医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

なに、なに・・・

2018-02-17 05:18:37 | 薬局
答申を受けてなに思う。

2月7日に中医協から診療報酬改定に向けた答申が出された。
それから今までにどんな準備をしただろうか。
意外に"その内に、その内に"でダラダラと過ごしてはいないだろうか。
人は楽な方に流れやすい。
自分勝手な言い訳を作って。
でも、言い訳など何の役にも立たない。
"ならぬものはならぬもの"だからだ。

その点、大手調剤チェーンはさすがだ。
どれだけの知恵者がいるのかわからないが、現状把握と改定内容との差異分析が行われる。
なにが足りない、なにが可能か、なにを揃えたらいいのかを考えている。
そのなにを私はブログで伝えているはずだが…。

よくセミナーの参加者からもっと具体的な話が聞きたいとの要望がある。
はっきり言って私の話を聞いて具体的でないと感じるのは予備知識がなさ過ぎる。
事例はそれなりに盛り込んでいる。
それを使いこなせないのは普段の意識が不足していると自覚したほうがいい。
本当に具体的な話は顧問契約でも結んで、自社の実態をされけ出してもらわないと出来ない。
そして大事なのは”その内、その内”から抜け出す勇気だ。

今日は恒例のHSEセミナーの後半部分があり、その後はいつもの「薬局未来塾」に続く。
内容は調剤報酬改定の理解と具体策についての「特別補講」となっている。
報酬改定の解説など意味がない。
改定される背景がなにを意味するのかの理解が大事になる。
今回の報酬改定は2025年に向けた"地域包括ケア"に対するメッセージである。
上がる報酬には国の期待があり、下がる報酬には過去の反省がある。
また"地域包括ケア"は多職種連携で成り立つ。
従って、関連する医科、歯科、看護などとの関連も合わせて理解が必須となる。
もちろん介護報酬もリンクしている。
中でもケアマネジャーとの連携は重要となる。
昨日も書いたが関係性の構築は欠かせない。

これらのつながりを会社全体で共有したい。
すでに数社から研修依頼が来ている。
研修をやることが目的ではなく、研修からなにを感じてもらうかが大事になる。
薬剤師はバカじゃない。
自分に課せられた使命が理解できると自ら動き出す。

老婆心だが。
若い後継者よ、もっと自分らしさを出せ。
親父はあと5年もしたら終わりだ。
はっきり言って既に時代は親父がやってきたやり方ではやっていけない。
新しい薬局経営が必要になっている。
親父さんは自分を自覚して欲しい。
"老兵は死なずとも去れ"である。

と、自分にも言い聞かせている。






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