JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

岡山県備前市(JCC 3113)移動運用報告

2021-12-26 | 移動運用結果報告
12/25(土)に岡山県備前市(JCC 3113)鴻島に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

今年の締めの移動になります。場所はどこにしようかと思いましたが、今シーズンは「カキオコ」を食べていないので日生諸島にします。4島ある日生諸島のうち鹿久居島・頭島はモービル局でも出ることができるためパス、大多府島は今年行っているので残る鴻島にしました。


始発の新快速に乗っても間に合う大生汽船の便は日生12時発です。少しのんびり気味に出てもOKですが、カキオコを食べるので早めに出ます。

播州赤穂で乗り換える電車は10時1分発の総社行き。以前は新見行きでしたが区間短縮されています。ところが「総社」がどこか分からず車掌に聞くお客がたくさんいました。日生・西大寺・東岡山・岡山・倉敷を経由し伯備線の総社行きになります。

中には「これから博多に行こうとしている」という大学生グループも。さすがの車掌さんも福山までの乗り換えは分かっていたようですがその先は分からずじまいだったようです。ちなみにこの電車に乗ると21時過ぎに博多に着くようです。


日生で下車します。風は少しありますが、日生は瀬戸内海の奥まった位置にあり山に囲まれているためそれほど強くありません。古くから漁師町として栄えたのはこの地理条件があったためとされています。これなら船の就航に問題はないでしょう。カキオコを食べに行きます。幸い待ち客はなくすぐ食べることができました。

港にあるスーパーで買い物をして船に乗りましょう。船長さん曰く「最近行き先が分からず乗ってしまうお客が続いている」とのこと。どうも観光船と間違って乗ってしまうみたいです。たしかに観光船みたいな見てくれの船ですもんね。

12時25分に鴻島到着。7人ほどが下船しました。橋の開通で頭島の乗客を失った大生汽船では鴻島が一番乗下船の多い島になっています。「鴻島」の札が入った郵便の袋を港で受け取ったのはミニスカートの女子高生でした。この子、移動場所近くにあったポストの中の袋と交換して折り返しの日生行きに引き渡していました。

この子と同じ方向に歩いてもう一つの桟橋へ。こちらはアンテナを架設しやすいので便利です。

12時45分にスタート。ノイズが高めであまり局がいないのか寂しい状態です。普段使うことのない7057kHzあたりでスタートです。

今日は呼ばれないかな、と思っていたらスタート直後から結構呼ばれます。1~5エリアが多いです。東側が海というか桟橋なので海面での反射が使えて強く聞こえるようです。一方の6エリアは鴻島が壁になるので少なめです。

初めての方も多いです。そろそろ年末年始の休みになったからでしょうか。コンスタントに呼ばれ続け有り難いです。コールバックが分からない局が出るようならエリア指定が必要ですが、今日はそれほどではないのでエリア指定はしないようにしましょう。

13時頃はまだ晴れていましたが、14時過ぎ頃から雲が多くなります。吹く風も強くはないものの冷たくなってきました。気温が低くなるこの時期、バッテリが本来の性能を出しにくくなってきます。やはり夏場より電圧の落ち方が早くなっています。リグの排熱でバッテリを暖めることができればいいのですが上手い方法があればいいですね。

15時を回ると寒さが強まってきました。防寒対策はしっかりやっていますが寒さを感じます。最後の追い込みでもかなり呼ばれて15時30分で終了です。2時間半ほどなので幸いバッテリは持ってくれました。船の出発は16時ですから急いで片付けましょう。


鴻島の待合所にこんなものが貼ってありました。

お店のない鴻島にセブンイレブンが車で売りに来るそうです。通常は旅客船のみのため小型フェリーを頼んでいるのでしょう。ちなみに笠岡諸島では船に商品を積み込んで島を回る商店があると聞いたことがあります。

帰りの船が来ました。日生に戻りましょう。


本日は120局でした。ありがとうございました。年内の移動運用はこれで終了です。新年はNYPから出てみます。来年もよろしくお願いします。
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