足を組む。だから反対側でも足を組む。うむ？

先日、腰痛のお客さまが「私、骨盤、歪んでると思うんですよね～」とおっしゃられたので、「そういう自覚があるんですか？」とお聞きすると
「右足ばっかりで組んでしまうんです」と。
別の整体では「左でも組むように言われて気がついたらそうしてるんですけどね」って。


なにかをするとき、「そこだけ」使ってなにかをするってまあ出来ないもんです。

右足を組むクセは、足や骨盤だけで組んでるんじゃなくて、身体全体で右足を組んでるんだと思うんです。

身体全体が、右足を組んでいたい、と欲求している状態のところへ、逆の「左足で組んでやれ」というのをぶつけたときに、「交互に組んだから歪みが最小限になるはず」・・・とはならないんじゃないかと僕なんかは思います。

そこでは、右足でなぜ組みたくなるか？という問いかけが置いてきぼりになってる気がします。
より楽になる方向へ、という動きではなく、「左右均等、真ん中へ」、・・・うーん。

やってもらえればわかるんですが、右足で組んでるときの上半身と、左足で無理やり組んだときの上半身のカタチはたぶん、違ってると思います。
足を組むことひとつとっても全身を使ってるんです。
なので、そんなんで左右均等になってくる、歪みが減ってくる、とはどうしても思えないんですよね^^;


形ではなく、「なぜ、左ではなく右足で組むほうが【楽なのか】という理由」を、僕は考えたいな、って思ってます。

身体の歪みのことでモヤモヤしたらかいつう館へ♪


今日もありがとう。