日本列島桜前線が追いかけ、多少の時間のずれを引きずれながら桜花爛漫の季節である。
ここ2.3日の冷え込みで人の足を止めているが、花は開花に向かっているようだ。満開の場所を情報は流している。
六義園の桜、新宿御苑の桜、京都の桜と大勢の人を誘い出す。大勢の人が移動する。楽しく浮き浮きと気分を誘い出してくれる。
でも、ひっそりと桜の古い古木が桜花を静かに人知れず誇っている。見れば有名な桜に勝るとも劣らない雄姿を誇っている。
それが上の桜である。柏市の豊四季団地のはずれに数本並んで植えられている。団地の人も近くの人しか知らないようだ。近所の100メートルに住む人も知らないという。
この地は、団地の前は長い間競馬場であった。それ以前は、江戸幕府から続く牧場であったとのこと。おそらくその時代から生きている桜と思う。数本の桜があるが、どれの直径1メートル以上ある。周りは、爺じ両手幅の1メートル40センチで、2回半もあり約3メートル50センチである。
地域の歴史を秘めている古木桜を大事に、いつまで残したいと思う。(623号)(103)
あすは、世間的に大変有名な東京千鳥が渕公園の桜を、昔の仲間と鑑賞に出かける予定です。