花ごよみ

映画、本、写真など・

ラスト・ターゲット

2011-07-13 | 映画

マーティン・ブースの小説「暗闇の蝶」が原作。

監督はアントン・コービン。
主演はジョージ・クルーニー。

ジャック(クルーニー)は、スウェーデンから
イタリアの村へ最後の仕事をするために訪れる。

仮の仕事はカメラマン、
本当の姿はアメリカ人のスナイパーで武器職人。



舞台はイタリアの美しい景観の、
カステル・デル.モンテ。
山の斜面にできた石段が多い古い村。

孤独で寡黙、人生に疲れ、
笑わないジョージ・クルーニー。

背中には蝶のタトゥー。

静かで淡々とした展開。
ゆっくりとした歩調で進んで行きます。

いつ誰に襲われるか分からない、
誰も信じることができない、
不安な精神状態の中の緊張感。

村の神父ベネデットと知り合い、
そして美しい娼婦クララ(ビオランテ・ブラシド)と出会い、
愛を得て人間らしさを、
取り戻したジャック(クルーニー)。



暗殺者としての仕事の引退を決め、
依頼されていた最後の仕事に…

切ないラストに、
思いがけずついほろり。

映画だけでは、
不明な所もあったので
買っていた本を読むつもりです。


暗闇の蝶 (新潮文庫)

追記、本を読みました。
感想は→こちらです。





コメント (6)
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