花ごよみ

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雪煙チェイス  東野圭吾

2017-04-02 | 本 な、は行(作家)

雪煙チェイス (実業之日本社文庫)

大学生が犯罪の疑いをかけられ
その容疑を晴らすため
アリバイを証明してくれる
スノーボーダーの女性を探しに
スキー場に向かう。

舞台は日本屈指の広大なゲレンデ。

白銀ジャック、疾風ロンドなど
と同じくゲレンデシリーズの一つ。

大学生を追いかけるのは
本庁より先に捕らえることを
命じられた所轄刑事の小杉と白井。

根津さん、千秋も絡んでいきます。
雪上結婚式などもあって楽しい展開。

テンポがよく読みやすい物語でした。
元々大学生が犯人ではないと、
分かっているので
安心して読み進めることができました。
この作品は犯人を探すことに、
重点を置かれていなくて、
アリバイを証明してくれる女性を見つけ
冤罪を晴らすのが
メインとなっています。

暗さ、深さは全くなくて
後には残らないですが
愉快な小説でした。




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2 コメント

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Unknown (苗坊)
2017-05-20 20:21:43
こんばんは。
「恋のゴンドラ」のように軽い気持ちで読めるのですが、こちらは内容は軽いとは思わなかったです。
大学生の2人が無罪ということは分かっていますが、ちゃんと「女神」は現れるのか、そして誰なのか、気になって読む手が止まりませんでした。
根津さんたちも出てきたうえに素敵な展開もあって良かったです^^
返信する
苗坊さんへ (kazu)
2017-05-20 22:54:16
こんばんは

「恋のゴンドラ」よりは
軽くなかったですね。
大学生の無罪を証明する女神が
現れるのか気になって読み急いで
しまいました。
面白かったです。
根津さんたちも登場しましたね^^
返信する

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