曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

1000年桜が咲き始めました

2022年03月27日 | 日記

 昨日はひどい雨風の日でしたね。春の雨はやさしく糸を引くような雨が多いものですが、朝からひどい降りようで強風を伴いまさに春の嵐でした。
それに引き換え今日は穏やかな春の日差しに桜の花がほころび、気温も20℃を超えたのではないでしょうか。蝶もたくさん飛んでいました。

日本では今穏やかな春を迎えいつもと変わらぬ暮らしが続いています。なのに彼の国ではミサイルが飛び交い、戦車が走りまわり町は焼かれ、電気もガスも水道もない状態で地下のシェルターで息をひそめて暮らしている人たちがいることを思うと、今年の春も喜びあふれる季節とは思うことができません。昨年と一昨年の春はコロナのせいで自重の春でしたね。3年続きのパンデミックはまだいつ開けるのか分かりませんし、戦争の方も停戦の見通しが全く立たちません。その上世界中の物流が停滞し始めているようで物不足や物価の高騰が始まりそうですし、このまま行くとこの夏や秋には私たちの暮らしはどうなるのでしょうね。

暗い話ばかりでは面白くないので、私の夢の話をさせてください。
何年か前に1000年後の人たちに花見をしていただこうと思って今桜を植えていると書いたことがございます。若いころから桜が好きであちこちにソメイヨシノをたくさん植えてきましたが、ソメイヨシノは成長も早くじきに見栄えの良い桜になりますが長生きはしません。50~60年たつと樹勢は衰えてきて枯れるものも多くなります。ある時日本にある桜の銘木と言われる木は山桜の仲間でエドヒガンと呼ばれる種類の桜の樹が多いことに気が付きました。エドヒガンは環境条件さえよければ1000年以上も生きてゆきます。そこで最近はこの長寿の桜エドヒガンを植えることにしました。数年前に植えたエドヒガンの木が今年ようやく花らしい花をつけ始めました。今日はまだ2・3分咲きですがご紹介しましょう。

1000年後の世界の人たちが平和に暮らしていて、春には花見ができることを祈っています。

 


1000年後の人たちに贈る桜 エドヒガン桜

 

満開になったらまた紹介しますね。

 

比較のためにソメイヨシノをどうぞご覧ください。

 


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