ゴールデンウィークが始まった。年寄りは、世間の邪魔にならないように家でジットしてようと心していた。
祝日最初29日の10時頃、孫家族から上野動物園にいこう。動物園前に14時と、家内が約束したようだ。
何十年ぶりかな、いつ行ったかな、記憶が定かでなかった。しかし、予想外であり嬉しいやら懐かしいやら・・・、そわそわの心になった。
子供に返った気分で、上り電車に乗った。
園内は夥しい人であった。パンダを見る列は、2時間待ちとのこと、大変な人が並んでいた。
子供ずれの家族が主であった。
昔入園した時と、動物、建物、園内の飲食・休憩施設は大分変っていた。
前半は、像・ゴジラ・猿・ライオン・カバ・くま等の大きい動物を見学した。
人の隙間から眺める状態だった。眺め観察する姿勢は歳をとっても同じである。
時代が流れ、動物も当時とは入れ替わったであろうに、身分の見る姿勢に変化なない。
単なる、同じ動物、生態も同じであろうとの既成概念にとらわれている、自分が情けない。新しい始点から観察できる眼がほしい。