矯正のあと。いろいろ

あるお客さんが(よそで本格的な)矯正を受けたあとしばらくギクシャクした感じがする、ということを話してくれました。
そういうことを感じられるお客さんの体もシャープな感覚をもっているんだろうな、と思います。

うちは歪んだ体をまっすぐにするような矯正はしてないんですが、単純に考えたら、ですよ？
歪んだ体をまっすぐな体の鋳型にはめこんだらなんか違和感があると思うんです。
違和感がある、というのはそれまでのクセ、というのが一般的な解釈なんだろうけど、「形をまっすぐにしただけだと、歪んだほうが楽なんだ」という原因が残っているためしばらくはギクシャクと感じる、という解釈もあると思うんです。

体の歪んでいる人をベッドにまっすぐ寝かせるだけでどこかしらに違和感は出ます、「え？これがまっすぐなんですか？変な感じがします」って言う人、多いですもんね。そういう部分もあるんじゃないのかな、なんて想像するわけです。


うちの場合、、、だんだんわからなくなってきました(爆)。バキッと骨を矯正することはやってないのですが。
今日、ダンナさんを紹介してくれた妊婦さんは「帰るときは、んん～良くなってんの？て感じだったのが一晩寝たらすっかり楽になってた」とおっしゃってダンナさんに紹介してくれたんですが、そうかと思えば。
帰って翌日から痛くなって「全然直ってへんやん」と思っていたら３～５日後にはすっかり良くなっていて一ヶ月はなにも感じなかった、という声もありますし。

だから正直予測はできないんだけど。。。良くなると信じてできることを精一杯。はい。

今日もありがとう。

顎関節症

いっとき、「顎関節症で」とおっしゃる方が続いたことがあります(そのとき書けよっ、て話ですが。苦笑)。
口を開けると痛い、口が大きく開かない、大きく開いたあと閉まらなくなる、などなど。
で、口を開け閉めしても痛くない、大きくも開く、ただ、ガクンと動いて音が鳴る、という方には変化は出せませんでした。
その代わり、アゴが痛い、開きにくい、閉じにくい、という症状が伴うとなぜか解消できるケースが多い。

顎関節症と診断(ネットで調べての自己申告も含め)された方であっても、全身の状態は見ていきます。いきなり仰向けから入ることが多いです。

アゴまわりは最後。
顎以外の考えられる要素はつぶしておいて、一番最後にアゴにとりかかります。
目をつぶって指の腹でお顔を丁寧にさぐっていくと、頬であったり顎関節であったり耳の後ろであったり、といったところに、小さい小さい筋肉のコリッとしたしこりが見つかります。そこをじわあっと圧をかけて数秒ないし数十秒。これをアチコチで繰り返していくと、顎関節症だとおっしゃる症状が消えていくことがあるんです。

顎関節に限らず、関節つまり骨と骨は筋肉が結び付けています。顎関節はその結び付けてる筋肉が他とくらべて小さい、というのはありますが、理屈は同じ。顎関節でも股関節でもひじ関節でも。
僕は頭蓋骨やアゴの骨をグッと矯正して、というのは出来ませんので一回に時間はかかりますがそのぶん、怖くはないと思いますよん(笑)。


今日もありがとう。

どうでもいいこと

どうでもいいネタその１

忙しいからか、別の要因でか、右腕がすっごく痛だるかったんですよ、僕。
で、このお休みに嫁さんに頼んで・・・・・「踏んでもらいました」(爆)。あ、腕をね。

嫁さんって、キレイなアーチしてるし、足の指がすっごい器用なんですよ(笑)。
足の指でジャンケンできるし(僕はまったく動かせないんです。足指)。
で、踵などでぎゅう～～って踏んでもらったり←それが希望だったのに、指先でつまんだり押し込んだりといろいろ芸をしてくれましたよ(爆)。目をつぶって受けていると、まるで象の鼻が僕の身体を弄り回してるような気分になります。といってもこの感覚、わかりませんよね(笑)。僕は痛いのとその想像が面白いのとでひ～ひ～笑いっぱなしでした。


どうでもいいネタその２

朝ね、みんちゃんがたまに窓のほうを向いて「あ、カミサマ帰ってきた」というんですよ。
「どこ行ってたん？」と聞くと、「夜の間にお仕事行ってるねん。あ、ほら、い～～っぱいお金もって帰ってきたよ」だって。

ちなみに嫁さんはお風呂上りにみんちゃんが遠くのほうを眺めているので聞いてみると、「カミサマが今、着替えててん。これからお仕事に行くんだって」とのたまったそうです。

うちのカミサマは一体、なにをしてるんでしょうか・・・？

ケラケラ笑うみん、と


神がかったみん(うそ)



今日もありがとう。

カマキリＶＳ子どもたち

今日の整体ネタは昨日のコメントを読んでください、そこに記事分の原稿書いてますので(苦笑)。

昨日、家に巨大カマキリが出現しました。


子どもたちを呼んできてやると大騒ぎです。
なんとか捕まえてバケツに入れよう、としております。
この嬉しそうな顔・・・。


何度入れてものぼってくるのでよんとみんが交代交代でバケツに入れているのですが、ちょっと飛びそうになって、よんちゃんが腰を抜かしそうになりました(爆)。


遊んでるうちに、よんちゃんの胸にカマキリが飛びついて・・・


よんちゃん、きゃああああああああああああああ、と言って両手を挙げて逃げ回ってました。

何から？？？

胸にはりついたカマキリから。


そう。
恐怖はあなたの心が生み出した幻影。あなたが逃げてるだけでは恐怖はどこまでもぴったりとついてくる。
なぜなら、恐怖は「別」にあるのではなくあなたの胸のうちにあるのだから。

などとスピリチュアルぶってる場合ではありません(爆)。

なんとかよんちゃんを捕まえて、ついでにカマキリも捕まえました(笑)。

いろんな人が回りにいるので、どこからかバッタを捕まえてきて、それをカマキリが捉えて食べるところまで子どもたちに見せてくれたそうです。

日曜日の朝のことでした。あ～面白かった。
今日もありがとう。

矯正はしなくても・・・

肩こり首こりがひどくて、という方が終わりかけのころに、
「ヨガに行ってるんですが、身体が硬くて・・・コリと関係あるんですかねえ」といったような話になったので。
具体的に苦手なポーズをお聞きして、試してみました。
足裏をピタッとあわせて膝を床に近づけるのは、片方だけが硬くて膝の高さが違うんです、とか。

内腿、膝内側、骨盤内側をぎゅっと押さえたらスコーンと膝が床に近づきました。
面白いですね。

で、僕個人としては、股関節が痛くてそれができない、のも、股関節が硬くてそれができない、のも同じようなものだと思ってるんですよ。
硬いとストレッチやなんや、という話になって、痛いと骨盤矯正だなんだ、という話になることが多いですが、根っこは同じなんじゃないか、と。同じなら、改善手法も同じでいいんじゃないか、って。

これを広げていくと、首すじが硬くて右を向けない、のも、首が痛くて右が向けない、のも。
硬いと揉まないといけなくて、痛いと頚椎の矯正だ、って・・・一緒なんじゃないの？って思うんです。
腰が硬くて反れないのと、腰が痛くて反れないのも・・・。
硬いと揉んで痛いと矯正・・・ん～、一緒のことでしょ。

とやっていくと、硬くて何々ができないのを改善できるなら、痛くて何何できないのも一切の矯正はせずに改善できる、ってことに。

そういう考えで整体ができる、ってことなんです。

今日もありがとう。

お客さんの言うことはよく聞きましょう、の巻き

今日はバラエティに富んでいて。首こり、自律神経失調症・呼吸が小さくて苦しい、腰痛、などなどで。
どれもお客さんにいろんな示唆をあたえていただきました。

たとえば、腰痛の方。
「今朝なった、ということですが、昨日以前で、今日そうなったキッカケみたいなの、ありました？」とお聞きすると。
「いつも肩こりがひどくなると、しばらくして腰にくるんですよ～」ておっしゃいました。
ふ～ん、肩こりね、と思いながら(はっきり言うとスルーしながら)例のごとくお腹の施術をしておりました。
ただ、いつもみたいにお腹だけではす～っと取れないんです。
「もしや？」と思って、(仰向けの状態でお腹をやっていたのですが)肩こりをぐっとつかんだまま、腰や足を動かしてもらうと・・・
「腰、痛くないです」ですって・・・。

なので、お腹は中断して、腕から肩、首から肩、とやっていくことにしたら、今度は
「肩こりが楽になってくると、腰の中心になにか違和感があるのがはっきりしてきました」と。
そこで再度、お腹。

最後に座ってからだをそらすと腰に違和感が出たのですが、このときに肩こりを探してみたんです。そしたら、かった～いコリがあったんですけど、「なにも感じない」ていうので、「それもどうよ」と思いながら(苦笑)緩めてみると、今度は後ろに反らすことができるようになってました。

そうかあ、やっぱりお客さんの言うことにムダはないなあ・・・と改めて思わされました。
えてして「僕らはプロ。僕らには専門知識が」て思っちゃって袋小路にはまるんですよねえ。
検査も大事ですが、お客さんの言うことにもしっかりと耳を傾けないと、遠回りになるんですね。
今日もありがとう。

あのころの君はどこに行った？

たまに、昔を振り返って、後悔したり胸がきゅ～んとしたりすることありませんか？
僕はたまにあります。思えば遠くへ来たもんだ、てとこでしょうか。

さて、今日。
みんちゃんは完全復活してるのですが、「よんちゃんが行かないならみんも幼稚園行かないの」といってずる休み。
よんちゃんはお布団で寝ています。そんなわけで僕もギリギリまで出勤時間をずらしておうちでいろいろと。

そんなよんちゃんを見て何を思ったのか、みんちゃんが。

「ねえ、３歳のよんちゃんはどこに行ったの？４歳のよんちゃんはどこに行った？」

どうやって答えろ、と(爆)。

今日もありがとう。
ちょっと、予約が込み合ってきてるのかしらん。ご迷惑をおかけしてしまった方、申し訳ありません。

子どもに勝てる親はなし？

先日、下の子が急に熱をだしてしまったんです。
たまたま上の子のお誕生日会が幼稚園であったので、ママは行かなきゃならない。
なので、お客さんに電話して事情をお話して予定を変えていただきました。

変更になった日がたまたま定休日の木曜日。
で、その出勤途中に連絡があって、そのお客さんも子どもの体調が悪くなってキャンセル。
そこから自宅に引き返して・・・。

まだ休んでた下の子とご飯を食べることがおかげで出来たんですが、そうしてるうちに幼稚園から電話がよめさんにあって。
「熱は３６．９度なんだけど、よんちゃんが給食を半分も残しまして・・・」と。

給食を半分残したら「これはおかしい」って幼稚園から電話がかかってくるような子どもなんです(爆)。僕がたまたま帰っていたので車で迎えにいくと、かなりしんどそう。
結局、帰って寝かせたりしながら熱をはかると４０度近くまであがってきました。

言っても僕はフルタイムで子どもに関わっていませんが、本当に世のお母さん方には頭が下がりますね。
子どもだけは、もうコントロール不能ですからね(苦笑)。


今日もありがとう。

身体の歪みを整体で直す・・・？

ちょっと前に「身体が歪んでいるので整体を受けてみたいんです」というリクエストをいただきました。
どこも痛くはないそうなんです。で、なんで歪んでいると自分で思うのか？と尋ねると、
「寝ているときに身体が『くの字』になっているからだ」と。

たしかにベッドに寝ていただくと、そういうふうにカーブしています。
実は僕もなんですけど、自分はほったらかしです(苦笑)。だって、「歪んでいても痛くないんだもん」。

話は横道にそれますが、「歪んでいると痛くなるよ」というのは、言葉としては必ずしも正確とは思えません。。
腰が痛くて前に曲がっちゃってる人。この人をまっすぐ立たせると腰が痛い、といいます。
この人は、前に体を曲げてると痛くないんです。つまり、
「歪んでたら、痛くない」んです。

巷では　歪む→痛む→矯正する→痛みがとれる　ですが、僕が考えているのは
痛む→逃げる(歪む)→痛みを取る→歪みが消える　です。

いま、歪んでいるということは、まっすぐはツライってこと。
じゃあ、まっすぐは痛いと考えて、「どこが痛くなると身体がそのように歪むか」を考えたらいい、てことなんです。
マラソンランナーが、わき腹を押さえて走ってくる。そのとき、身体は傾いていたりします。
だいたい、痛い側のわき腹と同じ肩が下がっているものです。

たぶん、人間って、「痛いところ」を「奥へ」「中央へ」押し込もうとするんじゃないか、と思うんです。
そうしたら、痛いところを外部にさらさなくていい。
さらに押し込むとそこは縮みます。さらけ出すと、伸びます。痛いところは伸ばすと痛みが強くなり縮めると楽になります。

ここで話を戻すと、「くの字」の窪んでるところ、を「伸ばしたくないんだな」「外に晒したくないんだな」と推測することができます。
で、そこらあたりを探ると痛くて硬い筋肉のしこりがあります。これを溶いていくと、、、
「まっすぐに寝ても違和感ありません」ということになりました。

良かったよかった。


今日もありがとう。

妊婦さんの腰痛

妊娠９ヶ月のママさんが腰痛で来て下さいました。
寝られないくらいの腰痛なんだということで、大変そうでした。
かかりつけの産婦人科の先生に相談したら、ベルトをするか、妊婦さんオッケーの整体に、て言ってくださったんだそうですよ？時代が変わってきたんでしょうか？？

仰向けで寝てもらったんですが、すでに痛い、ということで最初は横向きでスタート。
次に仰向けで足を動かしてもらうことで腰の痛みを出してもらって、それを目安に施術。
しばらく、す～す～寝ておられて・・・寝不足なんだなあ、としみじみ・・・。

最後は座ってもらって、また施術。

僕とはん十年の歳の差なんですが(苦笑)、育児の大変さ、ストレス、精神的に追い詰められるということ、虐待、男の仕事の価値、そんなことを一緒に語り合ってけっこう盛り上がりました。
↑「そっち」のほうが腰痛には効果があったかも、です。。。そんな気が強くします。終わってみると。

少しでも楽になってもらえたら、やっぱり嬉しいですね。出来ることを精一杯、の精神で今日もありがとう。