曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

イワカワシジミの吸蜜

2014年09月13日 | 日記

今日の花

カラスウリの花  みかん畑ではみかんの樹に這い登るので嫌われ者です。

 


 今日は観察中の蝶たちに大した変化はありませんでした。イワカワシジミが生まれて3日目ですが初めて花で吸蜜しているのが見られて一安心しました。家の周りにある草の花を何種類か飼育ボックスに入れてみましたがセンダングサの花が好きなようです。センダングサなら手に入れるのが簡単なので毎日取り換えるのが楽です。

山からアサギマダラの幼虫を2匹ほど観察用に連れ帰り家のキジョランに移しました。いま2齢です。ヒヨドリバナはもうよく咲いていますしフジバカマも少しずつ咲き始めました。北の方から南下してくるアサギマダラが姿を見せ始めるのは来月初めごろになるでしょう。地元のアサギマダラはもう里の方まで下りているのもいます。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 チェリスト青木十良(あおきじゅうろう)氏が肺炎のためご逝去(99歳、9/8)されたそうです。


映画『自尊を弦の響きにのせて 96歳のチェリスト青木十良』予告編

青木さんが96歳でバッハのチェロ曲を録音するところを映画にしたものだそうです。私はクラシック音楽界のことは疎いので青木さんのことも彼の活動もよく知りませんがすごい人ですね。


バッハ:無伴奏チェロ組曲4番クーラント

バッハの無伴奏チェロ組曲はいいですね。音楽担当をしてくださっているらんらんさんがいろんなチェロ曲を送って下さるようになってからまた一段とチェロ曲の魅力にひかれるようになりました。ずっと前のことですがカミさんがチェロを習いたいと言うのでそれはいいとチェロを買いました。カミさんの練習の合間にわたしもチェロを借りて「ギコギコ」弾いてみました。チェロは人間の声帯に近い音域の楽器だと言われていますが、とてもなじみやすい音が出るのですぐに私も虜になりました。その頃は仕事の無い日にはこそっと取り出してブイーンブイーン鳴らしたものです。熱しやすく冷めやすいフライパンのような性格ですからしばらくするとチェロに触ることもなくなりました。でもなにか1曲くらいは弾いてみたいと思いサンサーンスの白鳥を練習したことを覚えています。子供の頃小学の音楽の時間によく聞いた曲で馴染みの曲です。らんらんさんから届くようになって最近はバッハの無伴奏チェロ組曲もいろんな人の演奏をよく聴くようになりました。先日、思い立って無伴奏チェロ組曲一番の楽譜を手に入れました。見ると意外にシンプルな楽譜に不遜にも「これなら私にも弾けそうだ」と思いました。楽譜を見ただけでまだ練習はしていませんが青木さんのお話を聞くといつか私にもできるかもしれないと思っています。


イワカワシジミの吸蜜

イワカワシジミは尾状突起(細いしっぽのようなもの)を自由に振り回すことができます。他の蝶では見たことがありません。また、丸い突起があるのも変わっています。

 

 


ヒメウラナミジャノメ

今、家の周りやみかん畑でみられる蝶の中で最も数の多いのがヒメウラナミジャノメです。うるさいほど沢山います。それに対してひかくてき珍しい種のウラナミジャノメは私の住む町安下庄ではまだ見つかっていません。大島の中では大島地区・久賀地区・東和地区では何か所も生息が確認されているのに島の中央部の橘地区のみまだ見つかっていません。不思議なことです。

ヒメウラナミジャノメはナミアゲハ同様あまりにも多すぎる蝶なので普段ほとんど写真に撮りません。今日は玄関先で何気なく撮ってみました。

 


秋の七草の一つ フジバカマが咲き始めました。今年は開花が速いですね。

 

 


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1 コメント

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今日の音楽 (らんらん)
2014-09-14 12:33:49
チェリスト青木十良氏、肺炎のためご逝去(99歳、9/8)
100歳までチェロを弾いていてくださると思っていました。
85歳を過ぎて「やっと」バッハの無伴奏チェロ組曲の録音を始められたそうです。
青木さんが「何歳になっても上達できますよ」とインタビューでおっしゃってらした言葉を、いつも励みにしています♪

https://www.youtube.com/watch?v=PB331NoSlhc

バッハ:無伴奏チェロ組曲4番クーラント
(残念ながら、青木さんの演奏画像は見付かりませんでした)
https://www.youtube.com/watch?v=Ds9PzOQvF1A
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