曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

越冬中のアサギマダラ幼虫

2014年01月19日 | 日記

今日の花

庭の植え込みの中で寒アヤメが咲いていました。

 


今日の柑橘

ミスキョウコ

ミスキョウコは山本柑橘園で作られた品種です。ミネオラ×イヨカンで独特の風味があります。マーマレードにすると素晴らしい

 


 今日の写真は全てミラーレスです。画質は悪くはないのですが普通の一眼に慣れた手には小さすぎて扱いにくいですね。ボタンの位置はそれぞれが近すぎて他のボタンを押してしまうことがよくあります。モニターがタッチになっているのは素早く焦点位置を決めるのに便利です。焦点位置を変えることによって明るさを選ぶことも容易にできるのも便利です。AF速度はまあまあでしょうか。

 


風景の撮り方

風景1

 

風景2

上の風景2枚は同じところを続けて撮ったものです。オートでカメラ任せの設定ですがピントの中心を赤い視角で示した位置のように変えるとこんなに変わります。上はやや露光不足ですが下はオーバーしています。写真の意図としては遠くの海が明るく輝いているところが撮りたかったので上の方が意図に近いのですが上の写真では少し明るく修正したくなります。

 

愛媛県の近くを船が航行しています。55mm一杯で撮って5倍に拡大したものです。少し無理のようです。

 

空を覆っていた雲がなくなって海の様子がすっかり変わっています

 


今日の本題アサギマダラの幼虫です。

アサギマダラの観察用に谷間にキジョランを5本植えています。10月から11月にかけて南下するアサギマダラの雌がここに立ち寄って卵を産んで行きます。産んだ直後の卵の数はもっともっと多いのですが今日現在ここの5本のキジョランに残っているのはこの写真に写っているだけです。ほとんどが2齢ですが1匹だけ4齢くらいの大きい幼虫がいます。

 


越冬中のアサギマダラ幼虫


特別大きい幼虫。

 

 

上の写真の幼虫はこの5本のキジョランについているものです。27匹写っていますが全部が成虫になるには餌となる葉が足りないでしょう。

 

この幼虫たちは春になると盛んにえさを食べるようになり4月の下旬には蛹になり5月に羽化して成虫になります。しばらくは大島にいますがやがて北を目指して飛んでゆくものもあり、大島に留まり山頂付近で夏を過ごすものもいるようです。