曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

安芸の国 島々結ぶ 虹の橋

2014年01月26日 | 日記

柑橘のある風景

 

広島県呉市大長の町です。昔来た時には細長い水路のような港の中はみかん船でぎっしりいっぱいでした。近くの島々へみかんの出作に行くための船でした。今は多くの島は橋でつながり、船でしか行けないところはもう耕作放棄されてみかん船はいらなくなりました。大長は大崎下島にあります。平地のほとんどない島で山は急峻です。集落は海べりにかたまってありますが路地は狭くひしめき合って暮らしているようです。私の住む大島も平地はそれほど沢山はありませんが山につながる斜面は緩やかでこの辺の島々とは違います。

 


 25日と26日とで広島の大長へ行ってきました。昔は竹原からバスのような連絡船であちこちの港を巡りながら大長まで行ったものですが、今は呉から下蒲刈島に橋が架かり、次に上蒲刈島に渡り、それから豊島に渡り、更に大長のある大崎下島に到着します。今回の目的地はさらに小さな橋を三つ渡って愛媛県に所属する岡村島まで行きました。呉から7つの橋を渡ってきたわけです。レインボーブリッジと呼んでもよいのではないでしょうか。良く知りませんけど。橋の色を七色に塗って「レインボーブリッジ海道」なんてのもいかがでしょうか。通り抜けできないのがつらいですね。下島の人は本土に出るのに4っつも橋を渡らなければならないのはつらいでしょうがフェリーの時間を気にしなくてもよくなったのはとても良いことでしょう。私たち大島の住民も橋ができてどんなにか暮らしやすくなりました。この旅行にはちっちゃなミラーレスを持って出かけました。まだテスト中です。今日の写真はほとんど走っている車の中から撮ったもので一瞬を逃すことができません。蝶の写真を撮る時の心構えと一緒です。出来栄えはどうでしょう。私としてはシャッターが遅れ気味になるのが困りました。AFは思うほど早くはなかったようです。ISOは100でシャッター速度は500から800で切れていました。したがって走っている車から撮ったものにしてはブレは少ないようです。旅行中の乗り物の中から撮ることを考えると使えるかなと感じました。咄嗟の時はタッチシャッターも試してみました。モニター画面の自分の目指すところに焦点を合わせながらシャッターが切れるのは便利です。ただ使い慣れていないのですべてうまくいってはいません。カメラは小さくとも1800万画素なのでかなりのトリミングにも耐えられると思います。今日の画像も5分の1くらいに絞った所もあります。多少設定を変えた所もありますがほとんどカメラ任せの写真です。

 


レインボーブリッジ海道

呉からの最初の橋(呉ー下蒲刈島)

 

二つ目の橋(下蒲刈島ー上蒲刈島)

 

三つ目の橋(上蒲刈島―豊島)

 

島々の向こうの方に見える白い高い塔はしまなみ海道の橋げたでしょうか。

四つ目の橋(豊島ー大崎下島)

アルコールの備蓄タンクだそうです。

 

大崎下島に付きました。ここから岡村島へ渡るのにもう三つの橋があります。

この写真には岡村島への三つの橋が写っています。 

逆光ですね

 

岡村島へ渡ります

愛媛県に入りました。ここは今治市です。

というわけで、皆さんにも島めぐりをしていただきました。ご苦労様でした。

 

最後に帰る前、島の港のレストランで煮魚定食を頂きましたがなかなか美味しかったです。瀬戸内の小魚は煮つけが一番です。