン練習の場面に付き合ってもらいました。うちの今のバトンはまだまだ改善の余地があります。狙っている場所での受け渡しができない。ここが「バトンが流れる」という結果に繋がります。それでも考えながら判断をする。女子に関してはコミュニケーションをとりながら修正が少しずつできるようになってきています。

興味関心を持ってくれていたので学校に戻ったら簡単な資料を渡すという約束をしました。基本的に極秘資料なのですが(笑)。以前無理やり時間を作ってやっていることをまとめたことがあります。その資料を送ることに。うちがやっている練習などにも興味を持ってもらったのでそのあたりもやり取りをしながら。

最近疲れが抜けないなと感じているのですがそれは年齢的なこともあると思います。来月には私も43歳になります。この年齢は私が陸上競技について多くのことを学ばせてもらっている師匠と懇意にさせてもらい始めた師匠の年齢と同じくらいだと思います。早いものです。私はしつこく質問をし続けていました。それに応えてもらえたのもあり「ある程度の指導」ができるようになりました。多くの所に勉強に行きましたが指導のベースは師匠から学んだことが中心です。

指導はしたいけどどうしたら良いのか分からない。そういう指導者もいると思います。もちろん「自分は指導できる」と思っている若い指導者も沢山いるのではないかなと思いますが。私は未だに「勉強不足だな」と感じることが多くあります。ここは感覚の差だと思っていますが。

きっと覚えていないと思いますが昨年師匠から話をされたことがあります。「あんたは自分では思っていないかもしれないけど周りから話しかけるのは難しい」と(笑)。仲間内からは完全に「いじられキャラ」ですがそれ以外の人からすれば「近寄りがたい」という指摘でした。自覚症状は全くありません。普段から適当な発言をしていることも多いので自分では「話しやすい」のかなと思っていました。

それでも「話しかけにくい」部分がある。とくに競技に関して質問をするというのはなかなかできないのではないかと。そうなのかな?と考えるようになりました。私にとって師匠の言葉は絶対ですから行動を改めようと思っていました。若い指導者で熱がありそうな人にはこちらから話しかけるように心がけるように。可能なら一緒に練習しないか?とまで呼びかけるようにしています。それに乗ってくれるのは本当に少しですが。

県外からもわざわざ足を運んでくださる方もいます。基本blogなどで知り合ったりする部分なのですが。うちに来るよりは他の場所の方が圧倒的に良いと思っています。それでも来てくれる方々には最大限の対応をしていきたいなと。自ら何かをしなければ世の中は変わらないのではないかなと感じています。

私には私にしかできない「役割」があるのかなと感じています。それが正しいかどうかは分かりません。それでも「役割」を理解して演じていくことも必要だなと思っています。熱を持っている指導者と関わりながらやっていきたいなと思います。

うーん。なにが書きたいのかわからなくてなってきましたが。書いておきます。
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国体練習会

2019-09-20 | 陸上競技
なかなかたどり着けません。疲労困憊状態が続いています。回復しない。

県新人が3日間実施されました。終了後、翌日は国体練習会でした。3年生で国体に出場する短長を中心に練習会です。8月に行われた国体合宿の際、ロングスプリント選手が一緒に練習をしました。その際、かなり質を上げた練習をすることができました。走り込みという意味合いもありましたが、それぞれの特徴を生かした練習ができる。

8月末にも行いました。タイミング的にここしかないというのもあるので強行日程ですが行うことに。色々あって一日練習となりました。3年生は県新人で1本ずつ走っているだけなので元気。我々は...。かなり暑かったのでバタバタでした。とはいえここでやらなければ練習をする機会はない。精神力を振り絞って実施(笑)

練習は軽くアップして様子を見ながら。ここまでくるとドリルを徹底するという感じではなくなります。実践的な練習が必要。反発系の動きが気になったのでそこだけはやることに。フレキハードルを学校から持参していました。ハードル使用料が1台70円くらいかかるということだったので。スタブロも持参。緊縮財政の中でやっています。

krkはこの手の練習が得意。片足でのジャンプでもしっかりと身体を浮かすことができる。800選手はこの辺りが苦手。身体のコントロールなどをもっとしっかりとやっておくとレースパターンも随分違うのかもしれません。2週間しかない中で習得までに時間がかかることはできません。エッセンスを入れながら。

800選手、「学校でハードルドリルを取り入れるようになったのだが、自分しか分からないので合っているのかどうか...」といえ話をしていました。krk達から動画を送ってもらうようにアドバイス。本当に必要な動きをしっかりとやってもらいたいと思います。こういう姿勢は強くなるために必要だと思います。

ある程度やってから戦術的な練習を。400選手は加速段階の練習。スタートそのものは変えませんでした。気になる動きはあります。本当はこの部分から修正する方がいいと思うのですが時間が足りなくなります。スタブロの位置を少し変更して直線的に入れるようにしました。最初の入りをスムーズにするために練習。そこから60mを何本か。一気に加速するというのを避けました。無理やりパワーを使って加速する感じがあったのでエネルギー効率を考えながら加速するように。何本かやる。走り込みだけではなくこういうレース展開をつくる練習は必要だと思っています。

感じが良くなってきたので120mを。スタブロからの加速を大切にしながらバックストレートに入っていく。バックが向かっているのでそれに合わせて。マックスで走るというのではありません。400mのための走りを作るという感じですね。何本かやっていく中で感じがつかめたと話していました。動画で確認しながらですね。

同時展開でkrkのハードル練習。ここに関してはある程度は出来ています。風の状態を把握しながらでしょうか。調整能力は抜群。他の高校生と比べると群を抜いていると思っています。前日にユースハードルで13秒84を出していました。一人で走ってからですからあと0.3くらいは上がるのではないかなと感じています。ハードルに関しては問題なし。あとは冷静なレース展開です。

バックストレートがかなり強い向かい風だったのでどう対応するかを相談しながら。実際の会場の風の状態を確認してもらうことにしました。情報収集をしながら対応ですね。13歩でどこまで行くか。何回かパターンを決めてやっていきました。基本的に流れは決めていますが最後は本人がレース中に勝手に判断して変えていきます。ある程度の情報は提供しますが本人がどうするかで全てのパターンが決まります。適応能力はずば抜けていますから。それで良いかなと。

午前中はこれくらいで。

午後は走る事に。乳酸を貯めまくるというよりはスピード重視で走っておきたいなと。250-150-100を。レストは3分間、次に走る距離を歩いて戻るという感じでした。そのかわりスピードレベルとしては今出せる最高の状態で走る。セット間は15〜20分としました。合同練習の1番の狙いはここにもあります。手が抜けない状態を作って走る。それぞれの学校でやるとトップになるので余裕が出てきます。そうではなくこういう環境で走練習をする事で持っている力を出し切れるのではないかと考えています。

3人で走っていくので見ている方も楽しい。スピード的にはkrkが一番です。本当に強い。しかし、ここに400選手と800選手がいるのでラスト力を抜くことができない。2人も前に人がいるので追うしかない。互いに負荷をかけることができます。距離的に乳酸が蓄積してケツワレをするという所まではいきません。ギリギリのラインでやっている感じです。かなり良いスピードで走り続けることができました。

負荷はかける。しかし、動けなくなるまでというのではなく「スピードを上げて走る」という感じがメインでした。国体までの時間はそれほどありません。ポイント練習を上手く入れながら対応していくという感じでしょうか。我々にできるのはこういう時に必要な練習を入れるだけ。普段は学校の練習がメインですから細かいところはできない部分があります。もっと綿密に連絡を取ってやっていかなければいけないのかなと感じてはいます。

一日中やりましたがその時は元気。しかし、帰って速攻でダウン。起きておけないという身体の状態でした。ほぼ記憶がありません。ずっと寝ていました。そして翌日から学校が始まる。これはかなりハードです。それでもやるしかないのですが。

休めない。それでもやることはあります。色々な意味で心境の変化もありました。これは県新人の時からですが。ここはまた書きます。多分。
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