曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

クロコノマチョウの幼虫は早くも蛹に

2014年07月03日 | 日記

今日の花

広角レンズは使って面白いですね。人間の眼球はよく注意してみれば前方180°見えることは見えますが普通に前を見ている時には前方60°くらいのものではないでしょうか。一生懸命何か探している時には視野はもっと狭くなっています。以前から使っていた15mmの広角でも意識して広く見渡す範囲を写すことができていましたが、10mmのレンズは普段目に映らない範囲まで広く写真にしてしまいます。

 


 昨日レモン畑から連れ帰ったクロコノマチョウの終齢幼虫は今日夕方には蛹になりました。蛹になると餌の心配がいらないので楽です。

今日はもう一つニュースがありました。我が家のみかん畑に出てきていろいろ悪さをしていたイノシシがついに罠にかかったのです。私は今狩猟免許は持っていませんので友達にワナを仕掛けてもらっていました。彼も毎日は見回りできないのでしばらくぶりで見に行ったらかかっていたとのことです。残念ながら死んで数日たっていました。80kg以上ありそうな大物でした。腐敗が始まっていたのでお見せするのも控えようかと思ったのですが、私のブログは生き物の生死はありのままにがモットーなので小さく載せることにしました。見たくない人は画像を見ないでください。うちの娘は見たいといって現場へ見に行きました。

 


クロコノマチョウの蛹

前蛹

丸々よく太っています。立派な蝶になるでしょう。

 

 

飼育ボックスはしばらくの間空っぽでした。レモン畑のジュズダマの株をそのまま鉢に取ってきたのです。下の写真の矢印はクロコノマチョウの食痕です。野山ではこのような食痕を元に幼虫を探します。

 



罠にかかったイノシシ

イノシシは雑食で何でも食べます。最近は弓削瓢柑までむいで食べていました。少しくらいなら大目に見るのですが、大きな枝ごと引き折って食べるのは困ります。何本も樹を痛められて困っていたので友達にワナを頼んでおきました。わなを仕掛けた後はしばらく出なかったので 喜んでいたのですがやはり何か食べたかったのでしょう。命取りになりました。

 

 猟師の彼には害獣駆除の報奨金が入ります。そのための証拠写真が必要なのでペイントしてあります。