花ごよみ

映画、本、写真など・

家の花たち(デュランタ、ランタナ、ハンカチの花)

2016-07-11 | 家の植物たち
3種のデュランタが咲き揃いました。
タカラヅカと言う名で多く出回ってる
濃い青紫のデュランタ。


薄紫のデュランタ


白いデュランタ


鮮やかな花色のランタナ。

花色が変化することから
和名はシチヘンゲ(七変化)。
花それぞれ違った形、色が見られます。
眺めていて楽しいです。






ハンカチの花

白い部分はがく苞(がくほう)
黄色の小さい星のような花が可愛いです。
コンロンカ(崑崙花)ともいいます。

この花はもうほとんど終わってしまいましたが
一番きれいな状態の時の花を撮りました。







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罪人よやすらかに眠れ  石持 浅海

2016-07-11 | 本 あ行(作家)

罪人よやすらかに眠れ

表札には中島と書かれている、
札幌市の中島公園のすぐそばにある館。

館にはルールがあって
この館に訪れたものは自らの業と
向き合うことになる。

それぞれの客の抱える業とは?

さいしょの客「友人と、その恋人」
2人めの客「はじめての一人旅」
3人めの客「徘徊と彷徨」
4人めの客「懐かしい友だち」を思い出すOL、
5人めの客「待ち人来たらず」に困惑する青年、
6人めの客「今度こそ、さよなら」
…となっていて連作短編集になっています。

館で待ち受けているのは、
北良という名の美しい男。

館に訪れる人達の話の謎が
解かれていきます。
それぞれの人達の抱えていた
暗く重い過去が明かされいきます。

訪れた人達は自分が
今まで気づいていなかった業が
あからさまにされて館を後にします。

館に住む人達も謎めいた人達ですが
そこは解明されず
謎のまま終わってしまいます。

不気味さが漂い、雰囲気は結構陰鬱。
結末は、重苦しいものが心に残ります。





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蛮政の秋  堂場瞬一

2016-07-11 | 本 さ、た行(作家)

蛮政の秋

民自党議員に対しての、
献金リストが記された
1通の告発メール。
そのメールにもてあそばれる
新聞記者と政治家。

その違法献金が記されたメールは
真実を書いているのか?

新聞社と政治家との関係。

記者は汚れた政界と
メディアの影の部分をさらけ出すことが
できるのか?

落選した政治家に、
敵対する政党が
自分たちの政党に来るように勧誘。

記者の取材と政治家同士のせめぎ合い。

力を持っている者が
新聞記者と政治家を操る。

政治家の裏の真実は、
結構闇があって怖いものがあります。

物語は少しの展開はあっても
なかなか進行していかない。

シリーズもののようなので
まだこれから続くのかな?
なんだか中途半端な終わり方でした。






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鳴門の渦潮

2016-07-06 | 写真(花、旅行など)
淡路島と四国の徳島県鳴門市の間の
鳴門海峡に発生する潮流、
世界三大潮流の一つと言われています。














橋を境に外海と内海の差は2mあって
その差で渦潮が生まれるそうです。




淡路島と路四国を結ぶ大鳴門橋




 うずしおクルーズには 
咸臨丸をモデルに復元した
観潮船「咸臨丸」と「日本丸」があります。
乗船したのは「咸臨丸」。

遊覧船から見る渦潮は壮大で
迫力ある自然の現象を体感しました。
尚、この船は「日本丸」です。




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クリーピー 偽りの隣人

2016-07-05 | 映画
監督は黒沢清
前川裕の小説「クリーピー」を実写映画化。

元刑事で犯罪心理学者・高倉、
彼の元の同僚の野上(東出昌大)は
6年前に起きた一家失踪事件を調査、
高倉にその未解決事件の分析を依頼していた。

新居に引っ越した高倉夫婦は、
隣人の西野に疑念を抱く。
ある日、高倉家に西野の娘・澪(藤野涼子)がやって来て
西野は父親ではない、
知らない人だと打ち明ける。

主人公の犯罪心理学者、高倉には西島秀俊、
隣人を香川照之、高倉の妻には竹内結子、
東出昌大等が出演。



原作を読んでいてストーリーも分かっているし
怖くはないとたかをくくっていたのですが、
異なった設定、展開で、予想外。
結構怖かったです。

原作の複雑な謎を解いていく
ミステリー要素の強いストーリーをそぎ落とし
登場人物も少なくなって、
恐怖感を強調した
シンプルなサイコパス映画になっていました。
映画は単純に気味が悪い物語でした。

映画では奇妙な隣人に対しての
夫婦の不安、恐怖を主として描いています。

なぜ妻が竹内結子なのか
映画を見て合点がいきました。
原作では妻は重要人物ではなかったです。

隣人の香川照之、
ほんとに不気味でした。
歩き方からして不穏な雰囲気が
ずっと漂っていました。





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日本で一番悪い奴ら

2016-07-04 | 映画
監督は白石和彌



北海道警察で起こった実録犯罪の
暴露本がもとになっています。
北海道警の刑事・諸星要を綾野剛が演じます。
「S」と呼ばれる捜査協力者と
悪事に踏み込んで行き
落ちていく過程を描いています。


柔道の技量を認められて
道警の刑事になった諸星。
純粋な人物だった彼が
単に成績を上げるため
裏社会の協力者(スパイ)とともに
危ない道へと進んで行く。

諸星を誘う上司にピエール瀧。
手段を間違えていることに気づかない
無知な諸星が
悪の世界におぼれていきます。

転落の一途を辿っていく諸星を
見ていてバカかと思ったり、
哀れだと思ったり…

実在した犯罪というのもびっくり。
どこの警察もこんな感じなのかと
思わせてしまいます。

特に、終盤の薬に手を出し
ダメ人間になってしまった
逮捕直前の綾野剛の怪演が
見ものでした。







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