医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

じじの不安

2024-05-05 04:25:50 | 薬局
「どんな大人になるのだろうか」と心配してもしょうがない。

自分が生まれた昭和の時代を映したテレビ番組を見ると何となく落ち着く。
今と比べると不便だったが、それはそれなりに懐かしい思い出である。
子どもたちは近所の公園で“かくれんぼ”や”缶けり””鬼ごっこ”などで夕方の暗くなるまで遊んでいた。
青っ洟を垂らし。
それを服で横なぐりに拭くので手の甲から袖あたりが黒びかりしていた。

公園で子供が遊ぶ声が聞こえない。
近所の住民から“うるさい”の苦情が来るそうだ。
そもそも公園の近くに住むなら、それなりの覚悟があってしかりだ。

教科書がなくなりつつあるらしい。
生徒は教科書代わりにiPadだそうだ。
何ともわびしい感じがする。
でも、それが当たり前になっていくのかと納得するしかない。
そんな子供がどんな大人になっていくのだろうか。

今回の診療報酬改定の大きな転換点は医療のDX化じゃないだろうか。
このデジタル化に慣れていかないと成り立たない時代が近い。
ただ政府のやり方が下手なので混乱が続く。
診療所の電子カルテ化は必須となる。
電子カルテを導入できない診療所は”絶滅危惧”になる。
薬局でも電子薬歴は当たり前で、電子処方箋やオンライン服薬指導に対応できない薬局も”絶滅危惧”になる。
それを知ってか知らずか動きが鈍い。

お陰様で連休明けにセミナーと研修が入っている。
ちょっとバタバタするが嬉しいお声掛けだ。
ここではDX化への積極的な取り組みを促したい。
苦手なら出来る仕組みを地域で考える必要がある。
かつての薬局は競争相手だったが、これからはドラッグストアが本命となる。
地域の気の合う同士が力を合わせる”小魚、大魚“の”スイミー大事になる。
その仕組みは人任せでは出来ない。

今日は子供の日だ。
我が家の初孫は初節句を迎える。
”どんな大人になるのだろうか“と心配してもしょうがない。
孫が大人になった頃に私は”絶滅”じゃないかと思う。

因みに、私に似て可愛い孫だ。
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