曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ミモザ と ウミアイサ

2018年03月18日 | 日記

今日の花

昨年の春挿し木した椿が今夜咲きました。

 

 


 今日は春の大潮で海へ行きたいなと思っていましたが、ある桜守をしている方の講演があるとのことでそちらへ行きました。良い花を咲かせるためにはやはり手入れが大切です。話を聴いていろいろ参考になりました。

 


教会のミモザ

 

私が昔牧師さんのお母さんがこの花がお好きだと言うのを聞いて植えたものです。 

 


久しぶりに出会ったウミアイサ

ウミアイサはカモの仲間です。冬鳥なので12月から3月ごろまで大島の海岸ではよく見られます。普段群れでいることが多いのですが、時にはオスとメスのカップルでいる時もあります。おもに魚を取って食べるようで海の中に長い間潜っていることができます。頭の後ろの長い羽がかわいいですね。

いつものように標準レンズしか持ち歩かないので、アップの写真は撮れません。ウミアイサのことをよく知らない方もおられるかもしれませんのでアップ写真を借りてきました。鳥の世界はオスが派手できれいです。手前がオスで向こう側がメスです。

 

 


珍しい椿の植栽を見ました

道路から見える所にあるみかん畑ですが、防風垣になんだか白いものか点々と付いているのが見えました。何だろうと車を止めてみると、白い椿の木で防風垣が作られているのです。花の無い時に見たらただの木に見えるのでしょうが、遠目にも白い花がきれいでした。この頃椿のことが気になる私ですからわざわざ畑まで見に行ってきました。乙女系の白の八重椿でした。相当な数の椿がすべて同じ椿ですから、みかん畑の園主さんが自分で挿し木をして増やしたのだろうと想像しました。蕾もよく付いていて剪定の時期もよく心得ていらっしゃると感心して眺めました。もちろんみかんの木を風から守るために植えられたものと思いますが、みかんと同じほどの愛情を持って手入れをされているようです。見事な防風垣でした。

 

県道のそばに植えられていた椿です。こちらは誰も管理をしていないらしく、木は蔓をかぶっていました。

 

 

 

 


未来について

2018年03月17日 | 日記

今日の花

馬酔木  地味な樹ですが花はなんともかわいいですね。春の女神とも呼ばれるギフチョウがこの花にとまって吸密している所を山の中で見たことがあります。とてもいい光景でした。




命とは時間であるという風に言われた方がありますが、そうかもしれません。自分の命のことはちょっと置いておいて、この頃時間と未来のことについて考えることがよくあります。近い未来、中くらいの未来、遥か遠い未来、などなど考えると楽しいこともありますが不安もあります。多くの人たちはどのくらい先のことまで考えているのでしょうね。

さて、今日はとてもいい天気でした。一日中雲ひとつない晴れなのになぜか気温は上がらず寒かったです。そんな何事も起こらぬ平穏な一日だったので面白いブログネタもありませんでした。今日写真にとったのは椿の花だけだったので、また椿のオンパレードになってしまいました。椿がお嫌いでなかったら、ちらっと眺めていってください。

 


また 椿の花

 

 

 

 

ほとんどが実生の椿です。


ヒレンジャク(緋連雀)の群れに出会いました

2018年03月16日 | 日記

今日の花

つばき  他にも花はたくさん咲いていますが、やはり今は椿ですね。

 

 


一昨日スティーブン・ホーキング博士が亡くなりました。彼は新しい宇宙論を次々と発表して、私たちに宇宙への夢を与えてくれました。宇宙は空間的には広すぎ、時間的には長すぎて私たちには捉えどころがありません。でも彼は私たち素人にもわかりやすく宇宙のことを解説してくれました。そして若い時に発症したALS(筋肉の委縮してゆく難病)のため「車いすの物理学者」として世間に知られていましたが、進行する病気に侵されながらも、50年もの間研究活動を続けられたことは驚くべきことです。宇宙への夢を沢山いただいたことに感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。

さて、昨日の出来事ですが、ヒレンジャクのことは桜の話と全く関連が無いので話題を今日にしました。昨日の午後待ち合わせのため東和総合センターの前に行きました。車でゆっくり駐車場に入ろうとしていた時です。突然目の前に鳥の群れが現れ、私の真上を旋回して道路沿いの電線の上にみんな並んで止まりました。その鳥はスズメよりは大きくヒヨドリくらいの大きさですが、普段見慣れているヒヨドリとは飛び方が違うので、その時には何の鳥かわかりませんでした。普段見掛けない鳥であることはすぐにわかったのでカメラを持って電線の下までそっと寄って行きました。電線に止まっている所をよく見ると連雀であることは分かりましたが、黄連雀か緋連雀かは区別が付きません。どちらにしても珍しい鳥ですからチャンスを逃さず写真にとりたいと思い、人は待たせておいて出来る限り近寄って写真にとりました。普段持ち歩いている標準レンズですから鳥の撮影には向きませんが、こうな場合には仕方がありません。きれいな写真は取れませんでしたが、ヒレンジャクに出会うのは何年ぶりでしょうか。とてもきれいでかっこいい鳥ですからじっくり撮りたかったです。

 


突然現れたヒレンジャク

 

 

近くの木にとまったので、ようやく尾の先が赤い所が撮れました。

 

 

小さい写真やボケたものばかりなのでヒレンジャクの姿がよくわからないと思います。それで1枚ネットから借りてきました。

こんな鳥です。

冬鳥ですから日本では11月から5月ごろまで見られます。連雀と言う名前の通りスズメが連なって止まっている姿に似ています。平安時代から連雀と呼ばれていたそうです。夏の間の繁殖地はシベリア東部から中国の北東部のあたりです。

何年か前に、我が家の真ん前に群れがやって来て驚きました。

 


遅い 河津桜の開花

2018年03月15日 | 日記

今日の花

藪椿  赤みの濃い花の形も素敵な藪椿を見つけました。

 


今日は3月15日ですが、何の日でしょう。

実は、今日は確定申告の最終日なのです。私は毎年この最終日に申告に行きます。夏休みの最後の日8月31日に駆け込みで宿題を間に合わせるようなものです。2月15日に始まり3月15日までの一か月も期間があるのですが、性格としてやなことは後回しですからいつもぎりぎりになります。

税務署へ行く途中花見をしながら行きました。今年は河津桜の花がずいぶん遅いと思います。この桜も植えて何年になりますか、ようやく並木と言えるような大きさになりました。私自信はこの花はあまり好きではありませんが、多くの人に人気があるので植えてみました。もう10年すると立派な樹になるでしょうね。皆様もその頃見に来てください。

 


大島オレンジロードの河津桜

 

  

途中何本かの桜が枯れたり衰弱したりしています。早く植え足さなければなりません。

 

 


椿の季節

2018年03月10日 | 日記

最近私のブログにアクセスしてくる方がどんな記事を見ておられるのか、時々アクセス解析を開いて見ています。今は椿のシーズンだからなのでしょうか、最近は椿の挿し木などの記事へのアクセスが一番多いようです。私は以前椿への興味は全くと言ってよいほどなかったのですが、10数年前に椿の好きな友人から椿の苗を沢山いただきました。とりあえずみかん畑に植えておきましたが、その苗はみんな小さな実生苗だったので花が咲くまでに7~8年はかかりました。花が咲き始めてみると、今まで見たこともないような椿の花が次々と咲き、これは面白いものだと気が付きだんだん椿に興味を覚えるようになりました。種をまいたり、挿し木をしたりでどんどん数が増えてきて、今我が家の庭には200鉢くらいの椿があります。大きくなると庭に置ききれなくなるので最近は大きすぎるものはみんな山の畑に持ってゆくことにしています。いずれは椿の山を作ろうと思っています。今日は椿山へ植えるために育てている椿の花をご紹介します。

椿と言えばやはり赤い藪椿が基本です。種をまくと赤い椿が多く出てきますが、良く見ると花は赤でも微妙に異なり1本1本に個性があります。ヤマザクラの花が1本1本違うのと同じですね。

 


今咲いている椿の花

 

 

 

椿の挿し木

昨年の春に挿し木した椿の苗です。先端に蕾を付けた枝を挿し木すると一年で花を見ることができます。


今日の花は 薄寒桜と河津桜

2018年03月09日 | 日記

1月から2月にかけての寒波で寒桜の開花が大変遅れました。薄寒桜はこのあたりでは一番早く咲き始め、平年ならば1月の下旬から咲き始めて2月の末で終わることが多いのですが、今年は今満開になっています。20日くらいの遅れでしょうか。また、河津桜は普通なら2月の10日頃から開花が始まり2月の下旬には満開を迎えているはずです。今日みかん畑に1本だけ植えてある河津桜を見るとまだ2~3分咲き程度です。寒桜がこんなに遅いのは初めてのことです。

所がソメイヨシノの開花予想を見ると平年よりかなり早そうだということです。本当でしょうかね。毎年行っている京都の花見では、昨年は4月の3日・4日てしたがソメイヨシノは全く咲いてなくて、ほんの一部のしだれ桜が少しだけ咲いている状態でした。今年は花見を4日・5日に予定していますが、とうなることでしょうか。開花予想が当たればその頃は盛りを過ぎて散り始めになるのでしょう。でも、その頃にはきっと暖かくなっていることでしょうね。

 


薄寒桜

 

 


河津桜

 

 


啓蟄 早合点

2018年03月05日 | 日記

今日の花

庭のサンシュユ(山茱萸) 私の好きな花の一つです。秋には赤いグミの様な実をたくさんつけますが食べられません。



今朝はいつもより早く、雨音で目が覚めました。玄関を出て数歩歩くとはっと立ち止まりました。歩道をカタツムリが横切っているのです。おもわず、「あっ 啓蟄だ」 「啓蟄が歩いている」 と叫びそうになりました。すぐさま家の中にとって返しカメラを持って戻りました。その間カタツムリは数センチしか進んでいませんでした。ファインダーをのぞきながら「ひさしぶりだね」と呼びかけてみました。カメラを持って出たついでに春雨にぬれた花を撮ってもどりました。啓蟄を感じたのはいいけれど、本当はどうだろうとカレンダーを見ると明日が啓蟄なんですね。当たらずとも遠からずで安心しました。


こんな雨の日は畑仕事ができませんのでお休みです。最近とりためたTVの録画を消化しなければと思い、二つ見ました。一つは世界紀行もので、イタリア北部の海岸の町チンクエ・テッレの紹介番組です。イタリアは行ってみたい国のひとつですがなかなかチャンスが無くて、いまだに憧れの地です。チンクエ・テッレはリアス式の地形で断崖絶壁に町がへばりつくようにして作られています。生活するには大変な所でしょうね。平地が無いので山の斜面に段々畑を作りやせた土地でブドウや野菜を作っています。長い間、目の前が海ですからそこから取れる海の幸と段々畑から取れるわずかの農産物で暮らしてきたのでしょう。目の前が海で段々畑で仕事をしている私には共通の物を感じて一層行ってみたいと感じています。今は町が世界遺産に登録されたり、情報が世界中に流される時代ですから世界的な観光地として有名になりました。町の人々の暮らしも変わったことと思いますが、一度訪れてみたいところです。

もう一つの番組はNHKのオイコノミアと言う番組で、面白そうだったら時々見ます。オイコノミクスという言葉には少し興味があります、今回の番組は「経済と自由」でしたが、自由と言う概念は本当に難しいですね。・・・・・



暖かくてすっかり春らしくなりました。

 

 

 

 

 



写真は借り物ですがチンクエ・テッレの風景

Cinque Terre は五つの岬と入り江に出来た村です。昔は陸を通って外に出ることはできなかったそうです。


ジョウビタキ♂ のお食事風景

2018年03月03日 | 日記

今日は桃の節句、皆さんの所ではお雛様を飾りますか。我が家のお雛様は今年も物置の片隅で泣いているかもしれません。

 実は、このジョウビタキの写真は少し前の2月に撮ったものです。先月の写真なのでもうかたずけようかと思いながらも、アップしないでそのままお蔵入りするのは残念な気がしたので今日載せることにしました。

ジョウビタキは冬鳥ですからこんなに暖かくなるともうすぐ北へ帰ってしまいます。突然姿が見えなくなるのは寂しいことですが毎年の習慣ですから仕方がありません。せめて一言「挨拶くらいしてゆけよ」と言いたくなるほどみかん畑で毎日顔を合わせています。多くの野鳥の中で一番人懐こい小鳥ではないでしょうか。畑で仕事をしていて姿が見えないと何となく心配になりますし、帰るまでに、私の近くに来て姿を見せてくれるとなんだかほっとします。友達とまでは言えませんが、お互い顔見知り程度の付き合いでしょうか。

ジョウビタキ君は私の近くで餌のミミズを見つけたようです。明るい開けた場所だったので周りを気にしながらもミミズをその場で食べ始めました。私が近くにいたので大きな鳥や猫に襲われる心配がないと考えたのでしょうか。そこまで私のことを信頼していたかどうかは分かりませんが、小鳥たちは餌を食べるときに安心できる場所に運んでから食べることもよくあります。私はお食事のじゃまにならないようそっとカメラを構えました。距離は3メートルほどでした。

この小さな体ではミミズを1匹丸のみには出来ないのでしょうね。ミミズをくわえて首を激しく振り回し、ポーンと放り投げます。何度もやるとミミズは小さくちぎれて食べられるサイズになり、ようやく飲み込むことができました。

写真の枚数が多くなりましたが、スクロールを上から下へさーっと引っ張ってご覧ください。

 


友達のジョウビタキ君

 

飛び立つ瞬間 なんせ素早い動きについてゆけません

 

餌を見つけました。

ミミズは本当に美味しいなあー。


珍しい自然現象の 上部タンジェントアークが見られました。

2018年03月02日 | 日記

今日の空

上部タンジェントアーク  はっきりと、とてもきれいに見えました。

 

今夜の月 月齢14日  光冠が見えるのではないかと期待したのですが駄目でした。

 


月はじめと半ばと2回アサギマダラの越冬幼虫の観察・調査に行きます。1月と2月がとても寒かったので幼虫は小さいものが多いようです。越冬幼虫は気温が高ければ餌を食べて少しづつ大きくなりますが、今年のように気温が低いと餌が食べられず、いまだに初齢や2齢の幼虫が多く見られました。幼虫の数も例年より少ないようです。3月になったのでこれから気温が上昇してくると思いますが、越冬幼虫がさなぎとなり成虫になるのは相当遅れるものと思われます。

空を見ているとこの頃軍用機がよく飛びます。最近は機種も少しづつ分かるようになりました。

 


アサギマダラの越冬幼虫

 

初齢ではないかというほど小さな幼虫です。

見つけた中で一番大きい幼虫です。

この蛹は我が家の飼育室で12月の半ばに蛹になったのですが、蛹になって2ヵ月半です。これから暖かくなっても正常な羽化は無理かもしれません。

 


岩国基地が強化されたためか、一日中絶え間なく軍用機が頭上を飛んでいるような気がします。

 

KC-130JかMC-130Pではないでしょうか。KCだったら空中給油機ですが、MCだったら戦術輸送機です。

 

E-2CまたはE-2Dホークアイ  早期哨戒機です。

 

P-8A  ポセイドン  対潜哨戒機です。

 

早期哨戒機

 

虹とか彩雲など空にかかる美しいショーを見るのが好きで、わたしは普段からよく空を見上げます。でも、金属の塊が飛んでいるのは好きではありません。

 

 


今日から3月、春を撮って来ました

2018年03月01日 | 日記

今日の鳥

さあ 行きな !

シロハラ   ヒヨドリに似ていますが、少し小ぶりで名前の通りお腹の方の毛が白いのでヒヨドリとは簡単に区別が付きます。ヒヨドリはみかんなど木の実が好きですが、シロハラは地面に降りて虫などを探していることが多いです。そのせいかみかん園の防鳥ネットに良く絡まっています。今日もネットに絡まってバタバタしていたのではずしてあげました。

 


昨夜から低気圧の通過でひどい風が吹き荒れました。春一番だったのでしょうか。

1月・2月の寒さは嘘のように暖かくなりました。北国の方たちにはまだ春の気配は感じられないかもしれませんが、こちらでは2月が終わった途端に春があちこちで芽をのぞかせています。野山が緑になるのはまだまだ先のことですが春の息吹がそこかしこで感じられるようになりました。今日初めて土筆がのぞいているのを見つけました。水たまりにはカワニナが動いていました。小さな白いハコベの花、空の様なブルーのオオイヌノフグリの花、、ホトケノザ、フキノトウ、ナノハナ、・・・・・。もう花の季節が始まっています。

低気圧が運んで来たのか、黄砂も見られました。いよいよ春です、これからみかん畑の手入れも忙しくなります。

 


春を探して

 

土筆  もう少しすると、ここら一面土筆の林になります。

カワニナたちの緩やかな動きを見ていると、私たちは何とせわしい生き物だ思います。

オオイヌノフグリ  この小さな花には虫たちがたくさんやってきます。虫たちの目にはすごく目立つ花なのでしょうね。

ハコベ  白いハートが四つ付いているようです。

フキノトウ

ホトケノザ  これはオドリコソウの仲間で、食用になる春の七草のホトケノザはこの植物ではありません。春の七草のホトケノザはコオニタビラコです。

菜の花  一面の菜の花は気持ちいいですね。明るい黄色は希望を表しているようです。

和水仙  花弁の細い水仙は丸い花弁のものより遅く咲きます

コブシの蕾  白い花弁がのぞいています。もうすぐですね。大島にはコブシの自生はありませんが、好きな花なので庭に植えています。ヒヨドリはこの花が大好きらしく花が咲く端から食べてしまうことがあります。

木瓜

しだれ紅梅

我が家の梅園  梅干を作るため南高梅が植えてあります。今年の開花はすごく遅かったので大豊作になるかもしれません。

椿  椿の花は晩秋からずっと咲いていますがやはりこれからが本番です。

つばき山を作るためせっせと植えています。

 

 

 

春によく見られる黄砂 (春霞)