先日アイコムが2.4GHz帯・5.6GHz帯のリグを開発するというリリースを行いましたが、これに呼応するかのようにコメットが2.4/5.6GHz帯用のコーリニアを発売することを明らかにしました。詳細はこちら。同社がこれまで細々と売ってきた2.4GHz帯用のコーリニアを改良し5.6GHz帯でも使えるようにしています。
これらのバンドについてはガレージメーカーであるマキ電機が長年支える形でした。ところが2018年に同社社長の槇岡OM(exJH1UGF)が亡くなられてマキ電機が消滅、コスモウェーブが活動を継続しているもののごく一部の局しかQRVしないバンドになっており厳しい状態に置かれていました。
このためアイコムやコメットの突然の動きは喜ばしいことですが、なぜ今になって2.4GHzや5.6GHzなのか、なぜ1.2GHz帯を「置いてきぼり」にした形で開発を進めているのか、謎が深まります。
以前にも書きましたが、144/430のデュアルバンドFM機のうち144MHzのFMは誰も使わない状態となっており、ハンディ機に至っては144では波長が長すぎて効率のいいアンテナを使えず、正直要らない存在になっていました。全長の長いものより短いモービルホイップが売れ筋ですし、ハンディ機も小型化した現在では430/1200MHzのデュアルの方がむしろ使いやすいはずなのに全く開発がされない状態です。アイコムが例えば2.4/5.6GHz帯のコンパクトなハンディ機を出すのなら面白いかも知れませんが、高いばかりで誰も買わないような高級オールモード機だけを出すのであれば失望ですよね。
1.2GHzを含めたこれらのバンドにとっては久々の明るい話題であり、今後どうなるのか注目したいと思います。
これらのバンドについてはガレージメーカーであるマキ電機が長年支える形でした。ところが2018年に同社社長の槇岡OM(exJH1UGF)が亡くなられてマキ電機が消滅、コスモウェーブが活動を継続しているもののごく一部の局しかQRVしないバンドになっており厳しい状態に置かれていました。
このためアイコムやコメットの突然の動きは喜ばしいことですが、なぜ今になって2.4GHzや5.6GHzなのか、なぜ1.2GHz帯を「置いてきぼり」にした形で開発を進めているのか、謎が深まります。
以前にも書きましたが、144/430のデュアルバンドFM機のうち144MHzのFMは誰も使わない状態となっており、ハンディ機に至っては144では波長が長すぎて効率のいいアンテナを使えず、正直要らない存在になっていました。全長の長いものより短いモービルホイップが売れ筋ですし、ハンディ機も小型化した現在では430/1200MHzのデュアルの方がむしろ使いやすいはずなのに全く開発がされない状態です。アイコムが例えば2.4/5.6GHz帯のコンパクトなハンディ機を出すのなら面白いかも知れませんが、高いばかりで誰も買わないような高級オールモード機だけを出すのであれば失望ですよね。
1.2GHzを含めたこれらのバンドにとっては久々の明るい話題であり、今後どうなるのか注目したいと思います。