今日の柑橘
はるみ
はるみは昭和54年に国の試験場で清見にポンカンをかけ合せて作られた柑橘です。デコポンや山口県のせとみと同じ組み合わせの交配種ですが、特徴はそれぞれ違います。はるみは温州みかんに似ていて果皮は柔らかく剥きやすい柑橘です。大きさは100g位の小さなものから300gを超える大きなものまで幅は広いのですが食べごろとしては180gから200gくらいが手頃でしょう。近年新しく作られた柑橘の中ではデコポンが一番有名ですがはるみはそれに次ぐ品種ではないでしょうか。全国で5500トン作られていてどこの町でも買うことができるくらい普及しています。デコポンの味の濃さに対して食べやすいさっぱりした甘さです。酸の低いものは1月から食べられますが2・3月の方が美味しくなります。寒さに対して弱いので今頃収穫します。
今日も穏やかな天気に恵まれて収穫作業はとても楽でした。カミさんが「こんなに暖かくていいね」と言っていましたが確かにこの時期としては考えられないくらい暖かな日が続いています。これからまだまだ中晩柑の収穫は続きます。
はるみの収穫をしていると珍しい蠅がいました。写真には撮りましたがなんて名前でしょうか。
珍しい蠅
なんて名前でしょうか
今日の蝶 カバマダラ
今日は飛んでいる蝶にお目にかからなかったので室内で飼育しているカバマダラの様子を紹介しましょう。
昨日から前蛹になっています。多分明日には蛹になるでしょう。
蛹になる場所を決めて前蛹になったばかりです。
こんな形の蛹は初めて見ました。奇形です。羽化するでしょうか。
こちらの幼虫は終齢になりました。餌のトウワタを離れたようです。
この幼虫はやや小さくてまだ餌を食べています。
蛹の数が8個になりました。今後どうなるか楽しみです。