医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

1人の貢献

2023-07-27 04:22:03 | 薬局
”人口が減って栄えた国はない“が私の持論である。

26日に総務省が住民基本台帳に基づく今年1月1日現在の人口を発表している。
それによると日本人は1億2,242万3,038人だそうだ。
前年に比べて80万523人少なくなっている。
これはピークの2009年から14年連続となる。
大丈夫か!この国は???
それにしても1ケタ台まで公表できる精度に関心する。

昨年1年間の出生数から死亡数を引いた「自然増減数」はマイナス79万3,324人となる。
要は毎年80万人くらい人口が減るってことかもしれない。
80万人とは福井県が78.6万人、徳島県が75.5万人、高知県(72.8万人)、島根県(69.4万人)、鳥取県(57.3万人)を上回る。
この数字を見ると80万人がいかに大きな存在かが分かる。

原因は出生数が少ないことにある。
結婚しない人や子供が欲しくないと考える人が多くなったようだ。
そんな中で駒形家もちょっと貢献した。
たった1人だけど。

人口に占める65歳以上の高齢者は約3,600万人いて、その比率は約29%になる。
国民の3人に1人が高齢者のイメージである。
さらに75歳以上の後期高齢者人口は約1,870万人で全人口の約15%となる。
社会保障制度は、この高齢者を支えていく仕組みだ。
誰が考えても無理がある。
近未来には制度自体が成り立たなくなるのは目に見えている。

調剤薬局は”1つのかごに卵を盛るな“の教訓を見直す必要がある。
今が続くと思ってはいけない。
続かせるためには新しいサービスの開発が欠かせない。
業界用語でいうところの”業態開発”である。

10数年前から私が伝えてきた「在宅」は今になって花盛りを迎えている。
その時から信じて取り組んできた薬局は、かなりの患者を抱えて安泰だ。
当時は面倒がられたものだ。
でも今は”やっててよかった“と感謝していると思う。

これから取り組まなければならない仕組みは「オンライン」である。
プラットホームにぶら下がるのではない。
自らが市場を開拓するオンラインである。
私からすると営業先が次から次と頭に浮かんでくる。
一緒に同行営業でもするか!

プロの営業スキルを盗み取れるなら。

何だか同じような話で自分が自分に飽きてきた。
“馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない”
そろそろ水飲み場を教えるのをやめるかなぁかなぁ・・・。

昨夜の札幌はとんでもなく寝苦しい暑さだった。
悶えながら余熱の残る朝を迎えている。
確実に温暖化が異常気象を招いている。
ふと子供たちの将来が気になる。
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