JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2021-12-02 | シャック便り
[八戸-室蘭航路を年内で休止へ]
川崎近海汽船は、八戸-室蘭航路を年内で休止する方向で調整を進めていることを明らかにしました。新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込み回復が見込めないためです。

この航路は元々宮古-八戸-室蘭でしたが、復興支援として乗り入れた宮古の利用が伸びず縮小、さらにコロナが追い打ちを掛けた形です。


[桜島フェリーを4隻体制に変更か]
鹿児島市営の桜島フェリーは慢性的に続く赤字対策として2023年度から減便し現状の5隻体制から4隻に減らすことを検討していることが明らかになりました。24時間運航は継続するとのことです。

桜島フェリーは桜島が万一噴火した場合に避難船として使用することになっており、実際に桜島港以外での発着もできるようになっています。果たして4隻で住民の避難が可能なのか、たまたまドック入りで3隻しか使えないタイミングで噴火したときに避難が可能なのか検討ができているのか気がかりです。


[四国汽船「せと」が改名]
四国汽船の風戸航路に就航している「せと」が「せとII」に改名しました。同社の場合は新造船への入れ替えの際に「II」を付けるケースが多く、間もなく新しい「せと」が就航するものと思われます。

「せとII」は2003年9月就航の635t・航海速力14ノットのフェリーで、通常は徒歩乗船のできない風戸航路に就航しているため、なかなか乗ることが難しい船です。


[マリックスライン「クイーンコーラルクロス」が就航]
鹿児島-奄美-沖縄のフェリー航路を運航するマリックスラインの新造船「クイーンコーラルクロス」が11/20より就航しました。

「クイーンコーラルクロス」は「クイーンコーラル8」の置き換えとして内海造船瀬戸田で新造されたもので、約8,000t・航海速力21.0ノットのフェリーです。
コメント
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