曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ホシミスジの幼虫

2013年07月06日 | 日記

 以前から飼育していたホシミスジの幼虫がようやく面白い形になってきました。6月19日にホシミスジの卵が孵化したことをこのブログで書きました。この幼虫はとても成長が遅く毎日見ているとほとんど変化がなくてあまり面白くなかったのですがようやく3齢になって形が面白くなってきました。これからはちょくちょくブログに載せますのでこの幼虫がどんな形になってゆくか楽しみにしていてください。ギフチョウの飼育が終わり次はホシミスジですが数日前にモンキチョウの産みたてほやほやの卵を取ってきました。2個ですが次の飼育はモンキチョウになる予定です。

 

ところで、7月6日今日夜の9時からのNHKスペシャルを見ましたか。植物写真家埴さんの写真人生を見ていいなあと感じました。自然の中で息づく生命をカメラを通して見つめる楽しさには共感を覚えます。私は埴さんが若いころ大島に住んでいたころのことを少しは知っています。その当時埴さんはサボテンの栽培をしていたように記憶しています。私もサボテンが大好きだったので彼の家を訪ねたことがあるような気がします。40何年前のことですから記憶はあいまいです。


ホシミスジの幼虫


7月6日  なかなかカッコいいですね

 

 

 

7-05    脱皮しました。

脱皮直後  脱皮前に比べて角が長くなりました

脱皮前の姿  角が短い

 

 

7-04

 

 

7-03

 

この間、成長がなかなか進まないので写真がありません。

6-21

 

 

6-20

 

 

6-19  この日初めて孵化していることに気づきました。ユキヤナギの葉をだいぶ食べていますので孵化は2日から3日くらい前だったようです。まだ初齢でしょう。

 

 

6-07  ホシミスジが目の前で産卵したものを持ち帰りました。産んだ枝はイワガサですが、飼育は手に入りやすいユキヤナギでやっています。

産卵しているホシミスジ

 

 


掛頭山 その他の蝶

2013年07月05日 | 日記

当日の花

 

カシワの新芽  遠くから見ると花が咲いているように見えました

 

マムシグサ  大島でマムシグサの花を見たのは随分前です。この辺は季節が遅れているのですね

 

深入山の公園  土曜日なのにほとんど人影がありません。隣のテニスコートでは若い男女がテニスをしていました。静かな公園に球を打つ音と笑い声が響いているのもなかなか良かったです。私たちのお目当てのキマダラルリツバメはまだ早いのか見つかりませんでした。

 


 掛頭山まで行くとヒメシジミなど山口県内では見られない蝶がいます。ゼフィルスが目的でしたがその他の蝶も近くにいれば撮らざるをえません。たくさん撮ってきました。帰りに寄った八幡原公園や深入山の公園にいた蝶も一緒に入れてあります。

 


今日の音楽 (らんらん)

tears for fears 「woman in chains」

 http://www.youtube.com/watch?v=ZWkeJKG96TQ

 

tears for fears  の音楽は、ドライブする時にぴったりなんです♪
この曲でデュエットしている女性singerは、Oleta Adams さんです。
爽やかな歌声とサウンドで、梅雨のじめじめを吹き飛ばしましょう!


左へ行けば掛頭山、右が臥龍山です。昨年はここで20人くらいの女性を中心にした山歩きのグループに会いました。はるか遠くからにぎやかな話し声が聞こえてきました。これでは熊も落ち着いてはいられないでしょうね。 

ヒメシジミ

コチャバネセセリ

コキマダラセセリ

ウラギンヒョウモン

ヒメジャノメ

スジグロシロチョウ

ヒメキマダラヒカゲ

キマダラモドキ

ヤマキマダラヒカゲ

ミドリヒョウモン

ムラサキシジミ

テングチョウ   何処にいるかわかりますか

ヒメシジミ  縁の白が際立っています

ミドリヒョウモン

ヒメキマダラヒカゲ

ヒメシジミ ♂

コチャバネセセリ

コミスジ

サツマシジミ

蝶にとてもよく似ている蛾  名前は忘れました

ヒメシジミ ♀

コキマダラセセリ

モンキチョウ

ウラギンヒョウモン

深入山の公園

ヒオドシチョウ

また ウラギンヒョウモン

キマダラルリはいなくてただのルリシジミ

オオチャバネセセリ  恋の邪魔をしないようにそっと

 

掛頭山の蝶はこれでお終いです。今年も森の妖精たちが青緑色にキラキラ輝きながら飛び回って私たちを楽しませてくれました。 

 

 

 

 


掛頭山のゼフィルス-3 卍飛翔 

2013年07月04日 | 日記

掛頭山からの景色

 

臥龍山

 

芸北国際スキー場

 


 掛頭山の蝶 3回目です。蝶の写真を撮り始めてから、最初は花に止まっている姿をいかにきれいに写真にするかを追い求めていましたが、やはり蝶は飛ぶものです、次第に飛んでいる蝶の姿も撮りたいと思うようになりました。特にゼフィルスの卍飛翔は美しいものです。いつかきれいに撮れる日があるかもしれませんがまずは練習あるのみです。この日も練習のつもりでたくさん撮りましたが飛翔写真はほとんどが没でした。また次の機会には何とか工夫をして良い写真に近づけたいと思います。

 


ゼフィルスの卍飛翔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼフィルスの卍飛翔 (ジョウザンミドリシジミ・アイノミドリシジミ・メスアカミドリシジミなど)

 

 

 


 私ごとですが今日がこのブログを開設してから1000日目だそうです。子供の頃より普通の日記は何度も書き始めては三日坊主に終わることの多かった私ですがこの写真日記は1000日もよく続いたものだと思います。途中ひと月くらい休んだこともありますし、一か月間頑張って毎日書いたこともあります。この頃はだいぶペースも出来てきて週に3日か4日平均書くといいかなと思っています。好きな写真は毎日撮っていますので材料はあるのですが夜更かしが続くと気力が落ちてしまいます。今日の1000日目には何か特別なことをしようかと考えていたのですが考えがまとまらないまま過ぎてしまいました。次の節目は開設3周年でしょうか。その時には大島の蝶全種の写真を特集してみようかと思っています。今から準備しておかないとまた計画倒れになるかもしれませんが、こうして公表しておくとやらざるを得なくなって案外できるかもしれません。元来怠け者ですからプレッシャーがないとすぐに安きに流れます。現在大島の蝶は72種になっていますがこのシーズン中に更に一つか二つでも増やしたいと思っています。3周年がいつとは申しませんがその時をご期待くださいませ。その時に合わせて2回目の写真の個展を開くことができたら良いのですがそれにはもっと大きなエネルギーが必要です。ということで、1001日目以降もよろしくお付き合い下さい。

 


掛頭山のゼフィルス-2

2013年07月03日 | 日記

今日の花

 

ゼフィルスの住む掛頭山のブナ林です。ブナ林というのはブナの木だけ出てきているわけではありません。ブナ科の木などの落葉樹を中心にいろんな樹種の木で構成されていて、林の中は照葉樹林よりも明るく下草には熊笹が生えています。上の写真には松の木なども写っていますね。

 

 

https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&authuser=0  左のアドレスをクリックするとグーグルマップで山口・広島あたりが出ます。そこで、「掛頭山」を検索の欄に入れて検索してください。掛頭山の位置を示してくれます。芸北国際スキー場のあるところです。大島から出かけると3時間以上かかります。

 


 一日中蝶と遊ぶと写真が1000枚以上にもなります。全部紹介するわけにはいきませんが、今日は2回目でゼフィルスが身近なところを飛び回っているところを紹介します。ジョウザンミドリシジミの雄が縄張りの周りを行ったり来たりしているところと、アイノミドリシジミがふらふらと道路に下りてきたところです。

 


ジョウザンミドリシジミ ♂ の飛翔

 

枝の葉先で見張っています

他の雄が飛んできました。

追い払うと元の葉に戻ります

また来ました

こうしてテリトリーを守ります。

 

こんな飛翔を撮るのは比較的簡単です。狙った枝にピントを合わせておいて蝶が枝のそばを通過するときにシャッターを押します。


アイノミドリシジミ のふらふら飛翔

突然アイノミドリシジミが道の上に下りてきました。この飛び方からすれば羽化して間のない蝶かもしれません。咄嗟にカメラを向けて連写です。ピントなんか合わせる暇はありません、上手くあったらもうけものです。

地面に下りてはすぐに飛び立ちます

ジョウザンミドリシジミは青く光っていますが、アイノミドリシジミは緑色に輝くのがきれいです。

 

 


掛頭山のゼフィルス

2013年07月01日 | 日記

今日の花

 

 


7月です。今年も半年が過ぎましたね。 


 皆さん、今年の前半は素敵に過ごされましたでしょうか?  「あんまりー」という方は後半に頑張ってください。私もブログ頑張ります。

昨日の日曜日には早起きをして広島の芸北にある掛頭山へ森の妖精ゼフィルスたちを見に出かけました。掛頭山は麓から山頂までほとんどブナ林で覆われています。森の中は比較的明るく鳥や蝶だけでなく熊やシカなどの動物たちにも住みよいところのようです。ゼフィルスはそんな森の中でも倒木や林道などによってできた明るい空間のあるところを好んで飛び回るようです。ゼフィルスはシジミ蝶の仲間ですから蝶の中ではとても小さくて森の中で見つけるのは大変です。地面近くまで下りてきて草や木に止まることもありますがほとんどの時間を高い木の上で過ごしています。私たちはほとんど一日中上を向いてゼフィルスの飛ぶのを追いかけているような状態で、終いには首が痛くなります。そんなゼフィルスの写真を撮るのはなかなか困難でして運よく地表近くまで下りてきたところを狙いますがチャンスというのはめったにないものです。

詳しいことはまた後日載せますので、今日はパラパラと雰囲気だけ楽しんでください。

 


今日の音楽

「緑の日々」  オフコース 

http://www.youtube.com/watch?v=FCrqhJT-CFA&feature=related

 

今の時期の山は緑がきれいです。新緑の頃は黄緑から赤みの差した緑まで山の緑はバラエティーに富んでいましたが、今は多少の濃い薄いはあるにしても真緑色です。梅雨の雨に洗われて特にきれいです。この歌の青春時代のように。 

緑の嫌いな人は少ないのではないでしょうか。心安らぐ色です。だから緑にはトキメキはないですね。緑の中に他の色を見つけたときに初めて心が騒ぎます。

 


森の妖精ゼフィルス  (掛頭山)

 

アカシジミ  ♂

 

ジョウザンミドリシジミ ♂

 

アイノミドリシジミ ♂

 

ジョウザンミドリシジミ ♂

 

アイノミドリシジミ ♂

 

ジョウザンミドリシジミ ♂

 

ジョウザンミドリシジミ ♀

 

アイノミドリシジミ ♂

 

エゾミドリシジミ ♂

 

 

今日は写真を作るのが精いっぱいで説明もなしです。皆さんこんな蝶が青と緑にキラキラ光りながら森の中を飛び回るのを想像してみてください。小さな蝶ですが本物を見ると遠くまで見に来たかいがあったと喜びを感じます。昨年より少し早く出かけたので蝶もあまりすれていなくてきれいなものが多かったようです。