おとうと
2010-02-18 | 映画
吉永小百合、笑福亭鶴瓶、
蒼井優、加瀬亮、
小林稔持、石田ゆり子、
加藤治子、小日向文世等が出演。
夫を亡くし薬局を一人で営んでいる吟子を
吉永小百合が演じています。
吉永小百合、いつまでも変わらず
とてもきれいでした。
彼女の弟には笑福亭鶴瓶。
女手一つで育ててきた、
娘の小春には蒼井優という配役。
小春の結婚式の日、
今まで所在が分からなかった
弟・鉄郎(笑福亭鶴瓶)が突然、式に現れ、
大事な披露宴をぶちこわしてしまいます。
披露宴では笑福亭鶴瓶が
ちょっと引けるぐらいの熱演。
鶴瓶演じるおとうとは、
全くのダメ人間。
結婚式の披露宴のシーンでは
映画を観ている多くの人は、
笑っていましたが、
多大な迷惑、あまりの不作法、
自己管理のなさ…
笑えないです。
吉永小百合、鶴瓶の姉弟関係には、
違和感を感じます。
現代の人とは思えない、
上品なお姉さんと、弟では
話す言葉などもあまりにかけ離れているし…
小春(蒼井優)が結婚した男の人もイヤな男。
もう少し救いのある人間で、
あって欲しかったです。
つきあっていて分からなかったのか?
通天閣界付近の風景、たこ焼き屋、
「551」のお土産はアレっという感じ。
大阪を象徴しているのかな。
小日向文世、石田ゆり子の優しさ、
温かさにはほっとしました。
蒼井優と加瀬亮のコンビはいい感じ。
お姑さんはなんだか
相手にされずさびしそう。
孤独を感じました。
色々ありますがそれでもやっぱり、
ラストは涙ふくハンカチが、
手放せなかったです。