kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合宿雑感4

2008-01-08 | 陸上競技
今回一番記憶に残っているのはogawa先生に「任された」部分でしょうか。ひどい(笑)。

最初は「身体ほぐしはkanekoが」という話でした。この辺りはかなりogawa先生の力を借りて様々な種目を実施できたので良かったですね。やはり、一人ではバリエーションが少ないので決まったパターンになってしまいます。協力って素晴らしい!!

その後、基本的な動きの指導をしようという話になって「基本はkanekoが。短距離だけになったらogawa先生が。」という流れになりました。どちらが基本的な動きをやっても良いのですが、私の方が「少し年上」という部分で立ててくれたのでしょう。

さー午後からは交代!と思っていたら、ogawa先生の周りに様々なトラブルが発生してしまいました。そのため急遽交代で私が(汗)。練習の概要はkida先生から指示を受けていたので問題は無かったのですが、メインで見るとすぐに「甘い!!」と思ってしまうのでかなりのエネルギーを使います。いつもの「何をやってるんだ~」状態です(笑)最近、妥協しなくなってますから…。

その後もogawa先生の周りにトラブルが発生し続け、治療に行ったりしたので前で話すのは「私の役目」みたいな雰囲気になりました(笑)。おかしい…。いつか仕返し(?)をしようと思っていたので、最終日の午後に「私がogawa先生に虐げられている」という話をしようと思ったら、笑いが出て全く話せず(笑)。周りから「はやく~」と言われたので何も伝えられずおしまい…。ogawa先生に任せたサーキットでは「お手本」として実際にやらされました。しまった(汗)。こっちの方がキツイ。私とogawa先生が一緒に何かやるときは基本的に私がogawa先生に「お手本」をお願いするので仕返しされました(笑)。やられてます。

最終練習では坂道が終って解散した瞬間に戻って来ました(驚)。絶対に狙っていた(笑)。ネタとしては最高です。いやーありえん。

とはいえ、かなり指導してもらっているので助かったのは間違いないのですね。私が結構暴走するタイプなのでogawa先生がいないと大変なことになっていたでしょう。ある程度の関係があるから成立する部分ですね。きっちり帰る前には仕返しをして帰りました(笑)。

一緒に指導するのは楽しい。その中でまた見えてくるものがあります。色々と勉強になりましたね。非常に記憶に残る合宿でした。
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新学期開始

2008-01-08 | 陸上競技
今日から新学期開始です。商業系の選手は検定課外も始まります。時間をどのように使うかをしっかりと考えていかなければいけません。練習も勉強も全力で取り組めない選手はやはり競技の結果も出ないと思います。普通高校では塾などがありその中でも競技に取り組んでいる。1年の中で3週間必死になれなければ、進学校の「努力」には太刀打ちができないでしょうね。気持ちを引き締めて取り組んで欲しいと思います。

さて、今日の練習は「これからの取り組み」についての再確認。合宿で感じたことを更に伸ばして欲しいと願い話をしました。取り組む意欲は間違いなく上がっています。そんな今だからこそ「真剣に」話をしなければいけない。一時的な変化で終わってしまっては何も意味が無くなります。
ある雑誌の記事に今回の合宿で「学んだこと」「感じたこと」と同じような部分があったので紹介しました。これもこれまでもずっと言い続けてきたことです。「やるのは自分自身」というのを心から理解しなければ絶対に変わりません。

『選手は「強くなりたい」と言う。だから指導者は「強くなる方法」を教える。「でもそれを言うと逃げてしまう。」。逃げずに意識が変わった者だけが次のステージに進んで強くなる。』

この部分にこの合宿の中の「メッセージ」が含まれていると思います。何度も言ってきたことです。随分うちの選手も分かってきたのだと思います。だからこそ、あえて今日話をする必要があったと考えます。全力で取り組めないのなら同じ事です。時間を使うのは同じ。どちらが効果があるか。人間は楽な方向に流れていく生き物です。それを自分自身の「意識」で止めるのです。「嫌だから逃げる」というのは何も変わりません。ここは絶対に譲れません。

今後の練習についても少し。基本的な部分は変わらないと思いますが、これまでの練習量を更に増やします。意識を変えず負荷を増やすのだから「覚悟」がなければ絶対にできません。逃げたい者は逃げればいい。止めません。その代わり、「絶対にやるんだ」という「断固たる決意」があるのなら全力でサポートします。自分で自分をコントロールして前向きになれない者は絶対に強くなれません。「素質」で勝てなくても「努力」「意識」である程度逆転は可能です。全力を尽くせないトップ選手だってかなりいます。今まで何人も見てきました。「中途半端に練習して強い選手」よりは、「やれることを全てやった選手」の方が得る者は大きい。保証します。最後に涙する時に何を思うか?それが取り組みの全てです。

内容自体は6連続練習の疲労も考え基本的な部分だけ。サーキットは全身系を1種目増やしました。自分の身体をコントロールする種目です。特別な練習はないと思います。「これをやったから100%強くなる」「これがうちの学校の強さの秘密だ」なんていうのは今の私には考えられません。基本的な練習と意識が一番大切だと思います。今後の練習も路線は変えません。その中で自分で強くなる選手が増えてくれればと思います。

随分雰囲気も変わりました。12月末に「意識が高くなった」と思っていましたが、それよりももう少し高くなった気がします。まだまだこれからです。選手達の「覚悟」「自覚」に期待したいと思います。
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合宿を通じての雑感3

2008-01-08 | 陸上競技
今回は「考える」事にポイントを置きました。最初からそう考えていた訳ではないのですが、最初のミーティングでkida先生から「今回の合宿のテーマは『考える』」と選手に伝えられたので、我々もそれに沿っての指導です。まずはogawa先生と一緒にどのような動きを教えるかを考えました。選手に「考える」事を求めるだけでなく、私達も「考えて」から伝えています。

基本的な動きを指導する時に「何故、そのような動きをするのか」を話しました。実際に動き始める前にイメージをしてから入る事、周りがどんな動きをしているかを見ることで更に動きを「考える」事ができます。考えずに単に本数を重ねている選手は全く変わりません。それは指導者の責任かもしれませんがこの辺りは「割り切り」ます。中学生なら仕方ありませんが、高校生ですからある程度は「考える」能力がなければいけません。うちはいつも「意識する」事を言い続けています。それでもなかなか改善されません。本当に意識しているかどうかは本人にしか分かりません。同じ時間をかけても「本当に何とかしよう」という意識が無ければ何も変わりません。

今回murataniくんが話した「口で目標を言うのは簡単、それを実行に移せるかどうかが難しい」というのは非常に大きい。いつも言うことです。自分で目標を決めたのに、補強や体重管理、身体のケア、栄養摂取ができないのは…。補強をやるにしても楽をしたり手を抜いたりする。それで目標に届くはずはありません。『断固たる決意』を持って臨むのに、楽をしたり手を抜いたりはしないはずです。口だけの目標は意味がありません。もちろん全員がそれができるとも思いません。

だから私は「割り切る」と宣言しました。その意志が無い者は帰りなさいと声を荒げて話しました。それでも「やるだけ」だった選手もいるでしょう。言われなくても「目標」のために全力で取り組む選手もいる。これも自分自身の「内面」の問題です。断言します。そんな選手は100%目標には届きません。惜しい所までは行くかもしれませんが絶対に届きません。最後に「あれだけ頑張ったのに…」と涙を流すかもしれませんが、結果は「練習」「日常生活」からすでに決まっています。試合に行っていきなり良い結果が出せる事はありません。それをこの合宿で感じることが出来たでしょうか。

意識の高い選手があれだけ必死になって取り組んでいる。目標を掲げて楽をする選手は一緒に練習できません。肌で感じで欲しいですね。何度も言いますが「一生懸命」に「全てをかけて」「必死で」取り組む事でしか得られないモノがあります。それをつかむための努力をして欲しい。難しいのは分かってます。それでも後悔はしたくないから、妥協はしません。

以前と比べてうちはかなり意識が上がっています。それが本当に目標に届くレベルかどうかは分かりません。やるのは「自分自身」です。それ以上でもそれ以下でもない。今回の合宿で何を感じたか??勝った負けた、疲れたレベルでは100%先はありません。多くを考えて、感じてくれたでしょうか。これから先の活動で示して欲しいですね。
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