9月24日(日)までの開催。
奈良市にあって東大寺と
並ぶ寺院、西大寺。
創建1250年を記念して
「奈良西大寺展 叡尊(えいそん)と一門の名宝」として
西大寺に伝わる文化財が公開されています。
国宝「興正菩薩坐像」
展覧会名にある「叡尊」(興正菩薩)は、
鎌倉時代の僧の名前。
叡尊は平安時代に衰退し、
荒廃した西大寺を建てなおしました。
叡尊は、西大寺の中興の祖といわれています。
叡尊後の西大寺の出身の僧に関する
仏教美術の名品の展示もあります。
西大寺以外にも、元興寺、浄瑠璃寺、不退寺、
宝山寺,不空院などが所蔵する
文化財も展示されています。
奈良時代の「塔本四仏坐像」は
4体そろって公開。
4体そろって展示されるのは、
関西で27年ぶりということです。
柔和な面差しの仏像です。
普段非公開の西大寺の
善円作の均整の取れた体つきの「愛染明王坐像」。
嵯峨清涼寺の釈迦如来立像の模刻。
西大寺の善慶作「釈迦如来立像」。
大阪市阿倍野区阿倍野筋 あべのハルカス16F