穴の開いたバケツには水はたまらない。
今月24日の新聞には健康保険組合連合会(健保連)の保険料率が最高の9.34%になると報じられた。
4月27日のブログでも少し触れたが1,372組合の内の約8割の1,043組合が赤字になる。
しかも3年連続で赤字はで3,782億円である。
現状の仕組みから健保組合の保険料率はさらなる引き上げが必要になる。
それは後期高齢者医療制度への拠出金が増えることにある。
75歳以上が全員入る後期高齢者医療制度は、後期高齢者自身の保険料が約1割、税金が約5割、現役世代の支援金がおよそ4割で成り立っている。
ご存じのように75歳以上の高齢者は増加する
現状の推計からだと75歳以上人口は2054年まで増え続ける。
就業人口は急速に減少している。
どう考えても大幅な仕組みの見直しが必要になる。
大幅な見直しとは後期高齢者への保険料の引き上げや原則1割負担を見直すしかない。
これをやると選挙に負けそうだ。
政治家は国のためより自分のポジションが大事だ。
お金は印刷したらいくらでもと考えていそうな気がする。
そこで問題は保険料率の引き上げの影響にある。
保険料は労使折半となっている。
先ずは、賃金アップしたとしても保険料もアップする。
物価高など関係ない。
さらに、企業の負担分もアップする
社員数が多いと経営はアップ、アップになる。
そんな厳しい状態に愛の手を差し伸べるのは医療費抑制に積極的な政党かもしれない。
迫る参議院選挙に向けて国民へのアピールが目立つ。
OTC類似薬の保険外しは現実味を帯びてくる。
もしOTC類似薬を保険から外すとしたら、医師会はどう考えるだろうか。
保険から外しても受診しなければ薬がもらえない仕組みなら受け入れると思われる。
その場合、処方箋として出るのか、単なる指示箋として出るのかで薬局の収入は変わるかもしれない。
または、単にOTCでの購入をさせるとしたら、患者はドラッグストアに流れそうだ。
など、どうなるのかわからないことを日々考えている。
自分の問題じゃないからいいんだけど。
研修のテーマとしては面白いと思う。
今まさに、日本の医療制度の大きな変革を肌で感じる時が来てしまいました。OTC薬、病床削減、高額医療費制度、、、いったい我々の未来はどうなってしまうのでしょうか?迷える子羊こと全国約30万人の駒形ファンの皆様にとって、駒形ブログは暗闇で先の見えない医療界を照らす常夜灯のような存在になってまいりました。助けを求めて子羊たちのコメントが増える予感!
先が見えないし、薬は手に入らないし、米は高い。おまけに電気も高い。見えない、高い高い高い。こんな有様では体調を壊してしまします。疲れたな、そんな時に思わず脳裏に駒形sanの一言がよぎります。「行者ニンニク」です。皆様も、駒形ブログと行者ニンニクパワーで、混沌の時代を生き抜きましょう!
仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
消える前に間に合って良かった。
良かったと言ちゃ怒られるか。
世の中の仕組みが大きく変わりだしている。
何だかとんでもないことが起きそうな気がする。
大震災もあり得る。
第三次もあるかもしれない。
”備えあれだ憂いなし”
行者ニンニクは、今では白くて高級になったご飯と一緒の相性がいい。
”ご飯がすすむ君”である。