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奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝

2017-09-18 | 美術
西大寺展はあべのハルカス美術館で
9月24日(日)までの開催。


奈良市にあって東大寺と
並ぶ寺院、西大寺。

創建1250年を記念して
「奈良西大寺展 叡尊(えいそん)と一門の名宝」として
西大寺に伝わる文化財が公開されています。


国宝「興正菩薩坐像」

展覧会名にある「叡尊」(興正菩薩)は、
鎌倉時代の僧の名前。

叡尊は平安時代に衰退し、
荒廃した西大寺を建てなおしました。
叡尊は、西大寺の中興の祖といわれています。

叡尊後の西大寺の出身の僧に関する
仏教美術の名品の展示もあります。

西大寺以外にも、元興寺、浄瑠璃寺、不退寺、
宝山寺,不空院などが所蔵する
文化財も展示されています。


奈良時代の「塔本四仏坐像」は
4体そろって公開。
4体そろって展示されるのは、
関西で27年ぶりということです。
柔和な面差しの仏像です。


普段非公開の西大寺の
善円作の均整の取れた体つきの「愛染明王坐像」。


嵯峨清涼寺の釈迦如来立像の模刻。
西大寺の善慶作「釈迦如来立像」。



大阪市阿倍野区阿倍野筋 あべのハルカス16F 






コメント (2)
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