曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

元日の午後は山へ 一日回峰

2020年01月01日 | 日記

今日の鳥

マガモ  山へ上がる途中にある古い貯め池に鴨がいました。

 


 正月1日には毎年一日かけて年賀状を書くことにしていますが、今日は外を見るとあまりにも天気が良いので出かけることにしました。私は子供の頃からアウトドア―派であって天気さえよければ「お外が大好き」でしたが今でもそうです。今年の目標の一つに「無理しない」を掲げていますので義理に縛られ年賀状を書くより遊びに行こうと言うことにしました。義理と書きましたが年賀状への義理ではなく私の習慣への義理なのです。年賀状を書くことはどちらかと言えば好きなことです。普段ご無沙汰している方に一年に一度くらいご挨拶を送るのは何としてもすべきことと思いますしお互い元気なことを確認するのは嬉しいですね。ただお正月間にお届けするのは今の私の生活では無理なのでご勘弁願いたいなと思っています。これからゆっくり賀状を書いて松の内にはお届けしたいと思います。

お外へ行くとなるとウキウキ ワクワクなのですが、さて山へ行こうか海へ行こうか悩みますね。今日は風もなく比較的暖かくて穏やかなので山にしました。周防大島には600mを超える山が4座あります。最も高い嘉納山685mに嵩山・源明山・文殊山がそれぞれ尾根でつながっています。4っの山全てに登れば1日かかりますので今日は出来れば一つか二つにしようと考えて出かけました。昨年一年間最も高い嘉納山へ登っていなかったのでまずそこへ行くことにしました。私の場合山登りが目的ではなくそこへ行きたいだけなのです。私を運んでくれるドローンがあればそれを使って直接山頂に行くでしょうが今のところ一番簡単に山の上に連れて行ってくれるのは4輪駆動の私の軽トラです。嘉納山への登山道は一昨年の夏の豪雨で流されていましたが先日役場の土木課に聞いたところ完全に復旧されたとのことでした。それで山頂近くまで車で登りあとは歩きました。嘉納山から文殊山への尾根伝いの道は中学生の時歩いた経験がありますが、それ以来60年ぶりで歩いてみました。昔の尾根筋は雑木が無く眺めの良い所でしたが、今は雑木に覆われて景色は見ることが出来ませんでした。だーれもいない山道を一人で歩くと聴こえるのは小鳥のさえずりと自分の足音ばかりで静寂とはこんなものかと感じ入りました。普段人はあらゆる物音を耳にしていますよね、今日は米軍のジェット機も一切飛びませんでしたが、こんな静かな世界がいいですね。

帰り道では毎年正月にお参りする権現さまに寄りました。お参りして、そこで餅を焼いて食べましたがお腹も空いていたことで大変おいしくいただきました。そこで焼いた餅をいただくと一年無病息災と言われています。今年も一年元気でいたいものです。

 


嘉納山へ

私のお気に入りの木です。大きな楓の木で秋には見事に紅葉します。

広島方面です。

山の上で唯一出会った人たちです。首筋をなでてやるとワンちゃんは私のこと気に入ってくれたようです。

 

権現様へ   私の住む地域の氏神様でもあります。

焚火を眺めていると実も心も温まりますね。お参りしている周りの人と心が通います。私のお餅の所へそっと火を寄せてくださいました。

神社の周囲はほとんど原生林です。

遊歩道から安下庄湾を見下ろすことが出来ます。

矢印が我が家のあるところです。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿