太陽の坐る場所 辻村深月

　　
太陽の坐る場所 (文春文庫)

高校卒業から10年後の同窓会。
過去の高校時代の出来事。
そして現在。

複数の同級生の視点によって書かれています。

登場人物達は過去のクラスにおける
位置、地位などを
今も心の中に内在させています。

現在もまた仕事に対する序列、
都会へ出たものと、
田舎に残ったものとのわだかまり、
そんな意識を心の中に抱え込んでいる。

女優になったキョウコという
欠席を続ける同級生を
同窓会に参加させようとするが…

高校時代の出来事がきっかけなのか
キョウコに関わっていくにつれ
一人また一人と
連絡を絶っていく同級生達。

同級生達の心の動き、
心の中の描写は
やっぱり作者独特のものがあります。

人間の本性、醜さ、嫉妬深さが満杯、
これだけドロドロとした心情を
見せつけられると
なんだか怖いです。


もう終わっている地区もありますが
映画化されています。

柿の絵

↑クリックで拡大できます

熟した柿を描きました。

木々の葉が色づき、
秋の気配が濃く…というより
冬の訪れが急にやってきました。
そういえばもう2週間ほどで12月。
なんか慌ただしい感じです。

リライト 法条 遥

リライト

1992年の夏
中学2年生美雪は、保彦と出会う。
保彦は三百年先の未来からやってきた少年。

旧校舎の突然の崩壊という
事故に会ってしまった保彦。

保彦との突然の別離
保彦から渡された薬を飲み
携帯を持って10年後へと時を超える。

タイムリ ープの当日。
出現しない10年前の自分。

過去はリライトされ変わってしまたのか？
私だけの初恋の思い出だったのに…
クラスの全員に共有された過去の物語
体験が同じの「私」たち。

崩れていく未来。
矛盾している過去と現在。


10年後の夏、美雪は
作家になっていた。
そして自分の経験を小説を書き上げた。

同級生たちの死。
リライトされ歪みを持った世界。
不安感がまとわりつくような
物語でした。

海住山寺＆恭仁京跡のコスモス

海住山寺では文化財特別公開が
催されていました。
訪れた日はぎりぎり最終日。

国宝の五重塔が開扉され
塔内陣を拝観できました。


本堂、
この中に安置されている十一面観音が本尊。


雨で霞む背景の山。






真っ赤に色づいたモミジ。




美しい姿の五重塔。





この日、本坊庭園も見ることができました。

まだ少し早いけど
美しい紅葉の本坊庭園。
一番美しい時には公開されないので残念です。






文化財特別公開のポスター

ここに写っている四天王立像と十一面観音立像を
拝観することができました。
普段は奈良国立博物館に寄託されています。


海住山寺を下った所にある
恭仁京跡周辺のコスモス畑。
もう遅いと思っていたのに
まだ咲いていてびっくり！！
期待していなかったので得した気分です。







11月9日撮影

京都府木津川市加茂町

王地山公園 まけきらい稲荷

兵庫県篠山の高台にある王地山公園
もみじ谷として知られる紅葉スポット。
紅葉はちょっと早かった感じ。

公園内に勝負事の神様、
平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)があります。




赤い鳥居が長く続きます。

連続する赤い鳥居。
独特の雰囲気です。


まけきらい稲荷の拝殿






段差が少ない階段なので
楽ちんです。




展望台


展望台からは
篠山市の町並みが望めます。

１１月８日撮影

兵庫県篠山市河原町

瑞宝寺公園の紅葉

有馬温泉にあるもみじの名所の瑞宝寺公園。

見頃、もう少しで見頃など色々な色のモミジが
ミックスされ素敵な色合いを見せています。

廃寺になった瑞宝寺の跡地を利用した公園です。
有馬温泉を訪れていた豊臣秀吉がこちらの
紅葉を愛でたという伝えがあります。


もみじ茶会が開催されています。


もみじ茶屋






緑と赤のコントラストが
とてもきれいです





神戸市北区有馬町

１１月８日撮影

霧に包まれた六甲高山植物園

六甲山頂にある高山植物園。

北海道南部に相当する気候ということです。

ここではもうすでに紅葉の季節、
時期的に高山植物は余り咲いていませんが
紅葉が見頃できれいでした。


霧の中の紅葉
幻想的です。








赤く色づいたドウダンツツジ


カラフルな落ち葉






地面が赤く染まっています。









兵庫県神戸市灘区六甲山町

１１月２日撮影

相楽園 神戸菊花展

神戸の市街地にある相楽園の日本庭園では
今、菊花展が開催。
約2,500鉢の菊が展示されています。

期間は１０月２０日～１１月２３日。

重要文化財の旧ハッサム住宅、
旧小寺家厩舎などが園内にあります。


旧ハッサム住宅
相楽園に移築された
2階建ての洋風の建物です。
国の重要文化財に指定されています。

写真の中央に写っているのは
阪神・淡路大震災の際に落下したレンガの煙突。
震災の記憶をとどめるため
前庭に展示されています



１０月２５日～１１月９日限定で、
中の見学もできます。




名木、相楽園蘇鉄の
立て札がありました。


菊花展では見事な菊が勢揃い、
美しさを競っています。











どういう風にすれば
こんな形の菊になるのでしょう。
家の菊は思い思いの方向に伸びて
まとまりのない姿になっています。






一本の幹から咲いています。
見事です！！







美しい庭園に調和した
重要文化財の船屋形。




ツワブキ


庭園では木々も色づき始めています。
紅葉の頃もきっと美しいでしょう。

１１月２日撮影
荒牧バラ公園と同じ日に訪れました。

兵庫県神戸市中央区中山手通

荒牧バラ公園の風景

誰も写っていないのがうれしくて…

春に行ったときは
バスツアーの団体の人たちもいて
すごい人出だったのに…






ここのバラ園はどこから見渡せても
素敵な絵になる風景。

煉瓦造りの植え込み、白壁の建物など
バラの見せ方がよく考えて
設計されています。
















１１月２日撮影

兵庫県伊丹市

荒牧バラ公園のバラ

荒牧バラ公園のバラ、
昨年の秋バラは傷んでいるのが多かったのですが
今年の秋バラはとても美しく咲いていました。

それに時間が遅かったせいか
訪れている人が少なくて、
豪華で艶やかなバラの花の鑑賞を
のんびりと楽しむことができました。
























ブラックティー
このバラは独特の色合いなので
きっちり覚えていました。













次回は荒牧バラ公園の風景をUPします。


兵庫県伊丹市荒牧

１１月２日撮影