JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

12月分QSL発送しました

2021-12-04 | QSL発送情報
12月分のQSLを本日ビューロー宛発送しました。

・10/17の香川県三豊市移動の全て
・10/30の岡山県備前市移動の全て
・11/8の沖縄県浦添市移動のうち7/18MHz分
を発送しました。

しかしながら、
・上記以外の11/5~10の沖縄移動の全て
・11/13の神戸市長田区移動の全て
・11/21の徳島県鳴門市移動の全て
・11/27~28の香川県移動の全て
は送りきれず未発送となっています。

順次発送しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
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【予告】12/11~12福岡移動

2021-12-03 | 移動運用予定
以下の日程で福岡県から移動運用を行いますのでご案内します。
この予告は現時点での予定であり、変更することがあります。緊急事態宣言が出されるなどした場合は中止します。出発前に改めて最終のご案内を致しますのでよろしくお願いします。
 
 
(1)宗像市移動(JCC:4026)
 日時:12/11(土)11:00頃~13:00頃 
 場所:宗像市大島または地島からQRVの予定です。
    ※JP6SRV局との合同移動で上記いずれかからQRVします。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)福津市移動(JCC:4030)
 日時:12/12(日)09:30~11:00頃
 場所:福津市内からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)  
 
 
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。

・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめます。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
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移動耳より情報

2021-12-02 | シャック便り
[八戸-室蘭航路を年内で休止へ]
川崎近海汽船は、八戸-室蘭航路を年内で休止する方向で調整を進めていることを明らかにしました。新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込み回復が見込めないためです。

この航路は元々宮古-八戸-室蘭でしたが、復興支援として乗り入れた宮古の利用が伸びず縮小、さらにコロナが追い打ちを掛けた形です。


[桜島フェリーを4隻体制に変更か]
鹿児島市営の桜島フェリーは慢性的に続く赤字対策として2023年度から減便し現状の5隻体制から4隻に減らすことを検討していることが明らかになりました。24時間運航は継続するとのことです。

桜島フェリーは桜島が万一噴火した場合に避難船として使用することになっており、実際に桜島港以外での発着もできるようになっています。果たして4隻で住民の避難が可能なのか、たまたまドック入りで3隻しか使えないタイミングで噴火したときに避難が可能なのか検討ができているのか気がかりです。


[四国汽船「せと」が改名]
四国汽船の風戸航路に就航している「せと」が「せとII」に改名しました。同社の場合は新造船への入れ替えの際に「II」を付けるケースが多く、間もなく新しい「せと」が就航するものと思われます。

「せとII」は2003年9月就航の635t・航海速力14ノットのフェリーで、通常は徒歩乗船のできない風戸航路に就航しているため、なかなか乗ることが難しい船です。


[マリックスライン「クイーンコーラルクロス」が就航]
鹿児島-奄美-沖縄のフェリー航路を運航するマリックスラインの新造船「クイーンコーラルクロス」が11/20より就航しました。

「クイーンコーラルクロス」は「クイーンコーラル8」の置き換えとして内海造船瀬戸田で新造されたもので、約8,000t・航海速力21.0ノットのフェリーです。
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牛島・沖之島移動運用報告③

2021-12-01 | 移動運用結果報告
11/28(日)高松→土庄→沖之島→土庄→高松→三宮
今日は小豆島に渡り、沖之島から出てみます。

沖之島は小豆島の属島で、小豆島島の北西約250mにあります。土庄町の小江から町営の渡船があります。小豆島は固定局もいますし移動運用も頻繁ですが、沖之島は車では渡れないので私が行って以来7年ぶりとなります。

このように他局がなかなか行けないところって有り難いですが、沖之島ではついに架橋事業がスタートしました。対岸の小江から土庄町が架橋することになり、そうなれば絶対モービル局が来るのだろと思っています。

日生諸島の頭島・鹿久居島も架橋後に多くのモービル局が来ました(その前にこの2島で相当に稼いだのですがhi)。沖之島への移動を急いだのはこんな理由もあります。あと数年の勝負になります。


高松港7時40分発の高速船で土庄に向かいます。四国フェリーは「スーパーマリン」「オリーブマリン」の2隻の高速船を持っており、どっちも同じ性能(64t・航海速力25ノット)で揃えています。かつての「スーパーマリン」は30ノット前後の速力を誇っていましたが、経済性を優先させ速力を下げた小型の船になっています。30分から35分に所要時間が伸びてしまいましたが、大きな差はないと判断していると思われます。

この便は「オリーブマリン」です。

「オリーブマリン」にもしまちゃんが乗船しています。

もちろん出航したら社歌「われら四国フェリー」がかかります。最近は英語アナウンスも入れますから、2番くらいで終わっていた社歌が3番まで聞けるようになり有り難いです。

8時15分に土庄港到着。高松から乗ってきた船は「オリーブマリン」。奥に見えている船も「オリーブマリン」なんです。奥の方が2代目、乗ってきた方が3代目になります。2代目は予備船として在籍しており、全く同じ名前の船が2隻存在しています。どっちもツネイシクラフトの船ですので似ていますが、正面左に「ミモザのりくちゃん」が描かれている船が3代目になります。

四国フェリーはこの辺がアバウトで、最近では「第一しょうどしま丸」が同時に2隻存在していました(こちらは一時的でしたが)。


8時21分発のオリーブバス四海線で小江に向かいます。

小江までは10分少々。

この小さな看板が渡船場への入口です。

船は沖之島側にいましたので見つけてこっちに来てくれました。

3分で到着。船頭さんに帰りの船を確認。12時台は休憩のため船が出ないそうです。11時45分なら出せるとのことでこの時間で帰ることにします。


前回は船着き場でQRVしましたが、今回はフルサイズダイポールを上げますからここが使えません。候補にしている浜から出てみます。

伸縮ポールを架設する場所に苦労しましたが、何とかアンテナを張ることができました。9時20分にスタート。今日も7100kHzより上が使えず7056kHzという低いところでQRVします。

早速コールが集まります。twitterで周波数をお知らせしていますし、このあたりはワッチしている局が多いこともあってすぐにパイルになります。さらにクラスタに載せていただくとものすごいパイルです。7年誰も出ていない島ですからコールバックが分からない程です。

こうなればエリア指定するのが正解ですからエリア指定に移ります。今回は「1」「2・3・9」「4・5・6」「7・8・0」で回すことにしました。以前にも触れましたがエリア指定は1~0エリアまで10個で回す必要はありません。その時の呼ばれ具合やオープンの具合でいくつかのブロックに分けて回す方が早く順番が回ってくるので待機する局を必要以上に待たせなくてFBです。ただ1エリアは突出して局数が多いため単独にしておくのがいいと思います。

今回の4ブロック回しでも呼んでくる局はエリア指定をしない時と比べると1/4前後に制限されるのでパイルを楽に捌けます。国内ですとこの程度でも十分に混雑が緩和されるはずです。コールバックの分からない局が続くようなら迷わずブロックでのエリア指定を行うべきです。


エリア指定で2回回して10時50分です。終了時間を考えると3回り目は厳しいためここでエリア指定を解除します。それでも依然として呼ばれ続けです。

11時15分で終了。急いで片付けましょう。沖之島からは145局でした。有り難いことにずーっと呼ばれ続けでした。

渡船場に戻ると船がやってきました。

橋の話を聞いたら来年から工事が始まるそうで、完成したら船頭さんも船も引退するそうです。風情としてはこれ以上ないものですが、島の人が長年望んできた架橋が実現することになります。

帰りはバスの時間が合わずタクシーをお願いします。車の到着が遅れ、フェリーの時間ギリギリでした。運転手さんが「切符売り場で言えば待ってくれる」とのことでギリギリ乗船できました。乗ったらすぐにランプドアが上がり出航となりました。

オリーブしまちゃんのグッズとか買う時間もなく「沖之島だけ行ってきた」形で終わりました。小豆島もいい島なので皆さんもぜひ。あ、小豆島の名物は「うどん」ではなく「そうめん」ですのでそうめんを食べてあげて下さい。


どうやら乗った船は「しょうどしま丸」のようです。四国フェリーの土庄発着航路では「第一しょうどしま丸」「第二しょうどしま丸」「第五しょうどしま丸」「第七しょうどしま丸」と何も付かない「しょうどしま丸」が就航しています。・・・だから船名整理しようよ(汗)

四国フェリーは今も売店があり、うどんやお土産を売っています。その中でも異彩を放っているのがこれ。

島の渕﨑製パンのパンです。小豆島での学校給食のパンも焼いているそうで、こんなレトロなパッケージが残っています。1つ120円。左がクリームパン、右が白あんパンです。

伏見の「ササキパン」がレトロなパッケージで人気があり、京都土産として買って行く人もいるそうですが、渕﨑パンもそういった売り方をしても面白いのではないかと思います。お土産箱を作って箱に詰めたら立派なお土産になります。あるいはカフェで出してみるのも面白いでしょう。瀬戸内の海と島を眺めながらコーヒーと渕﨑のパン、いいと思いません?

バスに乗る前に「岡じま」で締めのうどんです。

帰りは高松14時15分発の高速バスです。このバスも西日本JRバスの担当です。車内では駅で買っておいたお酒を飲みながら今年リリース40周年となった大瀧詠一さんの不朽の名作「A LONG VACATION」(1981年)を聴きます。

大瀧さんはバンド「はっぴいえんど」にボーカル兼ギターで参加、その後はソロで活躍を続けていました。1980年にCBSソニー(当時)に移籍、翌年にリリースされたのが「A LONG VACATION」です。

今なおCMで起用される1曲目の「君は天然色」から始まる一連の流れは完成度の高いものです。その一方で大瀧さんは並行して担当していた松田聖子さんのアルバム「風立ちぬ」とシンクロさせるという遊びをやっています。最も分かりやすいのが9曲目の「FUN×4 」で、聖子さんの「いちご畑でつかまえて」と明らかにシンクロさせています。今考えるとものすごい遊びをやっていることになります。

松田聖子さんは1980年にデビュー、2曲目の「青い珊瑚礁」が大ヒットし山口百恵さん引退後のアイドル界で一気にトップへ登り詰めてゆきます。「青い珊瑚礁」を含め当初は作詞に三浦徳子さん、作曲に小田裕一郎さんといった当時のアイドル向けの作詞作曲を行っていた方を起用していましたが、聖子さんの才能を見抜いていた担当プロデューサーの若松宗男さんなどの意向もあって1981年途中から作詞に松本隆さんを起用します。

松本さんのつながりで「はっぴいえんど」の旧メンバーだった大瀧さんや細野晴臣さんなどが作曲を担当し、「ニューミュージックの曲を歌うアイドル」への方針転換が行われます。さらに松任谷由実さんまでもが作曲に加わり(呉田軽穂の変名でしたが)、聖子さんは錚々たるメンバーの曲を歌っていました。

若松さんの回顧では当時「予算はいくらでも付いた(=それだけ聖子さんが稼いだ)」そうです。なので錚々たる顔ぶれを起用できたのでしょう。もちろん歌唱力があったため、今で言えば48にせよ46にせよ聖子さんに勝てるボーカルは誰一人おらず、ビッグネームの作った歌を歌いこなせないでしょうね。

「A LONG VACATION」と「風立ちぬ」、2つのアルバムを聞き比べて大瀧さんという天才の遊び心を感じ取って頂ければ面白いと思います。


高松市内での渋滞に加え、3号神戸線の渋滞で新神戸トンネルにルート変更したため定刻より20分遅れの17時25分に到着。日が暮れて寒くなってきましたので帰りを急ぎましょう。


今回は2日間合わせて240局でした。ありがとうございました。

年内の瀬戸内海での離島移動はこれで終了の予定です。計画編でご紹介の通り来年は瀬戸内国際芸術祭がありますから、会期を外す形で場所を考えてゆきたいと思います。
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