花ごよみ

映画、本、写真など・

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

2018-02-21 | 美術

ゴッホに大きな影響を
与えたという
日本の浮世絵。
そこに焦点をあてた展覧会。

1月20日~3月4日(日)

浮世絵を通し日本に憧れを持ったゴッホ、
日本の芸術家や知識人が愛したゴッホ。

彼等のゴッホが眠る聖地である
オーヴェール巡礼。
埋葬地を訪れた日本人の芳名録を展示。


本展はゴッホと日本の関係に
視点をあてた内容になっていました。
ゴッホに影響をもたらした
浮世絵も展示されています。

オランダからパリに移り住んだゴッホ。
その当時、パリでは
ジャポニスムが溢れていました。

ゴッホは浮世絵を通し、
日本にあこがれを持ちます。
そして彼はアルルに日本を重ね移住。

浮世絵に惹かれたゴッホは模写をしたり
構図、色彩を取り入れたりします。


『名所江戸百景、亀戸梅屋敷』
歌川広重


『種まく人』
歌川広重などの浮世絵によく見られる
近景に樹木を配置した構図。
ミレーを敬愛、
ミレーの種をまく人を題材に描いたもの。


『雲龍打掛の花魁』
溪斎英泉

 
『花魁(溪斎英泉による)』
「雲龍打掛の花魁」を模写した作品
浮世絵の関心の深さを推測できる絵。
背景のカエルや鶴にも注目。


『寝室』
浮世絵のように陰影がなく
単純な線で描かれた作品。


日本初公開
『タラスコンの乗合馬車』


日本初公開
『ポプラ林の二人』
ゴッホ独特の筆のタッチ。
見るものに不安な印象を抱かせます。


日本初公開
『夾竹桃と本のある静物』










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする